げに恐ろしきは人族の美容品!私が獣人族からも竜人族からも一目置かれるようになった訳。
ただのギャグですので、ゆるーく読んでください。
アホかわいい王妃様たちと、種族の違いで大惨事!というのを書きたかっただけでございます。
なんでも笑って受け止められる方のみご覧いただければと思います。
私はこの国の女王、ナタリア・スベラカーナ。
父王が急逝し、王太女であった私が25歳にして女王の座についたのが10年前だ。
お肌の曲がり角をしっかり迎えた私は、国民に少しでも誇りに思ってもらえる王となれるよう、内政に力を入れると共に、外見も侮られることのないよう手入れを欠かしたことはない。
私自身の努力はもちろんだが、王宮の優秀な侍女達、そして我が国自慢の薬剤研究所の美容チームの開発している様々な美容品のおかげで、私は近隣諸国や王宮内でも『とても30代半ばには見えない美しさ』との評判をもらっていた。
王配である夫アクセルも、まあなんだ……肌がもちもちしていて魅力的だと言ってくれている。
様々な魔道具と共に、我が国の主要輸出品目の一つがこの『美容品』であった。
この大陸には、3つの種族がそれぞれに国家を作り暮らしている。
獣人族国家のケーニヒベスティ、竜人族国家のリントベルグ、そして人族国家のスベラカニアだ。
三ヶ国は一応は友好関係を築いている。
ただ、人族は勇者や聖女や賢者などのほんの一部を除けば、やはり他の2種族より個人的な戦闘力が劣ることは否定のしようもない事実であるため、脆弱な種族だと思われているのは仕方ないことだろう。
けれども、実は獣人たちにとっても、竜人たちにとっても、人族というのは非常に重宝される存在として大陸外からの脅威などがあった際には彼らから保護されてもいた。
獣人や竜人は、番と呼ばれる魂の片割れを探す者が多い為に、なかなか結婚相手が見つからないことでも知られている。
番であれば、例えば虎獣人と兎獣人など他種族同士の夫婦でも子が授かるものの、番でない場合は非常に子が授かりにくい上に、どちらの特徴を引き継いで生まれるか分からないので、特に貴族階級では番以外との婚姻を結ぶ場合は、同族内で伴侶を選ぶのが一般的である。
けれども、同族に好ましい相手が見つからなかったり、そもそも少数種族である場合は独身の相手が身内しかいなかったりすることさえある。
そんな時、彼等は人族から伴侶を迎えるのである。
人族の貴族階級では政略結婚も未だに多いため、王家を通して条件を提示して見合いを依頼すれば、妻候補はもちろん婿入り候補すら見繕ってくれるのだ。
しかも人族は非常に子宝に恵まれやすく、生まれる子供は必ず婚家の特徴を受け継いで生まれてくるとなれば、大切にしたくもなるだろう。
更にいえば、人族は確かに弱い種族ではあるが、他の2種族では思いつかないような様々な発明をしてきた。
生活に今や欠かせない様々な魔道具然り、先に述べた美容品然り。
そして、私が彼らの国で『救いの女王』というご大層な異名を頂く切欠になったのが、この美容品であった。
*****
今から3年前のこと。
「ナタリア殿はいつ見ても美しいな!何故貴女の肌はそのように肌理細やかでもっちりとしているのだ?」
「それは私もそう思っておりましたわ。何か秘訣はあるのでしょうか?お顔もですが、腕などもスベスベ艶々ですもの」
年に3度各国で持ち回りで開かれる三ヶ国会談の会議が終了し、獣人国の王妃ゼリルダ様と、竜人国の王妃ルアナ様と3人で城内の中庭でお茶会をしていると、唐突にそんなことを言われた私は、危うくお茶を噴き出すところだった。
あぶないあぶない。
内心の動揺を気付かれぬよう艶然と微笑んでみせた私は、なんと答えようかと悩んでしまった。
「そうですね。水分を十分に摂取するよう心がけていることや、どんなに忙しくとも日付が変わるまでには執務を終えて睡眠時間を確保はするようにしておりますわ」
「それは確かに必要でしょうけど、それだけではないのでしょう?」
「貴国お得意の美容品が何か関係しているのではないのか?」
流石にお2人とも強さだけでなく美しさも両国でトップクラスの女性とはいえ、より美しくなりたいのだという気持ちは伝わってくる。
もちろん、私も同じ気持ちなので教えて差し上げたいのは山々だけれども……。
「ええ、実は最近開発した品を二つ程以前のモノに追加して愛用しておりますが……これについては国内での販売のみを行う予定なのです」
「な!?それはどういうことだ!」
「まぁまぁ、私達には売っていただけませんの?」
「ご容赦ください。人族向けの商品でして、輸出することは出来かねるのです」
私が頭を下げると、お2人は顔を見合わせて溜息をついた。
