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僕と妹

こんばんわ!

ここあです!


今回の話は、二人の日常を描いたお話になります!


それではどうぞ!

僕と妹


「ふぁ〜……ん? あれ、ほむら?」


昨日の夜、ほむらと一緒に寝たはずなのだが僕の部屋には居ないみたいだ


「あれ? 居ない……どこに行ったのかな」


暫く辺りを眺めていると一つ思いついたことがある

それは、ほむらが下の部屋に居るということ


「なら下に行こうかな」


一人呟いた後に、妹の居る場所に向かったのだった


降りた先には、凄く良い匂いが漂って来て思わずよだれが垂れそうになり……


「うお! 危な!」


案の定、垂れて来そうだったよだれをギリギリのところで拭いた


結論を言うと、手で拭いたので服には付いていなかったことが幸いなのだ


それはなぜか……服によだれが付いているのを妹に見られると何でそこだけ濡れてるの? と聞かれるから


前にそれでほむらに弄られて、メンタルを散々壊してきたので気になって仕方が無い


そう思い出しながら笑ってる間に、話しかけてくる人がいる


「おはよう! お兄ちゃん。何で朝から階段で突っ立ってんの? 早く降りて来てよ」


朝の挨拶をしている妹の目は、凄く冷たい……


多分、自分が階段に立ちながら、笑っている事に違いないと思う


「お、おはよう……何でも無いよ!あとさ、朝起きたら居なかったんだけど早いね」


今の時刻は、朝六時を少し過ぎたくらいなんだが、次のほむらの言葉で吃驚することになる


「えへへ。お兄ちゃんの為に少し張り切って、朝ごはんでも作ってあげようかなって思って」


凄く久し振りな気がするから……

そう、穏やかな笑顔でほむらは言う


「ありがとう! でもかえでの家に泊まってたのは一日だけだぞ!」


そう言い返したら、ほむらは微笑しながら「そうだね。ご飯出来てるよ!」と食事を勧めたのだった


ーーーーーーーーーーーーーー


「そういえば、今日用事あるかい?」


何故そんなことを聞くのか……

という顔をしてるほむらの顔をニヤリとした目で見ている


「無いよ? 珍しいね! お兄ちゃん。何かあったの?」


勿論、それは決まっている


遊びに行くのだ!


「たまには二人でどこかに遊びに行かない?」


そう言った後に、妹の顔を見る

それは、世界が終わるような顔をしていた


「え……どうしたの? お兄ちゃん。行けるなら行きたいけど、初めてだね」


あれ? そうだっけかと思いながらも

「なら行こう!」と言って二人は準備を始めた


多分、気になっているのだろう。


ほむらは、どうにも煮え切らない表情をしていた


だが一呼吸おいた後には、言葉となっていたのだった


「どうして私と遊びに行こうと思ったの? お兄ちゃんには友達も出来たのに……」


ほむらは寂しそうな目を向けてきた……

でも僕は、すぐに言い返す


「友達が出来たからという理由で自分の大切な妹を蔑ろにして言い訳が無いだろう」


僕は決めていた……


仲の良い友達が出来ても、ほむらの事は大切にする……


その事を伝えた時、ほむらは照れくさそうに笑ったのだった

ここまで読んでくださりありがとうございました!

そしてお疲れ様です


今回は、凪とほむらの兄妹で遊びに行く準備をした話でしたね


その前の階段事件には書いてて笑いました


それでは

次の話に乞うご期待!

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