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異世界帰りの最強魔術師、現実世界でも無双する。 ~唯一魔法が使える俺、なぜか英雄扱されて困ってます~【26年5月発売】  作者: 茨木野


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100/106

100.

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。

 恐怖と絶望に心をへし折られたみつるは、白目を剥き、糸が切れた人形のように膝から崩れ落ちた。

 完全に意識を失い、床の上でピクピクと痙攣している。


 シュォォォォ……。


 すると、彼女の体から不気味な音を立てて、ドス黒いモヤのようなものが這い出してきた。

 意思を持っているかのように蠢くそれは、間違いなく『災禍さいか』から与えられたという力の残滓だ。


 俺は逃げ出そうとするそれを、素手で無造作にガシッと掴み取った。


『ほう。これは……強い念じゃな』


 脳内で魔王が、興味深そうに声を上げる。


「念?」

『うむ。強すぎる思い、あるいは濃密な負のエネルギーの塊じゃ。それがこの女に、理外の力を与えておったのじゃろう』


 魔王の解説を聞きながら、俺は手の中の黒いモヤを見つめる。


「ふぅん……」


 俺が観察していると、そいつは新たな宿主を見つけた寄生虫のように、俺の腕へとまとわりついてきた。


 ズズズゥゥゥ……ッ。


 皮膚を透過し、血管から魂の奥底へと侵入しようとする邪悪な呪いの力。

 俺の肉体と精神を乗っ取ろうと、ドス黒いエネルギーが入り込んできた――次の瞬間だった。


 パァァァァァンッ!!


 破裂音が響き渡り、腕に絡みついていた黒いモヤが跡形もなく吹き飛んだ。


『カカッ! 自ら消滅しおったわ!』

「あーあ、弾けちゃったよ」


 俺は空っぽになった手のひらを見つめ、呆れたようにため息をつく。


 俺の異常なまでの呪い耐性と、桁外れの魔力量。

 それが、侵入してきた災禍の力を「微小なホコリ」程度と判定し、自動防衛機能によって完全に消し飛ばしてしまったのだ。

 乗っ取るどころか、傷一つ、チクりとした痛みすら残せていない。


「せっかくどんな構造になってるか、調べようと思ったんだけどなー」


 俺はパンパンと手を払い、無様に倒れ伏すみつるを見下ろすのだった。

【※読者の皆様へ、《超・重大発表》】


ここで皆様に、最大級に嬉しいご報告があります。


なんと、本作の――

【書籍化】が決定いたしました!!


まだ連載して間もないですが、

皆様の熱い応援のおかげで、異例のスピードでこのような機会をいただくことができました。

本当に、本当にありがとうございます!


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100話到達&書籍化おめでとうございます!(*^^*)
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