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「絵師様と書き手様同士の交流について2」

作者: 南豆木

【プロや本職の方を除いた想定話です】

 

 これは「絵師様と書き手様同士の交流について1」を読まれてるのを前提にした作者の勝手な想像と勝手な良き交流方法についての意見を述べたものである。


  調べた。ネットの海で溺死する錯覚陥りながら情報の間を泳いだ。結果、絵師様と【交流】する方法は見つからなかった。

  絵師様募集の掲示板は沢山あり、どれも描いて欲しいキャラ設定の書き込みが依頼板にずらり並んでいた。無事描いてもらう事に成功されてる書き込み幾つかあるのを見た時は「おっ‼︎」そう思った。企画ではなくこちらを利用してもらった方が良いな、と。だが検分してる内にある事実に気づき止めた。


 掲示板は【交流】ではなく【ビジネス】だからである。募集する際(無償か有償)の条件選び、以下を描いてもらう代わりにするのだ。

  無償は「元から有名で宣伝力がある」「なくても宣伝頑張る」のを武器に絵師様の知名度上げに貢献する。

 有償は一枚の相場3〜6千円払う。


  皆様この企画の名前を思い出して欲しい。

「書き(描き)手様【交流】企画」

 

  ギブアンドテイクの関係が悪いわけ⁇

  はぁ⁉︎ 仲良しこよししなきゃ駄目なわけ⁇


  断じて違う。作者が言いたいのは「互いに【興味】と信用がなければ作品は成り立たない」という意味だ。一度ここで話しを区切り、「まず興味が大事なんだという」前置きにお付き合い頂く。


「書き手様から絵師様へ掛け合う」のと比べ「絵師様から書き手様に話し掛ける」のは手間かかる交流だと私は思う。何故ならば絵はアイコンなりヘッダー画像が作品であったら、直ぐに興味への入り口になる。

 

  対して文はプロフや宣伝ツイートに詳細が載っていても、やはり作品自体を読まねばイメージが掴めず、わざわざURL押して好みかもわからない小説を読む気には普通ならない。絵師様は書き手様の興味への入り口が狭い。


  興味がなければやる気も出ない。絵師様の中には「知らないキャラを描くのはツラい」そうこぼす方もいる。私とて知らない、しかも全く興味がないオリジナルイラストのキャラ達に合う文章書いてと依頼されても微妙だ。評価されて嬉しいが、依頼受けるかは別の話し。


  今度は両方に共通する信用へ着目した結論を述べる。と言っても一言で終わる。


  興味ない相手を信用する気は起きない。


  会社を挟んだお付き合いなら仕事だと割り切るが個人ならばそうはいかない。

  況してや無償だったら尚更、絵師様も書き手様も「宣伝ってこの人どういう風に自分をアピールするんだ」「この人周りにはどういう評価されてるのかしら」疑心暗鬼が生じる。

  ここまでを踏まえ貴方が絵師様と想像して考えよう。一枚絵ならともかく継続絵師の依頼を受けれるかいなか。


  依頼主を信用する材料集め、パートナー組み問題ないか画面越しの会話続け人柄探り。正直面倒だ。興味薄ければ余計に思う。相手には悪くとも断るだろう。その後も交流あり、また一枚絵・挿絵頼まれても、ファンなんですと訴えられ喜ばしくとも、結局相手の小説へ関心がなければその心情は送る作品にも自己投影される。書き手からの細かい指示通りにだけ描くなど苦痛だ。つまり良作品とはなり得ない。


  では違うパターンで断られた書き手様は次へいき、一枚絵からの依頼を繰り返した場合の話し。手元に残る描いてもらった複数の絵、どうするのだ⁇


  絵柄は似ていたとしても別作家の物で、全部挿絵に取り入れれば小説の雰囲気がチグハグ。作品代表たる表紙絵に出来るのは一枚。わざわざこちらから頼んで描いてもらった絵、誰のを選ぶのだ。要するにこっちだと最初は成功しやすくても最後が大失敗、困り果てる結果になる。


  ぐちぐち問題点ばかり、まさかこのまま終わらす気じゃないだろうな。


  とんでもない。私なりに考え抜いた「互いに興味持てる方法」を提案すべく筆をとったのだ。発想を逆転させた。「書き手様から絵師様へ」ではなく「絵師様から書き手様へ」依頼する形なら興味の入り口が広がるのでは。


  ポストカード風の絵+詩。絵+想像膨らむワンシーン分の物語。童話絵+セリフ。


  どうだろう。私はこれだけでワクワクして、たまらない。よだれが垂れる。可能であればキャラに合うグッズ(ネックレスやブレスレット、帽子・キーホルダー)作れるハンドメイド作家さんとも交流したくなった。


  「この絵に合う文章を書いて下さい」


  書き手様は絵師様が出すお題絵に興味あれば文章を送り、その中から気に入った書き手様が入れば絵師様は採用の旨を伝える。

  この時点で互いの作風へ関心が生まれるのではないか。

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