表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/25

2013年 3月17日(前半)

感想、ポイントお待ちしていますっ♪


三月十七日。

最近何故か視線を感じる。

ここ一ヶ月、同じ様な視線を感じていたが、特に気にしてはいなかった。


しかし、一ヶ月続くとなると、僕も流石に気味が悪くなった。


「おはよう、湊」


この視線は、雫ではない。

雫の視線はもっと暖かい。


「おはよう。最近、雫さ……変な視線を感じてない?」


「え?全然」


どうやら、僕に対しての視線らしい。

イジメとかでは、ないといいのだが…。



学校に着き、下駄箱を開ける。

すると、一通の手紙が入っていた。


「?」


以前にもこんなことがあった気がする。


「…そうか、バレンタインデーの時の…」


すっかり忘れていた。

僕は、とりあえず手紙を見てみることにした。


「今日の夜7時に

富士峰公園まで

来てください。

大事な大事な話があります。

From 竜ヶ崎蓮華」


この前と同じ、竜ヶ崎蓮華という差出人。

確か、大財閥の1人娘だとか。

そんなお嬢様が僕に何の話があるのかわからなかった。


とりあえず帰ったら行くことにした。



家に帰ると、家の中はしんとしていた。

母親が一人うつむいている。


「ど…どうしたの?」


母親は何も喋らない。

だが、僕に手紙を差し出してきた。


会社の倒産のことが書かれていた。


父親の会社はどうやら倒産したらしく、父親は家から夜逃げしたらしい。


「…う…うぅ…」


泣きじゃくる母親に、僕は何も声をかけられず、とりあえず約束の富士峰公園に行くことにした。



3月17日 前半 Fin~



もう一つの小説…

【バカと遊園地のドタバタ一日】も

よろしくお願いします♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