表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金銀STILLWORK  作者: 3秒前の金時豆
2/9

第一話 ハイメロとジャッチメン

カン!!カン!!カン!!カン!!

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ

漆黒と不気味に赤く照らす三日月と星空満天の夜空に響く、鉄の鐘と警報音



ここハイメロウドルフ帝国は、ワイン作りと鉄、貴金属、爆薬作りの盛んな国

バーマッカ大陸で二番目に大きい帝国である。

そんなハイメロ帝国に今宵世界に、響き寄せる波が絶とうとしていた。


「盗賊だーーーーーー!!予告通り、奴が現れたぞーーーー!!」

ハイメロ城の外まで響き渡る帝国兵の声

それに続き、あわたたしく帝国兵に命令する軍団長

「よいか!!情報だと奴は特にすばやい!!並の常人よりずば抜けた技を出しとても迂闊はできない!!」

「しかし、奴を捕らえた者には金貨4000は出そう!!そしてもし、奴を討ち取った者にはハイメロ特殊部隊に昇格と英雄賞が貰える。」、「今宵、ハイメロ帝国軍の力をジャッチメンにみせようぞ!!」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ジャッチメン

この世界の大盗賊団一家の頭

ジャッチャー盗賊団、サコン砂漠地方のいたるとこに隠れ家があり、構成人2万人とゆう大盗賊団である。

主に20代~30後半が多く、血の気の多い構成人である。

しかし、いつも窃盗するときは

ほとんど行動は、ジャッチメンが一人で全てこなし

構成人は単なる駒だそうだ。

ジャッチメンいわく、仕事の時は絶対狙った宝は必ず奪い必ず死者は出さない主義らしい。

服装は黒く忍びの様な格好をし、顔には鋼の仮面をしていて素顔は誰も見たことがない。

年齢は不明だが声はなかなかのダンディーらしい。

そして、ジャッチメンには最も恐ろしい武器を持っているそうだ!!


ハイメロ帝国城の宝庫室前

そばかすに軟弱な帝国兵

「なぁー、よ~、本当にジャッチメンの奴予告通り現れたぜ~」

アゴヒゲ中年帝国兵

「ビビんな、情報だと奴は一人じゃないか。奴一人何ができるんだ?このハイメロ帝国軍はバーマッカで一番の勢力があり世界で最も爆薬が多い帝国だ。そんな恐ろしい武器持っていようが何だろうか、所詮奴はただのアリ」


「でもよ~、奴の絶対は絶対なんだろう?今度だってもしかしたら~」

ボフ!! 殴る音

「バカタレ、そんな弱気でどうする。そんなんじゃこの部屋に眠っている゛金の斧゛が奪われちゃうぞ。」

「やっぱりこいつを奪いにくるのかな~?」

「鼻水垂れとるぞ。」 「あっ」


ハイメロ城三階通路

忍びながら華麗に斬り裂いていく音 スザザザザザザザザザ

帝国軍が紙一重で侵入10分でジャッチメンによる奇怪な匠の技でほぼ全滅

「案ずるな、峰うちでござる」

ジャッチメン

「これがあのバーマッカ大陸一二の最強軍とは、笑わせる。」

ヴォン!! 宝庫室まで瞬間移動する音


宝庫室


「手薄だな、こうも簡単侵入できるとは。」

宝庫室の中は、ハイメロ帝国の財宝や美術品が眠っており総額700億マインズが保管されている。

そんな宝庫室の奥の方には、一つだけ頑丈に保管された財宝があった。

そう、それこそがあの伝説の邪悪な武器


「おとぎ話だと、ずっと思っていたがまさか本当に実在してたとはな。金の斧が」

一振りすれば、戦 二振りすれば、大災害 三つ振りたしこの世の終わり

まさに、神の武器

「金の斧、頂戴したり」

?

「まぁ~、まてよ~」

謎の若い男性の声



「何奴!?」

サッ!! 警戒するジャッチメン

それは、天井裏からの影が部屋に落ちてきた

なんとその正体は!?

