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神様、殴り込みです

……………………


 ──神様、殴り込みです



「ここが異世界かあ」


 意識が戻ると、広瀬の眼前に見知らぬ景色が広がった。


 彼が立っているのは小高い丘の上で、そこからは巨大な都市が見えた。


 見事な円形をした都市で、高い城壁に囲まれている。そして都市の内部は放射線状に大きな通りが走り、雑多な建物がそれに沿って立ち並び、広場と思われる場所にはオベリスクが聳えていた。


 だが、何より目を引くのは都市の各方面にある立派な建造物だ。世界遺産紹介番組で出てくるような、歴史を感じさせる石造りの建造物が遠方からでもハッキリと見えていた。


「イブリス様。ここってどこなんです?」

「ここは世界都市アーカムです。神々の神殿が集まった世界の中心です」


 イブリスは説明も早々にアーカムという都市に向かって進み始めた。


 アーカムは近づけ近づくほど、その大きさが分かる都市だった。


 城壁は高層建築並みに高く、周囲に威圧感を放っている。そして、近づいてしまうとどれほど巨大な都市なのか分からないほどに全ての後方に広がっている。


「なんかワクワクしますね、イブリス様」


 まるでファンタジーの世界がそのまま現れたようなアーカムの城壁に広瀬は異世界も悪くないなと感じ、イブリスはドンドンと誰にも構うことなく進んでいく。


 城壁には荘厳な城門があったが、驚くほど大勢の人が行き交っているためか城門は開かれたままで、城門にいる兵士に通行許可書やそういったものを求められることはなかった。


「おおっ!」


 アーカムは外から見ても立派な都市だったが、城門を潜って中を見ると更に凄いことが分かった。


 東京の大通りが路地に見える規模の巨大な通りが目の前に広がり、そこを何千と言う人々と馬車が移動している。


 通りには色鮮やかな看板を下げた様々な店舗が並んでいるのに加え、通りを埋め尽くすほどの出店や大道芸人たちが商売に精を出している。


「びっくりするほど活気がありますねえ。いやあ、世界都市ってだけはある。イブリス様、あれ面白そうですよ」


 広瀬は見たこともない芸を披露している大道芸人に興味を引かれたが、イブリスの方はチラリと見ることもなく真っ直ぐ通りを進んでいる。


「あの、イブリス様。何か目的地があるんですか?」

「もちろんです。イブリス様にはちゃんと計画があります」


 僅かに不安になって広瀬が尋ねると、イブリスは真っ平らな胸をポンと叩いた。


「なら、いいんですけど。こんなに大きな都市だと迷いそうですからね」


 アーカムという都市を全く知らない広瀬は、我が物顔で進んでいくイブリスの後ろを付いてい行った。


 こう見えても神様なのだし、自分の神殿とか、教会があるのかもしれない。先ずはそれを目指しているのだろう。広瀬はそう思って、キョロキョロとアーカムの大通りに広がる光景を眺めながら進んだ。


