第71話 札遊び①
お待たせ致しましたー
お休みと言うことと、片方でも『手』が戻ったのもあり。
『あそび』と言うものをすることになりました。
紙の札をバラバラに並べ……そろえていくと言うあそびだそうです。
「いいかい? 翠羽。こっちの数字と、こっちの数字は同じだけど色は違う。こう言うのも同じ札と思っていい」
『……絵柄が少し違っても?』
「そう。同じと思っていいよ」
なので、国綱さんは札の数字を床側にして……裏側はすべて同じ模様の札を、混ぜていきます。
どこに何の数字が書かれているのか、さっぱりになりました。
『……この中から、同じ数字を二枚。いくつか組み合わせて?』
「手元にどれだけ多く、集めていくので勝敗を決めるんだ」
『……興味深いです』
見えない状態ですのに、そこから選んではそろえていく……実に興味深いです。
これは……国綱さんと、同じ時間を共有する素晴らしい時間となるかもしれません!! 今日はお休みなのですから!!
「……じゃ、はじめよう。先攻……最初は翠羽からでいいよ」
『……いいんですか?』
「僕はやり方を知ってるからね? 遠慮はいいよ?」
『……わかりました』
ですが、この時はお互いに知りませんでした。
私の能力と言うものが……どれだけすごいものかを。
国綱さん自身の蘇芳を使用することになるだなんて……予想していませんでした。
次回はまた明日〜




