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第2章第3節:未踏の地平 III(ハイテンションギャグアニメ風)

(舞台は廃墟のビル街。夕日が差し込み、長い影が地面を這う。陽動部隊がそれぞれの持ち場につくが、早速バタバタした雰囲気。)


 ジョージ: 「おいおいおい!高いビルだらけじゃねぇか!ここなら迫撃砲の発射地点バレないだろ!頼むから焦らず動けよ!」


(ケイとハルが瓦礫の中から顔を出す。)


 ケイ: 「いやいやいや、焦るなって言われても、これ無理じゃね?瓦礫多すぎて足場悪すぎんだろ!」


 ハル: 「わかるー!あと、この瓦礫、やたらピカピカしてて目立つんだけど?」


 ジョージ(こめかみを押さえながら): 「だからって、そこに座ってサボるなぁ!」


(リョウが高所から双眼鏡で見下ろす。)


 リョウ: 「おい、ケイとハル!お前らの偽装、雑すぎだろ!こっからでもバレバレだぞ!」


 ケイ: 「いやいや、俺たちなりに頑張ったの!むしろ見えるほうがカッコよくね?」


 ハル: 「ほら、目立つほうが陽動っぽいじゃん?」


(ジョージ、再びこめかみを押さえ、首を振る。)


 ジョージ: 「もういい……時間だ。作戦開始!」


(迫撃砲が発射され、高い弧を描いて飛んでいく。数秒後、遠くで爆発音が響き渡る。)


 ジョージ: 「弾着確認!諸元そのまま!リョウ、状況報告!」


 リョウ: 「命中だ。ただ、敵の注意引きすぎたかもな……あ、もう気づかれた!」


(すぐ近くに砲弾が落ちて爆発!瓦礫が飛び散る中、リョウが冷静に双眼鏡を下ろす。)


 リョウ: 「予定通り発見された。」


 ジョージ(ため息をついて): 「よし、撤退開始!全員散開しろ!」


(陽動部隊が一斉に建物の影に隠れ、散らばって逃げ始める。瓦礫の隙間から追撃の砲弾が次々に飛んでくる。)


 ケイ(瓦礫を飛び越えながら): 「おい、これ逃げ切れるのかよ!俺らアニメの主人公じゃないんだぞ!」


 ハル(後ろを振り返りながら): 「むしろ今、めっちゃ主人公してる感あるけど!?爆発カットすごくね!?」


(背景にドーンと爆発。二人ともギリギリで逃げる。)


 一方その頃


(トウマたち、敵拠点の前に到着。歩哨の機械知性(オートマトン)が陽動に釣られて移動するのを確認。)


 トウマ: 「来たな。」


(全員が緊張する中、トウマがゆっくりと扉を睨む。)


 トウマ: 「扉が開いている……罠かもしれないな。」


 マリア: 「いやいや、これ絶対罠でしょ!無防備すぎて逆に怖いんだけど!」


 ケイ: 「そもそも、こんな開けっぱとかセキュリティ甘すぎじゃね?俺でももうちょいマシな鍵かけるわ!」


(トウマ、じっと考え込むが、突然顔を上げる。)


 トウマ: 「いや、機械知性(オートマトン)が人間を警戒する理由なんてない!これはチャンスだ!」


(全員ズッコケる音。)


 ハル: 「いやいやいや、それ無警戒な敵を信用しすぎじゃね?信じていいのか?」


 トウマ(鋭い目で): 「俺が行く。全員、ここで周辺警戒しろ。」


(トウマが前に進む。ひんやりした風が吹く中、彼は慎重に扉を開けて中を覗く。)


 マリア: 「どう?なんか見える?」


 トウマ: 「地下スロープだ……」


(全員が顔を見合わせる。緊張感漂う中、ケイが軽口を叩く。)


 ケイ: 「地下?何それ、絶対ヤバいやつじゃん!」


 ハル: 「わかる!ホラー映画で絶対死ぬやつ!」


(トウマが深呼吸して振り返る。)


 トウマ: 「突入するぞ!全員準備しろ!」


(アップテンポなBGMが流れ、全員が走り出す。次回予告的なナレーションが響く。)


 ナレーション: 「果たしてトウマたちは無事に帰還できるのか!?次回、『地下の謎』で会いましょう!」


(画面下に『つづく!』と大きく表示され、BGMがフェードアウト。)





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