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0005 林
「藤堂真澄さん、入りましたー。」
「おはようございます!今日はよろしくお願いします。」
スタジオに入り、マイクに向け、歌う。
62録りで終わった。
最後はガッツだった。
「真澄ちゃん。次振り付けいける?」
マネージャーがおずおずたずねてきた。
「いけます!」
ダンスルームにいくと、一人がダンスしていた。
「だれよ!あの新人!断ってないじゃない!」
真澄は近づいた。
男性が、止まった。
弾くオレンジ髪を揺らしながら、マネージャーの隣をすり抜けた。
「新人の栗太林くんよ。勝手に踊ってることが多くて…。」
マネージャーがおずおず答えた。




