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replica 〜レープリカ〜  作者: ザウルス
プロローグ
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プロローグ

replicaは音楽記号で繰り返しという意味ですが、この小説では、繰り返し戻るという意味ど で使っています。

時間についてどう思うだろうか。


時間は絶対に過ぎていく。ではなぜ、時の間と書くのだろうか。時間に間なんてない。


いったい誰が決めつけたのだろうか。なぜ、1日を24時間と決めたのだろうか。分や秒、細かい単位までもだ。


もし、時間というものがなかったら人間は死ぬことはないではないだろうか。永遠に年をとらないかもしれない。


だが、もしかしたら世界そのものがないかもしれない。時間というのは矛盾だらけだ。


時間についてには昔から語られている。


Time is money 時は金なり。


誰もが一度は聞いたことがある言葉。恐らく多くの人が勘違いしているだろう。


時は金なり。現代社会だと時間のある限り稼げ、または金の時代。時間は金で買うなどだろう。


だが、実際は全然ちがう。


時は人間が消費する中で最も重要で価値があるもの。だそうだ。


他にも


歳月人を待たず。

歳月は人を変える。


説明するまでもない。


なぜ、こんな話をしているのだろうか。


俺は、時間についてこれまで深く考えなかった。


いつものように学校に行き、授業を受け、クラスメイトと話し、学食で昼飯を食べ、家に帰ってテレビ見る。そして寝る。


これの繰り返しだった。彼女がいるわけでもなく、外でも遊ぶわけでもない。どちらかというと家にいるのが好きだった。


時は気まぐれ。そのうちなんとかなる理論で生きてきた。


だが、それがどんなに間違っていたのかを知る時が来た。


親友と呼べるものがいなかったのだ。学年だと俺は割と面白おかしい系で、人気者だった。クラスメイトと話すことはあるが一言で終わることが多かった。


唯一、友達と呼べた幼馴染も海外へ。


俺は孤独だった。


だけど、周囲に迷惑をかけないように、笑ってすごしていた。


たまに、鏡で見る自分が自分でない気がした。


癖っ毛のある黒色の髪型、身長は割と高い方、運動も得意、だが帰宅部。


たが、自分はこんなんじゃない。部屋に閉じこもって孤独に耐えながら1日を過ごし、恐怖に怯え何もできない。ただのダメ人間。


気づけばもうすぐ高校二年生になる。気付くのには遅すぎたのだ。


青春はまだこれからだと思うだろう。


だが、俺は自分勝手な思考で乗り遅れてしまったのだ。みんなが電車に乗り、しばらく経っていた時に俺はやっと切符が買えたようなものだ。


その切符も、みんなは新幹線。俺は蒸気機関車だ。追いつくことなんて絶対にない。


約束されていた運命(じょうしゃけん)を俺は買わなかっ……いや、捨てたのだ。


みんなはこの調子でゴールれつくだろう。


だが、俺は時代遅れの装備をし、整備不良、脱線、燃料切れを繰り返す。


運命というのはこれほどまでに皮肉なのだろうか。


みんなが、みんな、広大な砂漠を旅をし目標へ向けて向けていく中……


俺は、運命というのは小さな手のひらで這いずり回っていたにすぎない。


みんながどんどん遠くへ行き、ついに見えなくなってしまった。


俺は、本当に1人になってしまった。


いっその事自殺しようかなと思った。だが、いざとなると怖い。


生半可な気持ちで死を考えるなんて、どう思うのだろうか。俺は、一人ぼっちだからという理由で死のうと思ったのだ。いじめられていたわけでもない。


また、自分勝手な思考だった。


よく考えれば、まだ一年はある。


例え追いつかなくてもいい、もう1人になるのは嫌なんだ。


だから俺は、始まりに戻ることにした。



















実は第一候補にリピートと名付けたかったんですが、なんと、書籍化していた本で見つけてしまったので墜落。レープリカよ。リピートよりいいやすくてよかったのに。

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