表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
191/205

第191話 友達との時間①

お待たせ致しましたー


翠羽(みはね)ちゃん、ボーリングうまーい!!」



 藍羅(あいら)さんと遊びに来た場所は、国綱(くつな)さんとも遊びに来たレジャー施設です。最初は軽く身体を動かそうとここに来たわけで……。次は、カラオケに行くための、彼女からの提案によると準備運動だそうです。



「……そんなほどでは?」



 国綱さんのストライク連続などに比べたら、全然大したことはありません。今もスペアを取っただけです。



「いやいや、二本や三本しか倒せない私とかより全然!」


「……なるほど?」


「上手な人いるの?」


「え……っと、保護者が」



 恋人と言うのは恥ずかしいですし、国綱さんは実際私の後見人さんでもあるので間違ってはいないです。


 ただ、藍羅さんは私の顔を見てニヤリと笑いましたが。



「ははーん? 彼氏でもあるの?」


「……バレますか?」


「そーんな可愛い照れ顔見せられちゃったらねぇ?」


「……藍羅さんは?」


「いないいない。モテないもん。翠羽ちゃんみたいに綺麗で可愛くないし」


「……凄くかわいらしいのに?」


「そう? ありがとうー」



 私が触ってみたいと思うくらいの、愛くるしい獣耳や尻尾は魅力的ですのに……男性は見る目がないのでしょうか? それか、私の感性がずれているからでしょうか?


 とりあえず、ボーリングはワンゲームで終わらせた後にカラオケに行きましたが……藍羅さんの聴き惚れそうな美声に私の耳は溶けてしまいそうになりました。



「シンガーを目指されては!?」


「え? そこまで? 採点でも九十点って割とザラにあるよ?」


「いえいえ、謙遜なさらずとも!」



 私なんか、点数はともかく音程だけでしかまともにできないくらいの力量ですし。


 友人としては、もったいないと思いました!


次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