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09.初めて私は、刀を持った。



 刀なんて持ったことがなかったから、どんな感触でどれくらいの重さなのか見当もつかなくて、

でも恐らく重いんだろうなあと思って落とさないように力を込めた手でボスからDEATHBREAKERを受け取った。




あ、意外と軽いんだ。

一歩後ろに下がって刀を一度振ってみる。

腕に負担はほとんどかかっていないように思えた。




「ありがとう、ボス」


「ああ。剣技は紫月に教われ」


「は?」




 シヅキが自分を指さして素っ頓狂な声を漏らした。




「当然じゃない? 透はあなたの姿に憧れて武器が欲しいと言ったのよ? 

だったら紫月ちゃんが責任もって教えてあげなきゃ」




 微笑みながら言うアルーの目は、ボスにこれ以上負担をかけさせないでと無言のうちに語っていた。

紫月は大きなため息をついてから透を見て笑った。




「ま、世話係の延長っつーことで! 厳しくいくから着いてこいよ」


「うん!」




 こうしてシヅキ先生による剣技の特訓が始まった。

 
























I got a sword for the first time

初めて私は、刀を持った。



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