表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/205

第57話 堪能出来た

お待たせ致しましたー

 プルプル、ツヤツヤを……たくさん触れました。


 嬉しいことです。


 今日もたくさん頑張りましたし。まだご飯は食べられませんが……『ご褒美』と言うことでしょうか?


 嬉しいことです。


 戻ったのは、右足に左手と腕。


 おかしな箇所ですが、むーちゃんさんは私を怖いと思ってくださいません。



『……満足?』


『はい!』



 足に触れていただけた時より、ずっともっと嬉しいです。


 触る……と言うことは、もしや。


 国綱(くつな)さんにも……触れるのでしょうか?



『? どうか、した?』



 むーちゃんさんに、一度聞くべきかもしれません。



『むーちゃんさん、ひとつお聞きしたいことが』


『うん?』


『手が戻ったのであれば……国綱さんに触っても?』


『……良いと思う』



 やはり、良いのですね!


 もちろん、国綱さんご本人のご許可もいただいてからですが。


 いつも、すり抜けてもなでなでしていただけるのです!!


 お返しが、したいんです!!



『……翠羽(みはね)。国綱、好き?』


『……好き? です?』



 むーちゃんさんは何を私に聞きたいのでしょうか?


 ふるふると身体を横に振りました。



『……いずれ、わかる』


『はい?』


『……とりあえず。ご飯作ろう』


『! 私もお手伝い出来れば!!』


『……利き手、そっち?』


『どうでしょう?』



 使いやすい手かどうか、まだたしかめていないので。


 けど……何もないよりいいでしょうか?

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