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仲間が増えました!

3人は、迷わず街に戻った。


「私の工房あるから、そこまで連れてて下さい」


「それはいいけど、場所は何処?」


「地図をお見せしますね。ここです」


桜は地図を開いて、2人に見せた。


「流石に、人通りの少ない場所だね」


「こんな早くに自前の工房を持ってる方が、凄いよ」


「ありがとうございます。金策大変でしたが、

クエスト報酬で、工房を頂いたんです。

施設が古いとか、建物が古いとかの、要素もありますが、炉自体が高温に耐えられる作りなので、買い替えの必要が無いですよ。

お爺さんが、若い時に建てたそうで、いまでは施設

その物が古いらしいです。私は満足してますけどね」


「へぇ〜、じゃあ最新式だと、どんなのとか聞いてる?」


「はい、最新型は温度計や、魔力で動く鞴などがあるらしいです」


「なるほど、現代の工場で使用されるタイプじゃないんだな。それだと流石に時代が急すぎるか」


「そうですね。話していたら着きましたね」


街に到着し、そこから地図を見て歩き自身の工房に到着した。


「ありがとうございました。お陰で、迷わずに到着出来ました。」


「ついでに、中に入っていい?」


「いいですよ。依頼もまだ無いので、ですがまだ何も作れていないですよ?」


「せっかくだから、部屋の1部を借りて、作業をしようかなって、ダメ?」


「いいですよ、私との仲ですから。

何をするんですか?」


そう言って、ドアを開けて、空いている場所を教える。


「ここなら、丁度いいと思いますよ」


「ありがとう、桜ちゃん」


「ありがとね。急に押しかけた形になったにも関わらず」


「気にしないで下さい。ここまで送って頂かなければ、彷徨い続けたでしょから。それのお礼だとでも思ってください。まあこんなじゃお礼にならないので、きちんとした物をお渡しします」


その時、レイカは思い付いた。


「もし良かったらだけど、私達とチームを組まない?」


その突然の事に驚きつつ答える


「え、えっといいよ?」


「いいのか?。レイカに押されて言って無いか?」


そう言うと、レイカが、


「お兄ちゃんは、黙ってて。これは私と桜ちゃんの交渉何だから!」


そう言って、腰に手を当てながら、指を指し言ってきた。 微笑ましい光景である。


「大丈夫です。私何かと組んでくれる人なんて居なかったので。それに、パーティじゃなくて、チームって言ってくれたから」


そう言って彼女は微笑む。


「クラウン機能がまだ無いから、チームって言ったんだよね?」


すると、レイカは満面の笑みで頷いた。


「そうだよ。桜ちゃんが仲間になってくれたら、

凄く嬉しいし、有り難いんだよ?」


彼女は、笑顔で泣いた。


「私、誰かに必要とされる事が無かったから、

嬉しいくて、ごめんなさい」


レイカは何も言わずに、彼女を抱き締め頭を撫でた。

彼女が落ち着くまで、撫で続けた。

そして、収まると顔を真っ赤にしてレイカに抱き着いている


「えっとえっと、お騒がせしました。

これからよろしくお願いしますね」


「じゃあ落ち着いた所で、お願い何だけどね。

私達銃を使ってるんらだけど、もう弾薬が底をつきそうで、弾薬の素材がら作らないといけないの。

それを桜ちゃんに作って貰いたいの」


「そう言うことなら任せて下さい!。私作業は得意です!」


「桜ちゃんありがとう〜」


そう言って、桜を抱き締める。桜は顔を赤くしてあわわしている。


「平和だな〜。こちらこそありがとう、弾薬供給の目処が出来たし、仲間が出来たのも嬉しいからな」


「そうだよ〜。あ、でも精密部品は作れないから、お兄ちゃん頑張ってね。大まかな形は出来ると思うけど、細かい部分は流石に炉じゃ出来ないだろうし」


「流石に、機械の精密部品は無理ですね。レイカちゃんの言う通り程々しか出来ません。弾薬なら形を作れば、流し込むだけですから、そこまで苦労はしないです」


「そうなのか、鍛冶について詳しく無いから分からな」


「仕方がないですよ、このゲームかなりの作り込みなので、他のゲームで鍛冶師をやってた人達でも、このゲームだと諦める人が多いと思います。

私の様に、鍛冶についてかなり詳しか、手探りでやっていくしかなないレベルですから」


「なおさら有り難いな」


「いえいえ、現状稼ぎがない状態ですから、素材やこの場所の維持費などありますから、素材採取に行けるだけで大助かりですから」


「方向音痴が痛いもんね。それさえ無ければ、上位の人達に食い込めるよ」


「流石に無いですよ。私より上手い方は居ますから」


「まあとりあえず、今日は一旦休憩だな。

そろそろ昼だし、ここでログアウト出来るか?」


「私が許可を出せば出来ます。出しておきますね」


そう言って、画面をだし操作した


「これで大丈夫です。ついでにここを拠点に出来るようにしましたから、2人は自由に出入り出来ます」


レイカがニコニコしながら、桜の頭を撫でながら言う


「ありがとう桜ちゃん。う〜ん妹が居たら桜ちゃんみたいにいい子がいいな〜」


「そうだな。さて、本当にありがとうまた一緒にやろう」


「はい、私も一旦落ちて食べてきます。その後鍛冶の方に入るので、また一緒に行く時はよろしくお願いします」


「任せておいて、大船に乗った気持ちで居てね。

じゃあらまた後でね〜」


そう言って、2人はログアウトした。

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