女王陛下?
「「え……僕/私!?」」
僕とそっくりな奴がいた。
「え?ドッペルゲンガー?」
「あ!はくら様!」
どうやらこの人がはくら様らしい。
「えっと……え?あ……とにかく!双子ってどういうこと?」
はくら様もすっごい動揺している。
「双子は双子ですよ?」
「は?」
「Oh……どうどう」
えー、今の状況を説明しまーす。
しずくさんは答えになっていない答えを言う。
そんではくら様……様つけんのメンドイな。
どうせ双子だし、はくらでいっか。
で、はくらが詳しく説明しろとしずくさんに詰め寄っています。
……てかまじでそっくりだな。
ここでは珍しい白い、僕より長い、腰まである髪をハーフツインにくくり、ダイヤのような輝く目、桜色の唇は美しい比率で小さな顔に収まっている。
雪のような色をした腕は、髪と同じ白いドレスからすらりと伸びている。
「はぁはぁ、分かりました、」
はくらを見ていたら決着がついたみたいだ。
「分かったならさっさと説明!」
「はーい。あのですね、ズバリ言えばあなたたちは王女と農民の間に生まれたんです」
「「はぁ」」
「で、まぁいろいろあって離れ離れになったというかんじです」
「「へぇー」」
色々の部分も知りたかったけど、まぁおよそ理解はできた。
てか、一つ気になったことがあるんだけど……。
「しずくさんって、何歳?」
「あ!それ私も思ったー!」
横からはくらが凄い「私も」アピールしてくるが一旦置いといて。
「え?わ、ワタシハエイエンノハタチデスヨー。アハハ」
……嘘だな。
「そうなんだ!じゃぁしずくは私たちより六つ上だね!」
「オネェサンデスヨー」
てか何ではくらは騙されてんだよ。
「……あれ?しずくさん、この前お酒飲めないって」
「あー!!わー!!ソトキレー!!」
メイドさんらしき人の声を遮ってしずくさんが外の感想を言った。
思ってたんだけど、しずくさんって嘘下手くそやなー。
するとドタドタ音がして執事らしき人が駆け込んできた。
「はぐら様の親と名乗るものが宮殿に来ています!」
「通してちょうだい」
そう言ったのは、しずくさんでも僕でもはくらでもなく……。
「お母様!?」
はくらの母親、つまり女王陛下だ。
「は!ただいま!」
そう言い執事らしき人は二秒で連れてきた。
早っ!
「申し訳ございません!女王陛下!うちの息子が!」
入ってきたと同時に僕のお父さんは頭を下げた。
しかし、女王陛下の口から放たれたのは誰も予想しない言葉だった。
「いいのよぉー♡うちの家来が間違えただけだしぃ♡」




