プロローグ
初めまして、私は熾凛と申します。
今回が初投稿の作品、漆黒無光の具現端末。
まだまだ至らぬ点が目立つと思いますが、改善していけるようにがんばります!!
プロローグ
かつてこの地球に終焉と言われる大災害が襲いかかった。終焉は地球が太陽と接近し過ぎて起こった事だ。大陸は焦土と化し、海も2割程は蒸発した。人類は発達したテクノロジーで地球の軌道をずらして最悪の事態から逃れる事に成功した。
ーーーそれから何世紀も後の事である。人類は遂にテクノロジーを極め、人間の身体に翼や尾などの部位、或いは武器を生成し具現化・使用できる具現端末〈エボディメント・デバイス〉が開発されたのである。
通称Eデバイスと呼ばれている。形も様々で、銃や剣などの武器型のもの、指輪やネックレスなどの装飾品型のものがある。このデバイスは使用者が限られ、扱うには危険も伴う。危険というのは拒絶反応だ。Eデバイスは使用者への適合率、つまり適性が存在する。適性が低いとEデバイスはその者を拒絶し、電気を放ち凄まじい勢いで弾き飛ばす。逆に適合すると、使用者に合った属性が付与される。そんなEデバイスだが適合すればとても強い武器となるのは間違いない。そしてEデバイスは世の中に普及しつつある。
Eデバイス使用者は具現者〈リアライザー〉と呼ばれる。現在では外国でもちらほらと具現者養成学校が創られ、具現者の数も増えてきた。
そしてEデバイスが開発されたのと時期を同じくして出現した正体不明の存在にして敵でもある異端者〈キマイラ〉と呼ばれる異形の怪物で、その姿形は様々で、ゴブリンのように群れをなす者、天馬や竜のような強大な個体が単体で現れるといった具合で非常に危険性が高い。ちなみに正式名称こそキマイラだが、大抵の場合キメラと呼ばれる事が多い。そして具現者と共に増えてきている。
具現者養成学校はそれと戦い殲滅し得る戦力を育てる為にも存在する。入学条件はいたってシンプル。
Eデバイスに適性がある、もしくは既に具現者である事だった。
そしてまた、今期の入学式で新たな生徒が入ってくるのだった。
いかがだったでしょうか?まだプロローグなんですが違和感とか無かったでしょうか?少し不安な気分です。ここが違和感あるなって思ったらメッセージなどで指摘して頂けると幸いです。では、頑張っていきます! これからも漆黒無光の具現端末をよろしくお願いします!!