第2章第5節:未踏の地平 V(ハイテンションギャグアニメ風)
(舞台は暗い通路。トウマが慎重に歩いている。背景からは不気味な機械音が響く。)
トウマ: 「うわー、この空気ヤバいな。怖さ100%、湿度120%、俺の汗300%ってとこだな。」
(薄暗い通路を進むと、一つの扉が目に入る。突然扉がギギギギと音を立てて開く。)
トウマ: 「おいおいおい、自動ドアかよ!でもこれ、完全に『入ったら死にます』って書いてあるタイプのやつだろ!」
(慎重に部屋の中へ足を踏み入れると、中央に巨大なポッドが鎮座している。)
トウマ: 「何これ?デカっ!未来型カプセルホテルかよ。いや、もっと悪趣味なやつか?」
(ポッドを覗き込むと、中に人型の機械知性が収まっている。)
トウマ(後ずさりして): 「おおっと!?ビジター現る!?いやいや、俺、戦闘準備してなかったけど!?」
(しかし、機械知性は微動だにしない。トウマ、首をかしげながら再びポッドに近づく。)
トウマ: 「ちょっと待てよ、これ……寝てる?もしかして、充電中?」
(恐る恐る観察を続けると、機械知性の頭部が開いており、中が空っぽであることに気づく。)
トウマ: 「脳ミソ入ってねぇ!?お前、何が入るべきスペースなんだよ!」
(機械知性をポッドから引きずり出し、床に横たえる。)
トウマ: 「よしよし、手術ごっこスタートだ!さて、この黒ピカ金属、どこで買ったんだろ?」
(外殻に触れてみると、妙に滑らかな光沢を放つ。トウマがニヤリと笑う。)
トウマ: 「これ、絶対高いやつだ!てか、マジでどこ製なんだよ。」
(胸部の動力炉を調べていると、突然、部屋の隅から音が響く。)
トウマ: 「来た来た来たぁぁ!待ってましたぁ!敵が登場するお約束タイム!」
(反射的にトリガーを引き、弾丸が部屋に響き渡る。背景に派手な爆発エフェクトが入る。)
トウマ: 「よーし、俺のターン!ついでにこれもドロー!」
(敵の新型機械知性が現れるが、トウマの攻撃を浴びて倒れる。)
トウマ: 「ナイスショット!でも、どうせこの後、やらかしポイント来るんだよな?」
(倒れた機械の背中が崩れ、中からレーダードームのような装置が現れる。しかし、中身を見てトウマの顔が凍りつく。)
トウマ: 「うそだろ……これ、脳ミソじゃん!?マジで人間のやつ!?」
(カメラがトウマの顔にズームイン。表情が一気に真剣になる。)
トウマ: 「いや、落ち着け……落ち着け俺!ここはギャグアニメの世界だけど、これは笑えないぞ!」
(突然、背景が稲妻に包まれる。トウマの目が輝き始める。)
トウマ: 「ハッハッハ!そうか、そういうことか!これだ!これしかねぇ!」
(歪んだ笑みを浮かべ、拳を握りしめるトウマ。その後ろでBGMがアップテンポになる。)
ナレーション: 「果たしてトウマの発想とは何なのか!?次回、『脳ミソと未来の選択』で明らかに!」
(画面下に『つづく!』と大きく表示され、エンディングテーマが流れる。)