内心不満に思っているのだろうが、それを顔に出したりする程単純では王族として他国と渡り合うことはできない。
「そのように頭を下げなくとも良いですわよ、ナタリア様。人族専用なのであれば仕方ないですもの」
「ああ、残念だがまた良いものを作った際にはこちらにも知らせてくれるのだろう?」
「もちろんですわ。ケーニヒベスティとリントベルグ両国は、我がスベラカニアの一番の友。必ずお知らせ致しますわ」
そんな風に互いに笑顔を交わしつつ、女性同士で情報交換をするのが私達の恒例だった。
ちなみに夫のアクセルは、両国の国王を最新式の結界魔道具や通信魔道具の販売を担う商会へ案内している。
これもまた、三ヶ国会談後の恒例行事の一つであった。
そんな会談から一週間……竜人国のルアナ王妃から緊急通信が入ったのだ。
「ナ、ナタリア様!!わ、私の鱗がっ!!!鱗がぁぁあああっ」
「ルアナ様!?一体どうされましたの?!」
「貴国の美容品を使ったら、私の鱗がドロドロに溶けてふにゃふにゃにっ!!」
「鱗が……はっ?!も、もしかして先日発売された人族専用の美肌美容品をお使いになったのでは…?」
「だ、だって……私だって、すべすべもちもちになってみたかったのですっ」
「ルアナ様…」
映像通信魔道具の中のルアナ様は、いつもの高貴な姿からは想像つかないほどに狼狽し、涙目で言い訳をしている。
なんだか可愛らしいと思ってしまった。
ルアナ様、見た目は私とあまり変わらないけど既に竜人族なだけあって380歳を超えたと聞いているけれど。
あれほど人族専用だから紹介できないと言っておいたにも関わらず、新商品がどうしても気になっていたのだろう。
どうやら我が国内の商会に使用人を出向かせてまで購入し、こっそり使用したのだという。
なんてこったい。
こんなことならはっきり輸出できない理由を説明するべきだったなと、私は内心苦笑した。
「ルアナ様。あの商品はあくまでも人族専用の顔や手足にも使える『角質除去』をしてくれる美容液ですのよ?」
「角質…除去……」
「ええ、そうですわ!ですからルアナ様の鱗が溶かされて軟らかくなったのでしょう」
そう。
私が最近愛用している新商品の美容品は、この美容液にも関わらず『角質除去』もして肌のくすみをとってくれる優れものなのである。
人族であれば、肌に合わない者以外には何の問題も生じない商品だが、竜人族や一部の爬虫類系獣人族にとっては重大な肌トラブルを引き起こす商品でもあった。
あまりに角質除去効果が高すぎて、鱗が溶けるのである。
「そんな!私の自慢の鱗が角質?!」
「成分的にはそうなるそうですわ。研究所の職員が開発の際に、竜人国や獣人国への輸出は控えるべきだと言っていたので人族専用の商品にしたのです」
「ど、どうしたら良いの?!私、こんな鱗では竜体になれませんわっ」
「時間が経てば元に戻るでしょうから、それまでは人型で過ごされる他ないかと」
普段は人型で過ごされている竜人族の方々も、長距離の移動や式典の際には竜体になることはあまりにも有名だ。
特に予定が無ければ良いだろうが、急に竜体になる事態がないとは言い切れない。
その時に竜人国一美しいと謳われた白竜ルアナ様の鱗がドロドロのふにゃふにゃ……うん、本人はもちろん国民もショックを受けるに違いない。
「そんなぁっ!うう……でも、私が悪いのですわね。ナタリア様に隠れてこっそり購入した罰があたったのね…」
「もう。使用方法をお読みにならなかったのね、ルアナ様。でもあまりお気を落とされませんよう。実は現在美容チームが次の商品として、ケラチンを肌から吸収して鱗の輝きを増すクリームを開発中なのですわ!先日試作品が上がってきておりますので、それでも良ければ魔鳥便で届けますわよ?」
「ほ、本当ですの!?もちろん試作品でも構いませんわ!是非っ!」
「ではすぐに送るよう手配しますので、昼過ぎには届くと思いますわ。良いですか?必ず、必ず一緒に送る使用方法を読んでからお使いくださいね?」
「ええ、分かったわ……ぐすっ、ナタリア様、ありがとぉおおお」
両掌をガシッと組んでうっるうるの涙目でありがとうと繰り返すルアナ様は、とても私の10倍生きているように見えないぐらい可愛らしかった。
魔鳥便で送った試作品のクリームは驚くほど良く効いたらしく、1週間もせずに鱗が回復したらしい。
しかも、前よりも鱗に輝きが出て竜王陛下からの寵愛も更に深くなったのだと、喜びの連絡が届いたのだった。
そして試作段階だった『鱗の輝きを増すケラチンクリーム』が販売されると、竜人国はもちろん獣人国でも飛ぶように売れた。
