2012年 12月24日
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十二月二十四日。
雫と付き合ってから、約半年が過ぎた。
それからの僕は充実していた。
雫がいてくれたお陰で。
今日はクリスマスイブということで…
雫が僕ともう一人親友を呼んで、雫の家でクリスマスパーティーを開くことになった。
僕は、クリスマスプレゼントを買い、雫の家に向かうことにした。
「あれは………?」
雫の親友が信号沿いにいた。
親友の名前は、佐藤 由井
「由井ー!」
僕は信号の向こう側にいた由井を呼んだ。
「ぁ、湊君!今からそっちに行くねー!」
由井は、こっちに向かって走ってきた。
その時、事件は起きた。
横断歩道を由井が走っていると、横から大型トラックが見えた。
信号が赤なのに、止まる気配が無かった。
「危ないっ!」
僕が叫んだ時には、もう遅かった。
バンッ!
大きな音がして、由井は大型トラックに跳ねられた。
「由井っ!」
僕はすぐに由井に近寄った。
だが既に、由井は死んでいた。
「ぁ……ぁぁ…あぁー!」
時間がたち……
僕は病院に雫を呼んだ。
「うぅ………」
普段は、明るい雫が珍しく泣いていた。
それはそうだろう。
僕も経験した親友が死んだのだから。
僕はショックをうけた。
再び知り合いが死んだことを。
だが一番ショックをうけたのは、雫だろう。
「雫……」
僕はそっと呼び掛けた。
「ごめん…、今は何も話したくないの……」
由井をひいたトラックは、現在も逃走中。
僕の親友を殺した通り魔も逃走中だ。
何故、こんなに不幸が重なるのかわからない。
その夜、雫はずっと泣いていた。
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