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第146話 胸騒ぎ

お待たせ致しましたー

 胸騒ぎ……と言うものがします。


 時蟲(ときむし)が教えてくれたのかもしれません。起きたら、身体のあちこちにぞわぞわした寒気を感じました。風邪とかではなく、嫌な気配を感じたものです。


 すぐに着替えて、国綱(くつな)さんのお部屋に向かいますと、国綱さんもちょうど出てくるところでした。



「……感じた?」


「……はい」



 お互いに感じ取っていたのでしょう。


 乃亜(のあ)さんとのお約束はありますが、何でも屋としてはこの胸騒ぎを無視するわけにはいきません。まずは、場所を特定しようと動こうとした時です。国綱さんのスマホから着信の音が聞こえてきました。


 国綱さんに画面を見させていただくと、相手は乃亜さんでした。



『我々も向かっていますが、翠羽(みはね)さんの学校が危ない状況になっています!』



 警告が、既にそれで済まない状況になっていると言うこと。つまりは……事態が急変してしまったのでしょう。乃亜さんからの短い指示を受け、私と国綱さんは頷き合いました。



「行こう」


「はい!」



 同級生、先生など……心配な方々はたくさんいますが。


 どうか……無事にいてくださいと願ってしまうのは。無謀だと思っても、せずにはいられませんでした。

次回はまた明日〜

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