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0003 1.2.3カメ
「はい!3カメ意識して!」
キラ!
「つぎ、ぶれないように1カメに表情!」
キラ!
「そのまま手降りながら1カメ!」
キラ!
「し、死ぬ………。」
「この子体力無さすぎだーー!」
本番当日。
「ううううううわわわわ。とにかく落ち着け!一回目のキラ!は3カメ!次は1カメでここの降りは2カメ!」
藤堂真澄はガチガチにビビってた。
「真澄ちゃん。行ける?」
「本番入ります!」
真澄は楽屋を出て、舞台まで無言で歩いた。
右横から真澄が登場した。
辺りはしんと静まり返った。
「こんにちはー、こんばんはー、藤堂真澄です!頑張ります!」
「はーーーー!」
何と振り付けばっちり、サインもばっちりなら歌だけか190度違う。
しかし、すごかった。
結構激しいリズムに多すぎるキメポーズ。感覚は図書室にいるような簡素なドレスだがそれが、たかだかにネットをかけめくり、どっかのopだったこの曲はop(というかpv)と歌手が全部違うという伝説の公演になり、自身(真澄)もちょいヲタクなわけで、驚異のダウンロード数を誇った。
わずか3日でダウンロード数一位をはたした。
「ちょっと待って!真澄ちゃん!」
「あの、道では事務所的にNQなので。」
「可愛い………。」
「失礼します!」
走って学校行った。




