表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
明日世界が終わる日の今日  作者: イルミネ
最終章
20/26

湊音の希い。


紬が倒れたのは


うちの学校全体での患者を増す火付けとなった。それはただ単なるこじつけかも知れないし、だから私は紬を責めるとか、そんな気はさらさら無い。


しかし、哀しいかな

第一人目が出ると、朝礼の時の咳よろしく、連鎖して行くものなのだ。

そうして一度起きた波は、たかだか指一本では止められない。


いまや、各クラス五人ないしは六人は必ずと言っていいほど欠席している。全て熱中症だ。大事に至る生徒が出てないのは、不幸中の幸いと言ったところか。


(んー…。でもなぁ〜…!)


思うところはある。自慢じゃないが、私の幼なじみは二人とも暑さにすこぶる弱い。サッカー部や女子剣道部なんて暑さとは切っても切れない関係だが、部活で汗を流すのと、何も無い所から突然のヒートアップでは意味が変わってくる。


対して、私は体温調節機能がバカなのか、暑いのも寒いのもドンと来いだ。


それはあの二人も知っている。

だからこそ、いま私が倒れるのは、時計の歯車が割れるのと同義。

咳ではないが、病は気からというように、確実に連鎖する。


さて。余談ではあるが、廉くんも暑さには強い。


だから、私ら各々で支える番だろうか。


そこまで深くは考えないにしても、体調管理は大切になってくる。


特に紬には心配かけらん…と、考えているうちに、当の本人・紬がこっちに歩いてきた。


「なぁに、ぼーっとしてんの?大丈夫?」


「…あんたの事考えてたのよ」

「何それ。え。引くわー。」

服の上から自身の体を抱くように腕を回し、半身の姿勢を取る紬。

「別に狙ってないわ。ぶす。」

「はぁ?ひっどーい!」

軽口の応酬にわざとらしくぶりっ子な態度をとる。

そんな幼なじみとの会話に自然と笑顔になっていく。私も、紬も。


(…紬、あなたは笑ってるべきなのよ。)


らしくない思考が芽生えた。


左手で髪を梳く。



お久しぶりです。イルミネです。


少し落ち着きましたので、更新させていただきました。


そして、また、更新ページが落ちそうです


見かけた時にでも、読んでやってくださいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