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町唯一の本屋さん  作者: 梓桜
3/4

常連さん

三村書店の開店時間は朝の10時。

開店するとお客さんが続々と入ってくる。大体が顔見知り。


「松永さん、いつものちょうだい。」


「佐藤さん、いらっしゃいませ。いつものですね。少々お待ち下さい。」


カウンターにやって来たのは佐藤さん。毎週まとめて週刊誌を買われて行くお客さんなのだ。


「お待たせしました。こちらでお間違えないでしょうか?」


「そう。ありがとう。」


「合計で2160円になります。」


「ちょうどあるから。これで。」


「はい、2160円ちょうどお預かりいたします。レシートのお返しですね。ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。」


「おう、また来るよ。この本屋が俺は好きだからね。」


「ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。」


佐藤さんはお店を出て行った。本当にそう言っていただけて嬉しい。

お客さんを大事にしなきゃね。


「定期購読を頼んでいる佐々木です。」


「はーい。少しお待ち下さい。」


「優希はい。佐々木さん、いつもありがとうございます。」


「いいえ。こちらこそ毎回本を取ってくれてありがとう。」


「これからもよろしくお願いします。計3点で1560円です。」


「1600円からでお願いします。」


「1600円お預かりいたしましたので40円のおつりですね。ありがとうございました。」


「またお願いね。」


「はい。」


午前中は何とか終了。今から未来と交代でお昼休憩。




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