3 能力確認
わかりにくい文があったら書き直しますので感想のところにでも書いてください。
忙しくて見直しとか適当にしかしてないんで、よかったら誤字など教えてください
ミーンミンミーン
セミの鳴く音で目を覚ました……大きな白い壁で囲まれた不思議な森の中にいた。そして目の前には一人の大学生くらいの女の人がいた。それもとびきりの美人だった。そしてどこか神秘的な雰囲気がしていた
人のことを美人って言ってくれるのは嬉しいけどなんで勇者として召喚されるタイミングで送ったのにここにいるのかなぁ?」
そしてどこか怒っていそうな雰囲気がしていた。ついでにイザナミと同じ声がした
「そりゃついさっきわざわざ不審に思われないように転移のタイミングを合わせるのに苦労してたのに……」
なるほど……つまり彼女が言いたいのはわざわざ下等生物である人間のために努力したのにそれを無駄にされて起こっていると言うことだな?
「ちょっ!?そこまで言ってないよね!?しかも人間のことを下等生物だなんて思ってないよ!?
……そんなことよりもさっきログを確認したけど1200くらいのmpじゃここには来れない筈なんだけどなぁ」
どうやら普通は来れないような場所らしい
「当たり前でしょ……どうやったら消費mp1200で神界に来れるの?」
いやいや俺に聞かれても困るんだけど
「うーんそれもそうかぁ……でもどうしようもう一回召喚しちゃうとまた勇者スキルを手に入れちゃうからなぁ」
召喚されて勇者スキルを手に入れたところで弱いスキルしか手に入らないからそんな意味ないんだよなぁ。
それにまたあそこに召喚されるとちょっと困るんだけどな
「あーそういえば称号を隠すの忘れてたね。ドジっ娘系男の娘でも目指すのかな?」
あーそうゆうのいいんでやめてもらっていいっすか?
「まぁ別にさっきあげたスキルに比べたら他のスキルってゴミみたいなものだし別に召喚してもいいかぁ」
召喚するならさっき召喚されたところ以外がいいんだけど
「さっきの状況を確認したけどあそこに召喚はできないよねぇ……いっそのこと召喚された場所の真上くらいに前世の貴方が作った空中要塞があるけどそこに行く?」
な……何というご都合主義なのだろう……なぜが召喚された場所の真上にある空中要塞はあるし召喚されたらもう一つ勇者スキルを貰えるとは……答えはもちろんイエスだ
「おっけーじゃあいってらっしゃーい」
そのまま俺は光に飲み込まれていった。
目が覚めた。目の前には大きな建物があり、そしてその前には噴水みたいなものがあった。
『<勇者スキル:システム>を取得しました。
<勇者スキル:システム>と<勇者スキル:創造>を融合し、
<権限スキル:クリエイティブ>を取得しました』
そして新しい勇者スキルが手に入って他の勇者から奪ったスキルと融合して権限スキルっていうのになった。
とりあえず鑑定
『絶対鑑定・権限スキルと権限スキル:クリエイティブ』
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権限スキル
権限スキルとは神でも持っている者が少ないスキル。創造神スキルの下位互換。最高神が持っていればいい程度
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権限スキル:クリエイティブ
権限スキルの中でも一番強い権限。mpやhpが絶対に減らなくなり、また年を20歳から取らなくなる(お酒が飲めなくなったら困るからね)。そして、未来から過去 材料から完成品まで幅広いものを無から創り出せる。(アニメやゲームに登場する物も創れる)また品質も選べる。アニメやゲームをもとに作られた場合はその素材の特性をコピーする
このスキルは常に起動し続け、絶対に消えない。仮に消滅しても魂からこのスキルは復元される。
使用方法
「クリエイティブスクリーンオープン」
特性:不老不死
:ソウルバウンド
:消滅無効
品質:<スクラップ><粗悪品><普通><それなりのもの><高品質><下級神><中級神><高級神><最高神><創造神>
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………………すごいものだった。未来までってもとは、宇宙船みたいなものも作れるってことか?それに不老不死ってことは死にたくても死ねないってことだよね?まぁ多分自分から死にたいなんて思っても結局怖くなってなってやめるだろうけど。まぁこのスキルは消えないみたいだし安心だけど、そんなことよりもここは空中要塞らしいけど空にいるってことなんだよな……(主人公は高所恐怖症)とりあえずどのくらいの高さなんだろう?