ルアナ様が良い広告塔になってくださったこともあるが、どうやらルアナ様同様こっそり例の美容液を使用してた者が一定数いたらしく、元より美しく戻った鱗に涙を流して喜んでいたそうだ。
さて一方……ルアナ様の緊急連絡から半日後、実は獣人国のゼリルダ様からも緊急連絡が入っていた。
「ナタリア様ーーっ!!どどど、どうしたら、どうしたらいいのか教えてくれぬかぁあ」
「ゼリルダ様?!一体何があったのですか?」
「毛が!!私の毛が!!つるっつるになってしまったぁああ」
「毛?ま、まさかとは思いますが……前日お話した人族専用の美容品を使ったなんてことは…」
「その…まさかなのだが…」
「……やっぱり」
「しかしっ!ナタリア様の肌がとても美しいのがどうしても気になってしまって…でもまさかこんなことになるなんて」
通信魔道具の中でションボリと俯いているゼリルダ様の丸い耳や美しい黄金の髪は変わらずフワフワだ。
おそらく毛がつるつるになったと言うのは、手足や体のことなのだろう。
なぜなら、私が最近愛用している美容品のもう一つ。
それは脱毛効果のあるボディクリームなのだから。
「ゼリルダ様、何故使用方法をしっかりとお読みにならなかったのです?読んでいらっしゃったら脱毛効果があることも分かったはずですわ」
「……ナタリア様の言う通りだ。私はついそういうことは面倒だと思ってしまう性質で、魔道具なども取り扱い説明書も読まずに使って覚えるタイプなのだ」
「それは命取りですわ!今後は必ず使用方法も取り扱い説明書もしっかり読んで頂かねば困りますわ!」
「貴女の言う通りだ……だが、とりあえず今はなんとか助けて欲しい!貴女に頼るしかないのだ!」
確かに勝手に使用したとはいえ、元々は我が国の美容品を使って起こった悲劇だ。
まさか同じ日に似たような連絡が来るとは思っていなかったけれど、きっと私があの時しっかり説明しなかったのも悪かったのだろうから。
それに、力のある両国の王妃から頼られるのは女王としても友人としても嬉しいことだ。
「もう、仕方のない方ね。でもご安心くださいまし。実は来月男性向けに発売予定にしているある商品がありましてよ」
「男性向け?だが…」
「毛生え薬ですわ!」
「なんと!毛生え薬っ!では私のツルツルになってしまった所にも?!」
「ええ、お肌に優しい成分で作っておりますが、効果は非常に高いと研究員達も太鼓判を押す程ですわ」
従来の毛生え薬は効果が出るまで時間も要し、柑橘系のリモネンも使用していたことで人族以外、特に獣人族には輸出厳禁の商品であった。
しかし今回開発に成功した商品は、刺激を押さえた香りの良い薬草を魔法で抽出したもので、ただ毛が生えるだけでなく毛艶も良くなるという優れものだ。
人族の頭が涼しくなってきた男性はもちろん、女性の髪や獣人の肌にも使用できるという、ヒット間違いなしの品だった。
「しかしそれは来月にならないと買えぬのであろう……夫に呆れられてしまうだろうな…」
「試供品としてであれば、一瓶すぐにお送りできますわよ?魔鳥便は今ちょっと出払っていますけど、今日の夕刻にはお届け出来るかと」
「なんと!!ナタリア様、貴女は私の救いの女神だ!」
「うふふ、大げさですわ」
「大げさなものか!こんな、夏場のプードル族のような姿で毛が生えてくるまで過ごさねばならないのかと絶望していたのだからな」
頭の中に以前見かけたことのあるプードル族の騎士が獣化した姿を思い浮かべた。
彼らにとっては普通なのだろうが、確かにアレはなかなか……。
しかも獣人国王家は誇り高いライオン族。
絶望したくなるゼリルダ様の気持ちは良く分かる。
「うふふ、永久脱毛商品でなくて良かったですわね!」
「そ、そのように恐ろしい商品もあるのか……?」
「ええ、ですから今後は必ず説明を読むと約束してくださいませ」
「も、もちろんだとも!!ああ、ナタリア様!心から感謝するっ!!」
こうして、竜人国から戻ってきた魔鳥は休む暇も無く獣人国へと試供品を運んだのである。
さすがにツルツルになっていた毛が生えそろうまでには2週間を要したが、どうやら獣王陛下もゼリルダ様に送った品を試したようだ。
次の三ヶ国会談の開かれた獣人国で再会した獣王陛下の鬣が、ボリュームも毛艶も格段にアップしていた。
その威風堂々とした姿を見た獣人国民は、歓喜の雄叫びをあげたという。
その後、新商品『獣人にも優しい育毛剤』は当然のように、獣人国での美容品売り上げ記録を更新し続ける程のメガヒット商品となったのであった。
そして獣人国、竜人国では密かにこうも囁かれたのだという。
『げに恐ろしきは人族の美容品!効果は高いが使い方を間違えば地獄の苦しみを味わうらしいぞ』と。
