第1話章 猫の相談所
こんにちは。また逢いましたね。えっ誰かって。猫ですよ。まだ名前すらない「通りすがりの」。さて今回は猫の家までの作品となっております。
適当なところで切ってありますが、ちゃんと投稿しますから・・・。
さて、私は隣の店でお魚をもらってきます。
ではどうぞ楽しんでて下さい。
by通りすがりの猫
唯は彼の言っていた「猫の相談所」という場所を探していた。地図とある程度の住所は分かっているが・・・。
「ここどこ?」
そう、彼女は迷っていた。実は彼女は意外と方向音痴で、よく迷うことがある。
「すいません、ここどこにあるか分かりますか?」
唯は試しに近所の交番で聞いてみた。
「ああ、ここね。行くのもいいけど、ここからじゃ遠いよ」
「どのくらいかかるのでしょうか?」
「そうだね、電車で3時間くらいかな?」
「3時間・・・。分かりましたありがとうございます。」
そう言って交番を後にした。
お巡りさんに言われた通り電車に乗って、およそ3時間。
「次は猫池、猫池。お降りの際は十分気を付けてお降りください。」
「十分気を付けて?」
彼女は考えた。なんで気を付けないといけないの?
その理由は駅について分かった。
そこは陸ではなく水の上。駅と言ってもコンクリート製のブロックが何個かあるのみ。
「これってどうやって移動すればいいの?」
そういうとふと声が聞こえた。
「お嬢さん、どこまで行くのかい?」
そこには船こいで来たおじいさんが居た。
「えっと猫の相談所という所に行きたいのですが。」
「分かった、それじゃ乗りな連れてってやる」
「ありがとうございます。」
そう言って船に乗りおよそ30分
「ここだよ・・・。」
ここだよと言われた場所はとても幻想的だった。
深緑の湖の中にポツンと一つの家が建っていた。
「ここが、猫の相談所。キレイ・・・。」
「そんじゃ、またな。来てほしかったら呼び鈴ならしな」
「わかりました。ありがとうございます。」
そう言いおじいさんは立ち去った。
「よし、行ってみよう。」
そう言い彼女はすぐ近くにあった橋を渡って家の前まで近づいた。
あら、もう読まれたんですか。お早いこと。さて後書きとゆうものは「作者のコメント等書いてね」と書いてあったのだが、私から特にコメントする必要はないであろう。あえて言うなら「質問等あったら書いてもいいぞ」。
さて話は変わって、次回作は唯が猫と関わる重要な場面があるかもしれません(あります)。
それではまたの機会まで・・・。
by通りすがりの猫