第2議題 主人公の使う武器
作者は、○やぶさの剣とかの先制攻撃が出来る系統の武器を、ゲームなどではよく使います。
ただ、決して最強ではないですよねぇ。
とある大学のとあるサークル。
そこでは、今日も、熱い意義論が行われている。
今日のテーマは、異世界に行ったゲームやラノベの主人公が使う最強の武器についてだ。
れ「主人公の使う武器は聖剣。それが最強だ」
高木玲奈は王道たる聖剣を推す。
ゲームでも、基本的にバランスで言えば最強な事が多い武器だ。
し「分かってないわね。火力があれば全てを制することが出来るのよ。つまり。攻撃威力以外を全て捨てた、バッドステータスまで着いている妖刀。コレが最強ね」
中村静香は少しネックな妖刀を選択、
呪いの装備は、使うモノによって好き嫌いが大きく分かれる。
あ「ふっ。呪いは良いけど、やはり吸血剣。相手を傷つけつつ自分は回復できるのは理想」
小川明美は安全作名体力を吸収できる剣。
初心者や体力が半分以上削られてしまうことを嫌がる人などは、この武器を選択することも多いだろう。
れ「わざわざバッドステータスを自分から付けるとは愚かだな。呪われた装備などあり得ない。やはり、全てにおいて優秀な聖剣が1番だ」
し「はぁ?安定を選ぶなんて、何も楽しくないじゃない。それこそ、体力回復なんて攻撃力は低いことが多いんだから、戦闘時間が長くなるでしょ?ちまちましてて時間の無駄よ」
あ「分かってない。相手から奪えるという優越感が大事。しかも、聖剣なんて吸血剣より安定して無くて、選択が微妙すぎる」
お互いに意見をけなし合った。
そして、
れ・し・あ「「「むぅぅぅ!!!!!」」」
にらみ合う。
お互い1歩も譲る気は無いようだ。
そして、
れ・し・あ「「「大原君はどう思う?」」」
唯一の男性、大原桂馬に降られた。
大原は困ったような顔をしつつも、
け「ぶ、武器?武器はよく分からないけど………やぱり、最強なのはお金じゃないか?」
れ・し・あ「「「…………げ、現金チートだと!??」」」