『地上から9144メートル地点に浮遊してますよ?』
うおおい、いきなり話しかけてこないでくれ
『それは申し訳ございません。ただナオさんが確認しに行くときっと足がすくんで落ちてしまうと思いますが?簡単に言うと一般的な飛行機が飛んでる高度から落ちていくのが心配だったので今声をかけました』
まじでここそんな高いところなの?
『はい』
まじか……早く地上へ行きたい……
『あぁそういえばシステムと創造のスキルが融合される前にシステムは複製したのでどんな効果か鑑定しませんか。』
そんなことってできるのか……
『絶対鑑定:勇者スキル・システム』
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勇者スキル:システム
システムの寵愛を得ることができる。また……administratorに情報がブロックされました。
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ん?ブロック?このブロックって解除できないのか?
<administratorのブロックを解除しますか?yes/no>
目の前に、コマンドプロンプトのような画面に文字が書かれたものが出てきた。多分これが、システムなんだろうけど、とりあえずyesで。
<システムが、administratorの情報ブロックの解除を開始。
成功確率は0,3%
失敗しました。
システムが、スキル複製を使用し魅了を109個複製しました。
魅了がlv10x100になりました。
システムが、スキル複製を使用し気配察知を107個複製しました。
気配察知がlv10x100になりました。
システムが、気配察知を使用しadministratorの場所の特定に成功しました
システムが、魅了をadministratorに使用しました。
成功確率は73,4%
成功しました。
システムが、administrator権限を雲村ナオへ譲渡を試みましたが、
神格が無いため譲渡できませんでした。
システムが、administrator権限の一部譲渡を試みました。
成功しました。adminスキル:コマンドを手に入れました。
システムが、スキル:コマンドとスキル:システムの融合の許可を求めています。
承認しますか? yes/no>
うわぁ、システムさんまじパネェっす。しかもブロックの解除って言ったのにadministratorからスキル奪ってるじゃん。まぁ|管理者《administrator》とかいうやつからシステムさんが勝手に奪ったスキルだからな。まぁyesで
<スキル融合の許可を確認
adminスキル:システムコマンドへの融合を開始
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
adminスキル:システムコマンドを取得しました
システムコマンドの説明を表示しますか?>
yes
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adminスキル
adminsスキルとは創造神スキルの更に上のスキル。このスキルはたとえ、創造神の鑑定でも見ることができないスキル。この世界に人間では一人しか持っていない。それ以外には世界の管理者しか持っていない。
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adminスキル:システムコマンド
コマンドを打つことで様々な現象を起こせる。起こせる現象はシステムに聞けば大体教えてくれる
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じゃあこのスキルはゲームの運営みたいなことができるスキルなのかな?何処かのアニメみたいに、
「はっ伝説級の武器をコマンド一つで召喚か……」
とか言ってみたい
でもその役割はこの世界ではクリエイティブのスキルなのかな?
『そんなことよりも、実際に使って確かめたらどうです?』
まぁそれもそうだな。じゃあ、
「クリエイティブスクリーンオープン」
そう言うと、半透明な水色をしたスクリーンが出てきた。そこには、
検索[ ]
武器類
道具類
衣服類
機械類
乗り物類
兵器類
追加
と書かれていた。追加は作りたいものがなかったときはこれで追加しろってことらしい
とりあえず武器類をタップする。
武器類
検索[ ]
→近接武器
→弓
→銃
追加
とりあえず銃で
検索[ ]
アサルトライフル
サブマシンガン
スナイパーライフル
ボルトアクションライフル
ショットガン
ライトマシンガン
ヘビーマシンガン
ハンドガン
追加
結構ゲームでハンドガン縛りとかしてるしハンドガンで
検索[ ]
グルック
追加
