羞恥orゲーム
これくらい短くてもいいのかな?と思いつつ短め
俺は指示された通り、理解、社会、そして英語と順に解いていった。
しして、すべて終わる頃には9時半を回っていた。
普通に考えて夜も遅いし、ゲームは残念だがまた次回に諦めてもらった方がいいだろう。
その時にでもコントローラーも買い足しておけばいい。
「もう、夜も遅いですし、お開きにしましょうか」
俺はペンを置いて立ち上がる。軽く伸びをしながら、花宮へ進言した。
「う~ん、私はまだ大丈夫だよ? 私も一人暮らししてるし」
そういう問題ではない。
帰りに関しては俺が送って行けばいい。だから夜道に女の子一人という状況は避けられる。
問題は別だ。
先週のあれだ。11時頃から始まる、例の夢遊病。
あれがあるから、こっちは心配なのだ。
本人がいくら大丈夫だと言っても、あれを正面から受けるのは身が持たないのだ。
それに先週は雨も降っていて、ほとんど選択肢がなかったため、結果的に男である俺の家に泊めることになった。
不可抗力とはいえ、罪悪感がないと言えばウソになる。
花宮のためにも、ここは断ってしまった方がいいだろう。
立ち上がっている俺に、花宮は座り続けながら不満そうな表情を向けてくる。
「……わかりました。でも、10時頃には終わりますよ」
気付けば俺は、ため息を吐きつつも許可を出していた。
心と体が噛み合わないまま行動してしまったことに、自分でも少し驚く。しかし口にしてしまった以上、今さら引っ込めるわけにもいかない。
それでも30分ほど。妥協できるのはそこまでだ。
これ以上譲歩すれば、俺の精神的負担はともかく、花宮の羞恥の方が大きくなる。それくらい想像にかたくない。
そんな俺の内心など知る由もなく、花宮は「うん」と屈託のない笑みで頷いた。
羞恥or遊戯 で韻でも踏もうかと考えたけどやめた




