第2章第6節:未踏の地平 VI(ハイテンションギャグアニメ風)
(トウマが仲間たちのいる方向へ駆け戻ると、激しい銃声が響き渡る。通路の先にはマリアとケイが敵に応戦している姿が見える。)
トウマ: 「おいおいおい!銃声のボリュームすごくね!?これ完全に映画のクライマックスって感じだろ!」
ケイ(隠れながら叫ぶ): 「お前、余裕っぽく見えてるけど助けてよ!こっちは生きるか死ぬかなんだよ!」
(トウマ、通路の壁に滑り込みながら状況を確認。)
トウマ: 「何が起きた!簡潔に、分かりやすく、3行で!」
マリア(撃ちながら): 「敵の奇襲!仲間負傷!囲まれてる!」
トウマ(指を鳴らして): 「完璧!了解!さて、この地獄をどう切り抜けるか考えようか!」
(トウマ、横たわる3人を見て顔をしかめる。)
トウマ: 「やべぇ、状況、悪すぎない?もうこれ、『ゲームオーバー』の字幕が出るやつじゃん!」
ケイ: 「だよな!ついでに『リトライしますか?』とか聞かれるやつ!」
(マリアが目を細めて冷静に反論。)
マリア: 「でも、リトライはないのよ。私たちは現実を生きてるの。」
(トウマ、天を仰ぎながら大げさに叫ぶ。)
トウマ: 「マリアさん、急に哲学的な話するのやめて!?テンションついていけない!」
(敵は無数の警備ロボット。カプセル型のフォルムに中央の銃座が付いたシンプルなデザイン。)
ケイ: 「これさ、敵のデザイン、やる気なさすぎじゃね!?もうちょい凝ろうよ!」
ハル(苦しげに): 「それ言ってる場合じゃないって……!」
トウマ: 「いや、待て。もしかして、この見た目で油断を誘う戦術か?敵の心理戦術にやられてる!?」
マリア(深呼吸して): 「落ち着け。突破するしか道はない。」
(トウマ、ふと目を細めて閃き顔になる。)
トウマ: 「よし、作戦決定!アイラとハルを抱えて奥の部屋へ移動!俺はその間、なんとかする!」
(ケイとマリアが驚いて振り向く。)
ケイ: 「なんとかって、お前一人でどうにかなるのかよ!?」
トウマ(ニヤリと笑って): 「俺を誰だと思ってるんだよ?トウマ様だぜ!」
(マリアとケイ、仕方なく指示に従い、負傷者を抱えて奥の部屋へ向かう。トウマはその場に留まり、絶命した隊員の体から動力炉を引き抜く。)
トウマ: 「すまないな……ちょっと借りるぞ。」
(動力炉を操作し始めるトウマ。汗が額を伝う中、冷静に手を動かす。)
トウマ: 「この動力炉……カタログスペック以上にいいじゃん!やっぱ高性能!」
(最後の操作を終えた瞬間、炉が不気味な振動を始める。)
トウマ: 「うおおおお、これ絶対やばいやつ!タイムリミットスタートって感じだな!」
(トウマ、動力炉を敵陣に投げ捨て、全力で奥の部屋へダッシュ!その瞬間、動力炉が暴走し、閃光と爆風が部屋全体を包む。)
ナレーション: 「そして、トウマの大胆な作戦は見事に成功……したのか!?次回、『勝利の代償』でその結末が明らかに!」
(画面下に『つづく!』と大きく表示され、BGMがフェードアウト。)