*****
「いやあ、それにしてもスベラカニアの品は、魔道具も美容品も本当に素晴らしいな!」
「そう言って頂けて、私も誇らしいですわ」
相も変わらず定例の三ヶ国会談後、今日は獣王陛下と竜王陛下とお茶をしている。
王妃様方はなんとどちらもご懐妊で今回は国に残っていらっしゃるそうだ。
おめでたいことだが、お2人からは例の美容品の効果で夫婦仲がより円満になったのだと感謝の手紙を頂いている。
「ところで、噂に聞いたのだが……貴国では我々の為に何かまたすごい魔道具を開発しているとか」
「まあ、もうお聞きになりましたの?ええ、魔道具と美容品を同時に開発しておりますのよ」
「同時に?それはどういったものなのだ?」
今回の商品は魔道具開発局と美容チームがそれぞれ競うように開発をしている。
完成すれば、おそらくこの大陸に留まらず、他の大陸でも大ヒットが見込まれる商品である。
「魔道具の方は、この大陸内であれば番の居場所を探すことができるというもので…」
「なっ?!そんなものが出来るのか!我々にとって、番と出会えるかどうかは運頼みであったのに…」
「うむ。我が弟などは、番を求めて大陸中を何度も巡り、400歳を越してからようやく番と巡りあったほどだ」
「ええ。そのように聞いておりましたので、なんとか皆様のお力になれればと」
彼らの為にもなって、我が国の懐も潤う素晴らしい商品です。
それに最近は貴族達の間でも恋愛結婚の比率が上がってきているので、そう遠くない時期に王家主導の両国へのお見合い斡旋が難しくなるだろう。
そうなった時の為に、彼ら自身で婚姻相手を探せるようにしておいた方が良いのではないかというのが商品開発のきっかけである。
「流石は『救いの女王』だな!我らにとっては貴女は救いの神に等しい」
「ありがたい!!本当にありがたい!」
「恐れ多いですわ。全て研究員たちの努力の成果ですのに。あと美容品の方は、正確には薬品ですけれども……番の匂いを消す効果のあるデオドラントクリームですわ」
「……なぜそのようなものをとお聞きしても?」
番の匂いというものは、非常に罪作りなものだと私は思っている。
王家からの縁付きで両国へ嫁いだものの、相手に番が現れて離婚したり家庭内別居になったりする者が一定数いるのだ。
婚姻して子を生したのであれば、その縁を大切にして欲しいと思うのは人族だけではないはずだ。
「そうですわね。例えば、既に婚姻を結んで円満な家庭を壊したくないと思っているのに、思いがけず番が現れてしまう場合もありますわよね?」
「確かに。それで修羅場になることも少なくない……仕方ないと思っていたが」
「それに人族の場合は番だと言われても人族の側からは分かりませんし、幼い者を番だと連れ去られる事件なども稀にありますので、少なくとも15歳まではそれを塗ることで危険を避ける効果も期待できますでしょう」
「な、なるほど。確かに獣人や竜人の性としては連れ去りたくなる側の気持ちも分からなくはないが、やられる側からすればたまったものではないだろう」
両国とは良い関係を築けていると思うが、やはり都合のいい婚姻相手としての人族の『利用価値』はある意味我が国の国民を無意識に下に見られてしまっているように思うのだ。
番の代わりに…ではなくどうせなら望まれて結ばれて欲しいじゃないか。
女王である私は、幼い頃からの想い人である夫と結ばれているのだから、我が国の国民にもそうであって欲しいと思うのだ。
「そういうわけで、この二つを同時に開発しておりますわ。ようやく発売できそうな段階まで漕ぎ着けましたの」
「素晴らしい!!発売が決まったら、すぐに我が国にまずは10台売って欲しい。もちろん美容品も。我が幼い王女たちに使用させるとしよう」
「我が国にも同じく10台売っていただきたい。美容品の方は、国でも使用を推進できるよう進めておくとしよう」
「まぁ!さっそくのご注文ありがとうございます。研究員たちも喜ぶと思いますわ」
こうして半年後に発売された魔道具と美容品によって、私ナタリア・スベラカーナは大陸全土で『救いの女王』の呼び名を確かなものとし、獣人国、竜人国においても歴代スベラニア国王として最も愛された女王として歴史に名を残すこととなった。
アホかわいい王妃様たちの涙の緊急通信のシーンが書きたかったのです。
魔法あるならどっちも治せるだろ!と我ながらツッコミ入れつつ書いています(笑)
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誤字脱字あると思うのでよろしくお願いします(超他力本願)
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