「これはこれは、誰かと思えば、かの有名なハイメロ帝国の王子、ウィンバード王子ではありませんか。」


ウィンバード王子

ハイメロウドルフ帝国の第一王子、身長177センチ 血液型B型 18歳

全身体中、入れ墨をしており王子とは思えない格好をしている。

そして、見かけ髪型はハリセンボンのようなツンツンで黒髪にいたるところに、ピアスしている。

しかも、この王子も並の常人とはずば抜けた肉体をもちハイメロ帝国軍将軍である。

ジャッチメン

「王子様まで保管されてたとは、この帝国もいかに心配性とみた」

ウィンバード

「ククク、俺は問題児だからよ~、どっかの盗人違っておとなしんだわ~」

「勝負しようぜ~俺に勝ったら、その金の斧アンタにやるよ」


「いいのか?もらっても、好きに使っちゃうぞ」


「まだ勝ってね~だろ!!」


ドォ~ン ドォ~ン ザンッザッ シュルルルル!!

二人が宝庫室で奇怪な技すばやく切り裂く音

ウィンバードのによる火薬を使いながらの攻撃

それを華麗にさばいて自慢のメリケンサックルで斬り殴りにいくジャッチメン

この戦闘が15分はたった時、二人はまだ無傷であった

「王子がここまでやるとは、意外ですね。」

「さすが、噂通りのジャッチメン、まったく俺の技がきかねえ。こいつ本当に人間かぁ?」

睨み合いながら、宝庫室の中は金や宝石がバラ舞い上がっていた。

その時、宝庫室の戸から帝国兵の二人の声が、

「いったい何の音だ!!誰かそこにいるのか!?」

「ままま・・まさか本当にジャッチメンが侵入したんじゃ!?」

戦闘が静まる二人、ジャッチメンが去ろうとしていた。

ウィンバードは怒鳴りながら

「てめぇ!!何勝ってにバックレようとしてんだよ!!勝負はまだ・・・」

「すでに着いている」

ジャッチメンが突き刺す様に言った

「最初の間合いで5回、次の間合いで12回、そして最後の間合いで28回も王子の心臓を刺せた。よってこの決着始めから着いていた。全く勝負になりませんでしたよ。 でも常人にしてはなかなかの戦闘、おそらくもっと技を磨けばさらに強くなるでしょう。しかし、今のあなたの力では拙者には指一つも触れれませんね。」

ウィンバードはその言葉を聞き呆然と立っていた。そして怒りに上がったウィンバードが攻撃をしようとした瞬間、ジャッチメンがウィンバードにこう言った。

「あともうひとつ、そこにある"金の斧"は、全くの偽物です。本物の"金の斧"はこうも簡単に、たかだか鎖何重して、あの邪悪な力をおさまる訳がないでしょう。先程触れれ時にきずきました、これはただの金ででき た斧です。」

ウィンバードは何一つ言い返せなかった。

「王子、また機会があればまた手合わせしましょう。その時まで、もっと強くなってて下さいね。」

と言いながら、ジャッチメンは再び暗闇の中に消えてった。

ガチャガチャ、ガチャ~ 宝庫室の戸が開き、そばかすで軟弱な帝国兵と中年帝国兵が入ってきた。

「いっ!!・・・・ウィ・・ウィンバード王子何故ここに!?」

ウィンバードは怒りながら中年帝国兵の胸ぐらを掴んだ。 ガッ!!

「俺がここにいて悪いか!!えぇ~!?」

中年帝国兵は振り飛ばされ金貨の山に落ちた。

そしてウィンバードは彼らに、こう言った。

「オヤジに伝えろ!!兵を300借りるとな。俺も"金の斧"を探したくなった。」


こうして、漆黒の満天の星空に起きたハイメロウドルフ帝国の斧事件は終わった。同時にまた世界を再び闇による時代が始まろうとしていた。

次回から主人公が出てきます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