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閉鎖病棟の実態

 ネタが切れてきたので自分の切り売りを始めることにしました

 さて、私は統合失調症です、せっかくなので自分だけの経験を語ろうと思います。

 と、書いて見たはいいものの並みの内容ではありきたりになります。

 そこで今回は「閉鎖病棟」についての雑感を書かせていただきます。

 まずは入院の経緯からご説明しますと、なんやかんややらかして(ごめんなさい三面記事くらいにはなったのでコレは伏せさせてください)

 そこから病院に行けと言われたわけですが……

 病院にいくと先生から「ちょっと入院しろ」という旨のことを言われました。

 もちろん入院などしたくないので「いやだ」と言ったのですが、

「拒否するなら強制入院、自分の意思で入った方がいい」と言われます。

 凄いいやだったんですけど強制だと当分出られないそうなので任意入院となりました。

 じゃあ! みんなが興味のある閉鎖病棟の中を紹介しましょう!

 閉鎖病棟というとフロアの階段に鍵がついているイメージでしょうが、実はエレベーターもあります。

 「じゃあ簡単に出歩けるの?」と思われるでしょうが、エレベーターの呼び出しボタンに鍵付きの蓋がついており、鍵を持った職員以外開けられないようになっています。

 ちなみに不当な入院を訴えられるように公衆電話が設置されて、その脇になんか権利協会みたいなところの電話番号が貼ってあります。

 もちろん電話したら出られるって訳じゃないんですけどね。

 私が入院したのは10年ほど前なのでスマホなどと言う便利な道具はなく、ノートPCに通信カードを挿して使っていました。

 現在のようにその辺のアフィブログがガンガン画像載せているような時代じゃなかったのでなんと128kbpsという驚異的な速度でもストレスフルなネット生活をなんとか送れました。

 コレについては別に精神科が特別というわけではないでしょうが……メシが不味い! というか味が超薄いです。

 一般の病院であれば入院患者は体が弱っていることが多いでしょうから配慮されているといえます。

 ところがここは精神病院です、心は病んでいても肉体的には健康そのもの、なので味が薄いのは辛かったです。

 そうそう、そんなにいるとは思えませんが閉鎖病棟に入院する羽目になったら入院前にスマホを最大のデータプランで契約してテザリングオプションをつけておかないと死ぬほど退屈なので気をつけましょう。

 スマホだけで完結できるというならテザリングは要らないんですけどね。

 私は暴れなかったので特に言われませんでしたが、一部の暴れる患者さんには医師か看護師が「保護室入れるよ!」と怒鳴っていました。

 保護室では拘束されるらしいですが私は入ったことがないので詳しくありません。

 病院なので服薬はほとんどの方がしているのですが、薬は食後等に個包装にされたものを渡されその場で飲まなければなりません。

 現代の向精神薬は非常に安全なのですがやはりため込まれると不味いのでしょうね。

 私が一番疑問だったのは持ち込めるものの基準です。

 たばこは没収されたのですが、なぜか「完全自殺マニュアル」はスルーされました、どうせ自殺できないってことなんでしょうか? あのガバガバ基準は未だに謎です。

 ちなみにPCも持ち込めますが、スマホで十分かもしれません、いい世の中だと思います。

 あ、wi-fiがあるほどサービスよくないですよ、データ容量は最大にしておくことをおすすめしますが、それでも動画を見るのは控えた方がいいかもしれません。

 就寝時間は管理されていて、夜遅くまでネットをやってて怒られたことはあります。

 すべての人がそうだとは言いませんが閉鎖病棟におられる方は多少コミュニケーションが難しい方もいます。

 PCやスマホは破壊されないように死守しましょう。金銭的な問題ではなく暇すぎて死にます……マジで。

 私はスマホ普及前に入ったので関係ありませんが、ソシャゲはダウンロードしてから入りましょう、先に言ったとおり通信可能量は貴重なのでできるだけ自宅等のwi-fiに頼るといいです。

 閉鎖病棟についてはこのくらいのことを頭に入れておけば「入れ」と言われたときに準備ができます。

 まあ、入らないに越したことはないんですけどね。

 一応、連載の形にしてPVや質問があれば続きを書こうと思いますが、この記事に需要があるんでしょうか……

 以上、精神科の入り方、でした。

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