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1回目 その4

「はひぃ、はひぃ……んもうぅ、れー君ってば張り切り過ぎだよぉ」


「ふぅ~♡ ふぅ~♡ こんなに気持ち良い肩もみ初めてぇ♡」


 ベッドに倒れ込む杏奈とふわり。色っぽい吐息を漏らしながら肩を上下させている。


 それは5分前のことであった。



◇◇◇



 ~5分前~


「それじゃ次はふわりの肩もみだ。ベッドの下に座ってくれるか」

「はーい。カチカチだから少し強めでいいよぉ」


「ふむ、かなり血流が悪くなってるな。やっぱり抱えているものが大きいから大変だろう」


「誰かさんがいっつも見てくるから大きくなっちゃった」

「それは、大分濡れ衣だな」


 背中越しに見える大巨峰の膨らみは眼福なんてもんじゃない。



「んっ……♡」

「どうだ? もう少し強い方がいいか?」


「うん、もっと、きて♡」


「な、なんか色っぽい声出してませんかふわわんったら」


 固くて血流の悪い肩には俺のテクニックが光る。


 万年肩こり持ちの母ちゃんの肩を長年攻略してきた俺のテクニックは、同い年の肩こりなど問題にならない。


「ひぁ♡ ぁ、ああんっ、んはぁ♡ これぇ、これ気持ち良いぃ♡」


 なんかスゲぇ色っぽい声を出し始めたけどやっている事は肩もみである。


「ぁ、あ、あ、あんぁ、れーじくん♡ それぇ、それもっとぉ♡ れーじくんの逞しい指が、私の弱いところ突いてるのぉ♡」

※肩もみです※



 肩甲骨の辺りも人体にとってはツボが集中している場所だ。


 ここを適度に刺激することで肩こりをほぐしながら気持ち良くできる。


 っていうかふわりのセリフがエロい。これは多分わざとだ。こういうので俺をからかうのが好きなんだよコイツ。


「はぁ、んぁあ、ぁ、あぁあ、んぁああん♡ ぁ、すごいのぉ♡ こんなの、自分じゃできないぃ♡ 他の人じゃ無理ぃ♡ れーじくんのじゃなきゃ、私の気持ち良いところに届かないのぉ♡」

※もう一度言いますが肩もみです※



 マッサージにおいて相手の芯を捉えるってのは、割とセンスが問われるテクニックだと思われる。



 親戚の集まりで肩もみを要求される従姉妹達の中で、俺が一番評判が良い。


 それは俺のテクニックが相手のツボを的確に刺激できるセンスに長けているからだと思われるからだ。



「ぁあ、あぁああ、らめぇ♡ 気持ち良くなっちゃうっ、わたし、どこかへいっちゃうぅう♡」

※くどいようですが肩もみです※



◇◇◇


「んぅ、あぁ♡ あぁ、あひぃん♡ こ、これぇ、れー君のテクニック、絶えられないよぉ♡ こんなのらめぇええ♡」


 ふわりに続いて杏奈も俺のテクに墜ちた。


 完全に脱力してしまったのでふわりの体をベッドに横たえ、今度は杏奈のマッサージに移ったわけだが、ある意味で俺の人生で一番付き合いの深い幼馴染みの体は、どこに喜びを感じるのか手に取るように分かる。


「はうぅ♡ れー君♡ れー君♡ れーくぅん♡」

※何度でも言いますが肩もみの結果です※


 本当にくどいようだが俺達がやっているのは肩もみという超健全な行為なのだ。


 杏奈はまるでエロ同人の完堕ちヒロインのように恍惚の表情を浮かべて顔を赤らめているが、エロいことは一切していないので悪しからずって奴だ。


 ◇◇◇


 そして現在。ようやく三人の息も整ってきたので王様ゲームを再開させることにした。



「「「王様れーじ君♡♡♡」」」


 なんだか三人の声に艶と色気が混じっているのは気のせいだろうか?


