君と食堂。
前半、書き方変えてみました。台本風?
期末テスト当日。
テストは五日間に渡り、一日三教科ずつくらいだ。
一日目
数B,古文,保健
廉「どうだった?」
紬「古文以外死んだわ。古文は自信ありよ!」
廉「…いつの時代の人?」
紬「…平安くらいかな。」
二日目
物理,化学,生物
湊「どうだった?」
湊音「無理に決まってんじゃん!うちの教師陣はなに考えてんの⁉なんで理科を同じ日に固めちゃったの?バカなの⁉」
湊「気持ちはわかったから、落ち着け。な?」
三日目
現代文,英語表現,世界史or日本史
廉「…どうだった?」
紬「世界史はちょっと難しかった。」
湊音「日本史はなに言ってるのかわからない。」
湊「てか、なんで廉へこんでんの?」
廉「今日、歯医者行かなきゃ。」
三人「テスト関係ないじゃん!」
四日目
数Ⅱ,コミュニケーション英語,地学
湊「どうだった?」
湊音「くそ、理科がまだ残ってたか。」
廉「解けた?」
紬「察して。」
五日目 最終日
現代社会(倫理政経),家庭科,世界史or日本史
湊音「なんで、また歴史やるのよ!しかも、メインとして選んでない方を!」
紬「湊音、どっち?」
湊音「今回は世界史。なに言ってるのかわからなかった。」
紬「あんた、そればっかだな。」
▼▽▼▽▼
「やぁ~っと!終わったぁー!」と興奮気味の湊音。
お疲れと一応の労いをかけておく。
「紬、部活はー?」
「後半。なんで一旦帰るわ。」
「あたしも帰りたいー!でも電車めんどくさいわー!」
と嘆く湊音のもとに、廊下から戻った廉が寄る。
「九十九さん、声、廊下まで響いてたよ~。」
「そうそう。紬、俺、今日このまま残るから。」
「ん?なんで?」
「生徒会の集まりがあると思って、弁当持ってきたんだけど…。」
「無かったの?」
「急に無しになった。」
「「あらぁ」」
「じゃあ、廉くん!一緒に食堂行こ!」
と誘われたが、どうしたものか。チラッと紬を一瞥する。
「いってらっしゃい。」
あれ?少しは躊躇うかと思ったのだが。わりと即答だった。あとで本人に聞いたところ、「湊音は湊一筋だから、奪われる心配がない。」だそうだ。少しはヤキモチとか焼いてほしいが、まあいいか。
「じゃあ、廉。またあとでね。」
「おう。あとでな。」
「じゃあ、行こうか。食堂。」
「そうね~。」
どーも、イルミネです!
君と食堂。って、そっちかーいって感じですね。
彼女とじゃないんか。うらやましいぞ廉。