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動物園にて
日々のちょっとしたつぶやきです。
とある動物園に『リキ』さんというマサイ族の、もとい、マサイキリンのボスがいた。
とってもサービス精神を持ってるキリンで、
「リキさーん」
と私が呼ぶと駆け足でこちらへ寄って来てくれてた。
ただし、他のキリンの名前(メス2頭くらい居たんだけど名前を忘れた。)の名前を呼んでも駆け足で寄って来るのはリキさんだけ。
ドヤ顔で。
そのリキさんだが柵の外側の木の葉をつまみ食いするのが趣味(?)で、3段になってる柵の棒の1番上と中間の間から器用に首を伸ばしては、ペロリ、パクリと葉っぱを咥え柵の内側でもぐもぐ、また首を外側に首を出し…を繰り返していのだが、ある時目測を誤り1番上の柵の棒に頭を激しくぶつけ辺りにゴーーーンという音を鳴り響かせてしまった。
私もびっくりして、
「リキさん、大丈夫?痛かったでしょ?よしよし。痛いの痛いの遠いお山に飛んでいけ~」
などと話しかけるも、返事してくれるわけもなく、なんか微妙な表情をしたリキさんを見守るしかなかった私がいた。
遠いお山に飛んで行った「痛いの」は誰かに当たったりするんだろうか?
またね。




