表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界帰りの最強魔術師、現実世界でも無双する。 ~唯一魔法が使える俺、なぜか英雄扱されて困ってます~【26年5月発売】  作者: 茨木野


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

102/106

102.

「とにかく、情報共有しよう」


 玉姫が表情を引き締め、真剣な顔つきで提案してきた。

 俺は思わず視線を泳がせながら、生返事をする。


「ああ」

「一体何が起きてるんだ?」


 玉姫が問う。

 俺は彼女の顔から下へと視線が滑り落ちそうになるのを必死にこらえ、チラチラと見てはすぐ明後日の方向を向いた。


「俺たちは、総監部の妖刀使いに襲撃されたんだ」

「咲耶は!? あの子は大丈夫なのか!?」


 咲耶の身を案じ、玉姫が一歩身を乗り出してくる。

 俺はチラ、チラ、チラッと視線を激しく上下させながら答えた。


「大丈夫だ。俺が助けた」

「さっきから、なんだよ。チラチラと」


 さすがに不自然な態度に気づいたらしい。

 玉姫が胡乱な目を向けてくる。俺は頭を掻きながら、事実を告げることにした。


「いや、そのさ。お前、全裸なんだよ」

「は……?」


 玉姫が間抜けな声を漏らし、自分の体を見下ろす。

 無理もない。胎児にまで退行してから元のサイズに急成長したのだから、着ていた服はすっぽりと抜け落ちているのだ。

 己の状況を理解した玉姫の顔が、ボンッ! と音を立てるほどの勢いで真っ赤に染まった。


「いやぁぁぁあああああああああっ!」


 バサァッ! と玉姫は両手で胸と股間を隠し、膝から崩れ落ちるようにその場にしゃがみ込んで悲鳴を上げた。

 そして、隣で平然としているもう一人の少女をギロリと睨みつける。


「ももか! お前も当然全裸じゃないか! なんで言わないのよぉ!」


 涙目で抗議する玉姫に対し、ももかはキョトンと小首を傾げた。

 身を隠すそぶりすらないため、豊満な胸がぷるんと無防備に揺れる。


「だから? ダーリンになら、見られてもいいし」


 恥じらいなど微塵もない、堂々とした宣言だった。

 俺はやれやれと肩をすくめ、やり場のない視線を天井へと逃がすのだった。

【おしらせ】

※2/25(水)


新作、投稿しました!


ぜひ応援していただけますとうれしいです!

URLを貼っておきます!

よろしくお願いいたします!


『その暗君、実は世界最高の魔法服職人~乙女ゲームの悪逆継母に転生しましたが、推し(義理の息子)が尊すぎるので最強の防具(こども服)を夢中で縫い上げてたら、いつの間にか最強国家が爆誕してた~』


https://ncode.syosetu.com/n4039lv/


広告下↓のリンクから飛べます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 皆、若いなー。  ある程度の年齢と体格になった女性は……胸と股はあまり隠さない。 視線を遮ろうと覆い隠すのは……腹だ!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