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第171話 後は

お待たせ致しましたー

 消えて……しまいました。


 あの男も、屍鬼(しき)も、男性体も。


 残ったのは、倒壊した私の学校の校舎ですが……危機は、無事に去ったようです。


 国綱(くつな)さんと気配は探りましたが、もう私達を脅やかす存在は何処にもいませんでした。


 被害は、決して小さいモノではありませんが……最悪の結果にならずに済んでよかったです。


 だからこそ、私は白虎さんの上で祈りの姿勢を取りました。



【……昇れ】



 あの屍鬼に、喰われてしまった……おそらく、先生達の魂。


 迷う前に、天上世界に届けましょう。


 私が少し前になっていたような、浮遊霊にはならないように。


 空へ空へ。


 昇っていく様が、私の呼びかけに応じてくれたのが……青い光となり、空へ上がっていきました。


 かなりの数が上がった後は、もうなにも反応がありませんでした。



「国綱さーん、翠羽(みはね)さーん!」



 下から声が聞こえてきました。そちらを見ると、透明人間のスーツ姿の存在……乃亜(のあ)さんでした。来てくださったのでしょう。


 国綱さんは、白虎さんに命じて彼の方へと移動することになりました。

次回はまた明日〜

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