内容のまとめと補足
次の回の補足回です。話は進みません。
登場人物
中島健一(現ゾーイック)
主人公。趣味がアニメと一般の目からスポーツと認めてくれなさそうなスポーツを趣味とする高校生。身長は158cm。なぜか過去に見ていたアニメの『アリアントクライシス外伝 ガンヒルド』に登場するクズ役ゾーイック・フェミニテーションとして目を覚ます。『アリアントクライシス』のことをアニメでも深く考えて見ていたわけでもないので知識はファンの中に入るとしたらにわかの部類。
ゾーイック・フェミニテーション
『アリアントクライシス外伝 ガンヒルド』に登場するクズ役。18才。健一は彼として活動を始める。健一がゾーイックはガンヒルドを一人ぼっちにしたことを皮切りに絶望することになったと思っているが実はもっと下衆な考えの下でガンヒルドを絶望させたかったかもしれないとファンは考えている。
ガンヒルド・クルバフ
『アリアントクライシス』で非情な敵として登場した非情の悪役。外伝では主人公として登場。外伝時17才。魔術と戦闘技能の両方の素質を持つとても稀有な存在。まっすぐだがやや実力主義な一面がある。
ゴードリ・サイケンデル
上記の二人や他の軍隊志望の生徒たちを育てている教師。39歳。身長は190cm以上あり体格も良い。
ゾーイックの担任の先生
ゾーイックの進路相談に応えようとするが彼の荒唐無稽な進路希望に何も言えなくなった。
ゾーイックの母親
ゾーイックには夫の経営している会社の次期社長になってほしいと思っているが本人がならないと決めたため今は諦めたようだ。
用語
魔力持ち…魔術を使う素質(魔力)が該当しない者より圧倒的に優れており、それによって魔力が続く限り様々な特殊な現象を起こせる『魔術』をより強力に、より多く、より長く使うことができる。
この素質を持つ者は稀有な存在で偶然でしか生まれない。
魔術は力の弱いものや少ないものなら誰でも使用可能。
例
拘束…他者を一定時間動けなく、あるいは行動を著しく低下させる魔術。
しかし全身を、また数秒以上行動不能にさせることは魔力持ちでないとできない
技能持ち…同じく偶然でしか生まれない稀有な存在。魔術とは違い主に戦闘時などの一定の条件下で何かしら自身の身体に作用する。
性能においては玉石混交で基本一つしか持たない。
例
打開…身体へのダメージ以外の身体能力や精神にマイナスな状態が発生した時に正常状態に戻し更に身体能力が一時上昇する。
しかしあくまで稀有なのは先天的にこれらを有している人であって後天的に何かしらの影響で獲得する場合があり、これやここ数十年での科学の進歩、遺伝する可能性の低さ、その他の理由で特殊能力持ちによる選民思想の発生がない歴史が続いている
施設
ランデル学園
ゾーイックやガンヒルドが通っている学校。しかしまだ一度も名前は出ていない。勉学とは別に就職に繋がる職業訓練ができるとても変わった学校だがそれは授業のスピードが早いからであり生徒が勉強に追いつけなくなるので教師はフォローとしての底上げや補講に結構苦労している。
ゾーイックの担任もその一人。
冒険者組合
一度健一がゾーイックとして決めた進路。健一曰く、すごく稼げる可能性のある自由勤務のアルバイト。組合に届く依頼を受けて報酬を貰う仕事。毎年一定の依頼をこなせば定年退職時に年金が支給されるようになるが大変であり腕に自身があったり探索、探検を中心にしている者以外は仕事が別に見つかればだいたいそっちに人は行く。
冒険者組合と言う名前はケンイチが今いる時代より昔からあったもので今は文明が進みかつてのような依頼はめったに無い