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嘆き
辺りは暗く、湿り気があり、薄鈍色の冷たい壁で覆われている。
悪臭が漂っていて、人気こそないがカサカサ...と気味の悪い虫や鼠の気配がある。
ピチャピチャと水滴の滴る音...
この世に存在するとは思えないほど不気味で不衛生で心細くも感じるこの場所。
ここは『下水道』 僕の育った場所だ。
僕は幼い頃に捨てられた...
『いっそ死んでしまいたい』と何度思ったことか...
そんな毎日が続いているとふと言葉にできない程の怒りが込み上げて来たのさ。
僕を捨てた親に、僕に地獄を見せてくれた親に必ず復讐してやる!...と考えるようになったんだ。
...長くなるけれど僕の今までの人生談を是非聞いて欲しい。