105.
【書籍化のお知らせ】電撃文庫より5月に発売決定!
いつも本作をお読みいただき、本当にありがとうございます!
皆様からの温かい応援のおかげで、この度、本作の書籍化が決定いたしました!
レーベルはなんと【電撃文庫】様になります!
発売時期は【5月】を予定しております。
また、書籍化に伴いまして、タイトルが以下のように新しく変わります。
◆新タイトル
『異世界帰りの最強魔術師、現実世界でも無双する。 ~唯一魔法が使える俺、なぜか英雄扱されて困ってます~』
そして、本作のイラストを担当してくださるのは「ようづき」先生です!
気になる表紙やキャラクターデザインなどの素敵なイラストは、また後日改めて公開させていただきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!
もしよろしければ、ご予約いただけますと作者としてこれ以上ないほど励みになります……!(紙の本は予約数が今後の展開に大きく関わってきますので、ぜひ皆様のお力をお貸しください!)
ここまで物語を書き続けることができたのも、ひとえにいつもポイントや感想で応援してくださる読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
もちろんWEB版の更新も引き続き頑張っていきますので、これからも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします!
「ぐすっ、ぐすっ……」
「あたしは、こんなのに負けたのね……」
「ほんま、おかしなお方やな……」
床で体育座りをしてガチ凹みする俺を見て、氷漬けの上松と贄川が哀れむような目を向けてきた。敵にまで同情される始末である。
そんな俺を放置して、咲耶が一歩前へと進み出た。
「あなたたち、妖術総監部関西支部からの命令で動いてるのよね?」
「……せや」
贄川が不承不承といった様子で頷く。
「そう。実はね、関東支部の総監部の連中は、みんな『シェイプシフター』……つまり妖魔にすり替わっていたのよ」
「なっ!?」
咲耶の衝撃的な告白に、上松と贄川が同時に目を見開いた。
「あの、モノマネ妖魔のシェイプシフターが!?」
「ええ」
咲耶が静かに頷くと、横から玉姫が腕を組んで鋭い視線を射抜いた。
「君たちに命令を下したその上層部……それは、本当に『本人』だったのかい?」
「それは……っ」
そう言われると、二人はすっかり自信を無くして口ごもってしまった。
無理もない。シェイプシフターは姿形だけでなく記憶すらも模倣する。普通の人間はおろか、妖術使いであっても、人外かそうでないかの見分けなど簡単にはつかないのだ。
「……お兄ちゃん」
咲耶が、部屋の隅でいじけている俺に声をかけてきた。
「なんすか……」
「お兄ちゃんなら、人外とそうじゃないの、見分けられるよね?」
「そんな馬鹿な……いくらなんでも、見た目じゃ絶対にわからないはずよ!」
上松が信じられないというように叫ぶ。
俺は膝を抱えたまま、自嘲気味に鼻で笑った。
「へっ……わかりますよ。そりゃね。ぼくはバケモノですから……」
「なにそんな傷ついてるのよ……」
完全に卑屈なモードに入った俺に、咲耶が呆れ顔でツッコミを入れる。
「だいたい、君はそんな繊細な心持ってないだろう」
「だーりん! 落ち込まないでー!」
玉姫からの容赦ない追撃を受けつつ、俺は唯一優しく慰めてくれるももかにすがりつき、もうしばらくいじけ続けるのだった。
【書籍化のお知らせ】電撃文庫より5月に発売決定!
いつも本作をお読みいただき、本当にありがとうございます!
皆様からの温かい応援のおかげで、この度、本作の書籍化が決定いたしました!
レーベルはなんと【電撃文庫】様になります!
発売時期は【5月】を予定しております。
また、書籍化に伴いまして、タイトルが以下のように新しく変わります。
◆新タイトル
『異世界帰りの最強魔術師、現実世界でも無双する。 ~唯一魔法が使える俺、なぜか英雄扱されて困ってます~』
そして、本作のイラストを担当してくださるのは「ようづき」先生です!
気になる表紙やキャラクターデザインなどの素敵なイラストは、また後日改めて公開させていただきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!
もしよろしければ、ご予約いただけますと作者としてこれ以上ないほど励みになります……!(紙の本は予約数が今後の展開に大きく関わってきますので、ぜひ皆様のお力をお貸しください!)
ここまで物語を書き続けることができたのも、ひとえにいつもポイントや感想で応援してくださる読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
もちろんWEB版の更新も引き続き頑張っていきますので、これからも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします!




