第1話(2)
施設に入ると合格した者達、つまり『ガーディアン』に配属され、選ばれた戦士。
つまり、猛者たちだ。
「ショウ。何ビビってるんだ?」
「ばか野郎,,,ビビってない。ただ、ワクワクしてるだけだ。」
トオルに言ったことは本当だ。
こいつらを倒して、上にのしり上がりたいからだ。
気になるのは、あそこにいるアンドロイドだ。
あいつ・・・何かを感じる。
ーーー説明するよ
アンドロイドとは、バイオメーターを動力源にして動いているロボット。
科学の発展により、自我を持っている。
「ガーディアン合格おめでとう」
場内アナウンスが流れた。
「今から、チームを決める。目の前のボタンをしたまえ。」
そう聞こえると、目の前にボタンが現れた。
言われた通りボタンを押した。
『5』番号が出た。
「この番号が君達のチーム番号だ。覚えておけ。」
5か。誰と一緒なんだろうか,,,
ちなみにトオルは、『14』だった。
「それでは各チームに別れ、自己紹介をしておけ。
チームには、教官がいる。その指示を確実に遂行しろ。
お前たちは、この国を守る戦士なんだからな」
アナウンスが続けて聞こえた。
「それでは、教官に任せる。
健闘祈る。」
ついに、俺がやりたかったことが実現する。
そして、俺はチーム5へ向かった。