「王様だれぇ?」


「えーと……。あ、俺だ」


 ついに来た。絶対俺だけ王様ゲームにおいて、開始30分経過でようやく出番が回ってきた。


 っていうかまだ30分しか経ってないのか。

 もう何時間も興じているような気さえしてくるぜ。



「さて、俺が赤の場合は普通の王様ゲームみたいに命令するんだったっけな。えっと、人の指定は名前でいいのか?」


「えっとねぇ。お箸に番号が振ってあるでしょ? 赤以外は1,2,3番が振ってあるから、番号で指定してね」


「なるほど……ふーむ」


 いざ出番が回ってくると何を言おうか非常に悩ましいところだ。


  

「それじゃあ……」


 三人の顔を順番にチラ見しながら、何を命令しようか必死に思案する。


「一番の……」


 ピクンッ


 一人の女の子の肩が動く。


 目と目が合い、吐息が漏れる彼女の唇が艶めかしく開いた。


 何かを期待しているのか。あるいは何かが許される前兆なのか。


「一番が……王様に……」


 女の子の瞳は訴える。


 色気を含んだ期待に籠もった瞳で見つめ、ゆっくりと唇が開いて静かに紡いだ。

 

 言葉にならない言葉で、俺に期待している何か。


 きっと俺は無自覚で、何も分かっていないのだけど、本能的に許されている事が分かっていた気がする。


(いいよ♡)


 本能が、その言葉を捕えていた。



「王様に…おっぱい揉ませる……あ、しまった」


 思わず本音が出た。ちょっとエロいことしちゃおうぜ的な本能が口を勝手に動かしたのだ。


 つまり俺は悪くない。


 そして、俺の指定を受けた一番の箸を持った女の子が、悪戯っぽい笑みを浮かべて唇を舐めている。


「しょーがないなぁれー君は。一回だけだよぉ♡」


 なし崩し的に許されたおっぱいタッチ。


 そうして、俺達の奇妙な王様ゲームのお話しは、冒頭に戻るのである。



「はい、流石に服の上からだよ」

「お、おう」


 両腕をギュッと引き寄せて、おっぱいがとんでもなく強調される。


 こ、これが杏奈の、幼馴染み美少女のおっぱいか……。


 やばい、とんでもなく興奮している。緊張してきた……。



「ゴクリ……さ、触るぞ杏奈(あんな)……」

「うん♪ 優しくね。男の子に触らせるの初めてだから」


 目の前に大きな大きなメロンがある。幼馴染みの清楚系美少女の夢袋だ。


 フレンチブレイドと呼ばれる複雑に編み込まれた髪(三つ編みを作ってハーフアップにする奴)に結わえられたピンクのリボンがトレードマークの彼女は、クラスを越えて学園で知らぬ者はいないほどのアイドル的存在である。


 芸能界からのスカウトも頻繁にくるらしい幼馴染みのドリームバルーンを、いま正に揉みしだこうとしていた。


「ひぁん♡」


 や、柔らかい……なんて柔らかいんだ。暴力的な柔らかさに理性が飛びそうになる。


 固めのブラジャーの奥にあるたわわメロンの柔らかさに、全俺が歓喜の声を上げる。


「い、痛いのか?」

「ううん。ちょっとくすぐったいだけ。いいよ、もっとシテ♡」


 そんなカワイイ反応をされたら童貞はどうしたらいいか分からない。


「ひゅーひゅー♪ 杏奈ちゃん良い反応!」

「もっと王様喜ばせないとだよ~」


「こ、これはたまらん……なあ杏奈」

「んはぁ、はぁ、ん、なぁに?」


「サイズ、聞いていいか?」


「んんぅ、はぁ、それはぁ、命令二つ目だから、だぁめぇ♡ また次だよぉ」


「ぬぅ、よし、次の目標ができたぞ」


「んぅうう、はいっ、もう終わりっ!」


 夢の時間は短い。永遠に揉みしだいていたいマシュマロぱふぱふの時間は終わりを告げた。


「よーし、それじゃあ続きやるか」


「えへへ、張り切ってるぅ」

「エッチなこと解禁されたと思って目が血走ってますね」


「そ、そんな事はないぞ。誤解してもらっては困る」


「エッチな命令はぁ、ボーナスタイムだけにした方が良いとおもうなぁ」

「それがいいでしょうねぇ。無制限に解禁するとれーじ君そのうちヤラせろとか言い出しかねないですからね」


「誰がいうか。俺をなんだと思ってるんだ」



「視線エッチ」

「おっぱいガン見」

「パンツ覗き見男」


 幼馴染み達の評価が酷すぎる件について……。


 俺はそんな節操なしではないわい。あとおっぱいとパンツは見せびらかされている気がするんだ。


 そんなこんなで、楽しい王様ゲームは続いていくのであった。


 そして、ドキドキワクワクのヘンテコゲームが再び開催されるのは、それから3日後のことだった。



~ゲーム1回目、終了~


はい、というわけで乗りと勢いだけで書いたちょいエロ?話でした。


まだまだ続きがみたいと思ってくれた方、是非下部にある☆☆☆☆☆を★★★★★に変えてブックマークで応援よろしくお願いします。



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