あれ?銃の名前が一つしか表示されてないな。でもこの追加ボタンで増やせるのかな?ひとまずこのオーストラリア軍が使ってそうな拳銃のパチモンみたいな名前の銃を出してみよう
グルック(1発装填済み)
〈創造〉
マガジン
弾丸 装弾数▶10,▷17,▷19,▷33
9x19mm
〈創造〉
あぁ、ちゃんとマガジンも選べるんだね。▶が選択中で▷が選択可能みたいな感じかな?まぁ大きいマガジンがあっても持ち運びし難いし10発でやろう
《グルックをジェネレートします》
《10発入りマガジンをジェネレートします》
という電子音声と共に青い光を発しながらグルックとマガジンが出てきた。
早速グロックの中にマガジンをいれセーフティを外しそこで初めて何を撃つか決めてなかったことに気づいた。
そこで、クリエイティブスクリーンに追加で魔物を作れるようにした。
やり方は簡単
追加をタップして
名前
内容
作成
とあったので名前のところに、魔物と入れ、内容は、様々な魔物を召喚できる。と書けばできる気がする。
そして作成をポチッと。
《魔物を作れるようになりました。》
おぉ、やっぱり出来た。
じゃあ早速、魔物をタップして
ゴブリン系
コボルト系
オーク系
オーガ系
詳しく見る
となっていたので、ゴブリン系をタップする。
ゴブリン系
ゴブリン
ゴブリン剣士
ゴブリン騎士
ゴブリン弓士
ゴブリン魔法使い
ゴブリンヒーラー
ゴブリン将軍
ゴブリンキング
追加
はえーすっごい。ゴブリンにも種類って結構あるんだねぇ。とりあえず、ゴブリンが強くて死にました。
じゃあダサいからね……あれ?今って俺死なないんだっけ。でも実際に攻撃を受けて試すわけにも行かないから、後で試そう。とりあえず、普通のゴブリンを召喚してみよう。
ゴブリン
召喚数 [ ]
召喚場所[ ]
召喚
ほうほう。同時に召喚する数と召喚される場所を設定できるのか
じゃあ、
ゴブリン
召喚数 [1]
召喚場所[前方に30メートル離れた位置]
召喚
という感じにした。というわけで、グロックを構えて召喚の文字をタップする。その後直ぐに文字をタップした腕も銃を持つのに使う。そして青い光が出たと同時に撃つ。
パンッ……パンッ……
右腕と右肺に当たりゴブリンは死んでいった。血は赤だった……
<グルックのレベルが1上がりました>
危なかった……反動で両手で持ってたのに落としそうになった……
まぁ地球の銃はこの世界でも有効だということがわかった。そして、アイアンサイトはものすごく見づらかった。で、何より武器にもレベルがあるらしい。
ちょいと鑑定してみようか。
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グルック 耐久29998/30000
レベル2
称号
空世界の武器
スキル
・自動手入れ(熟練度Ⅰ)
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生物とは全然ステータスが違うんだね。でこの空世界の武器っていう称号。と自動手入れっていうスキルがあるみたい。空世界ってことは宇宙みたいな感じかな。自分のスキルを使えば宇宙に出られるのかな?
あっそうだ死なないか試さないと心配だよね。まぁ治らなくても痛くない程度の傷にしよう。
複製さん適当にナイフでもクリエイティブで出してもらってもいいですか?
『わかりました』
《ペティーナイフをジェネレートしました。》
あっ普通に複製さんってスキルを使えるんだ……
『いえ、頼まれたときか、許可をもらった時しか使えないようです。』
そうなんだ。それと常に許可出しとくんで危なくなったら助けてもらってもいいですか?
『わかりました。そんなことよりも作り出したものって手に取るまで宙に浮いているみたいですね』
え?あぁそういえばペティーナイフ作ったはいいけど会話に気を取られて忘れてた……。確かに宙に浮いたまま止まってるわ。さっき銃作ったときは直ぐに手に持ったから気づかなかったんだよね
まぁ、とりあえず、早速試そうか……幸い包丁を研ぐときに指なんて切りまくってるから怖くはない……。
結果
刃物が触れた感覚はあったけど、痛みはなかった。切ったはずのところは赤い線のような見た目になっているけど血が出るようなことはなかった。
その切ったところも5秒もすれば、元通りの肌に治った。多分能力に嘘はないんだろう。
首を切るなんていう勇気はないから、もし首を切られたら能力を信じるしかないよね。
ま、ちょっとの傷なら問題ないってことが分かっただけマシぐらいに考えておこう……
次回へ続く
前世の主人公の記憶を持って転生したと勘違いしてる敵でも出そうかな?
いやぁでもこれはラスボス的立ち位置にするべきかな、いっそのこと魔王を前世の主人公にしようかな?
適当に時間跳躍をしてきたって設定でも付け加えて……
あとがきに書く内容じゃないような気がする
付け加えて、完結の目処は立っていません