 大通りの賑やかさが、雑多なものから、ある種の目的を持ったと思われる民衆たちの流れに変わったとき、イブリスが足を止めた。


「あそこです」

「神殿、ですか?」


 イブリスが指差したのは遠方から見えていた、あの立派な石造建築だった。


 何も知らない広瀬が一目見て神殿だと感じたように、それは厳かな雰囲気のあるものだった。


 いくつもの尖塔が伸び、ステンドグラスが輝き、開かれた正面の扉では大勢の人々が出入りしている。


 出入りしている人々の人種は男に女、そして子供から老人と雑多だ。だが、よく観察すれば誰もが怪我をしているか、具合を悪そうにしているのが分かった。


「ひょっとしてここがイブリス様の神殿ですか?」

「違います。ここはロクデナシのベールの神殿です」


 広瀬が尋ねると、イブリスはプーッと頬を膨らませて首を横に振った。


「ベール?」

「ベールは医療の神です。ですが、このイブリス様の追放を最初に提言したロクデナシです。信用できない二枚舌のペテン師で、薄汚い裏切り者です」


 どうやらベールと言うのはこの世界の神様のようだ。


 で、イブリスはその神を酷く嫌っているのが明確に分かった。


「……嫌な予感がしてきたんですけど、まさかここに乗り込むんですか?」

「その通りです。さあ、付いてくるのです、守護者君」


 行きたくないというのを態度で滲ませる広瀬を無視して、イブリスは神殿にやって来た怪我人、病人を押し退け、ベールの神殿に乗り込んだ。


「ようこそ、ベールの神殿へ。どのような御用で──」


 受付だろう青色の祭服を纏った人物を無視し、イブリスは神殿の奥へと進む。


「ちょっと待ってくださいよ、イブリス様。何するのかぐらいは教えておいて貰わないと困りますって。心の準備ができてないと」

「いいから付いてくるのです」


 ズイズイと奥に奥にと進んでいくイブリスを広瀬が呼び止めるが、イブリスは真っ直ぐ奥へと進んでいった。


「ちょ、ちょっと! ここから先はアレシア様の治療室ですよ! 予約のない方は──」

「退くのです」


 突然現れたイブリスにぎょっとした様子で神殿の人間が彼女を止めようとしたが、イブリスはそれも押し退けて明らかに特別な部屋の扉を開いた。


「あら? どうなさいましたか?」


 部屋にいたのは妙齢の綺麗な女性だった。


 おっとりとした優しげな雰囲気のある人物で、清潔感のある青い祭服とカーディガンを纏い、艶のあるブロンドの髪をかきあげてイブリスと広瀬を見た。


 予想外なほどの美人がいたのに、広瀬はおおっと感嘆の声を上げた。


「見たところ、具合が悪いようではなさそうですね。ご家族か、ご友人が問題を抱えておいでですか?」

「いやあ。お邪魔して申し訳ありません。問題はないんですよ」


 女性が尋ねるのに、広瀬は気まずそうにイブリスを見た。


「イブリス様。邪魔したら悪いですよ。帰りましょう」

「守護者君。この女を叩きのめすのです」


 広瀬が促すと、イブリスは想像の斜め上を行く言葉を発した。


「……え? 何と仰られましたか、イブリス様?」

「この女はアレシア。ベールの信仰の守護者です。こいつを吹っ飛ばして、イブリス様の帰還を宣言するのです。そしてイブリス様の信仰を復活させるのです」


 意味が分からないという広瀬に、イブリスはアレシアを指差して告げる。


「この人も信仰の守護者なんですか? で、なんでこの善良そうな人に暴力を振るうとイブリス様の信仰が蘇るんです?」


 信仰の守護者というのは神に仕える不老不死の亜神だ。今の広瀬がそうであり、どうやらこのアレシアという女性もこの神殿で祀られているベールに仕える信仰の守護者らしい。


「ベールの信仰の守護者を、イブリス様の信仰の守護者である君が倒せば、イブリス様の圧倒的強さが示されるのです。そして強ければ、またこの世界でイブリス様は信仰されるのです。力こそが信仰に繋がるのです」

「いやいやいや。どこぞの性質の悪い軍事国家やヤクザじゃないんですから」


 パワー=信仰。


 暴力を振るって信仰をゲットと言う、とんでもない理論を展開しているイブリスに広瀬が突っ込んだ。


「いいからこの女にパンチを食らわせるのです、守護者君。さあ、早く!」

「だから待ってくださいよ……」


 イブリスはグイグイと広瀬をアレシアの方に押し、広瀬は困り果てた表情でアレシアを見た。


「あの、大丈夫ですか?」

「あまり大丈夫ではないです」


 アレシアが心配そうに広瀬とイブリスの様子を見るのに、広瀬は頭を掻きながら返した。


「どのような事情を抱えておいでなのですか? よろしければ相談に乗りますよ」

「それがですね。この後ろの方はイブリス様という神様なんですが、この方が信仰を取り戻すのにちょっと暴力的な手段を選んでて……」


 どこまでも親切にアレシアが微笑を浮かべて告げるのに、広瀬は不機嫌を隠さないイブリスを振り返りながら返した。


「イブリス……? 破壊神イブリスですか? あの流血の神イブリス?」

「いや。確か戦争と武力の神様ですよ」


 明らかに動揺した様子で顔を青褪めさせてアレシアが口に手を置くのに、広瀬は首を横に振った。


「ええ。イブリスはかつては戦争と武力を司る神でありました。ですが、彼女と信仰者たちは過激であり、永遠の戦争と生贄の儀式を求めたと聞いています。そのため神々によって追放されたと」


 アレシアは広瀬の後ろにいるイブリスに視線を向けながら、イブリスのことについて深刻な様子で語った。


 それを聞きながら、広瀬はどことなく納得してしまった。イブリスは既にかなりの武闘派であることを示している。言動は過激そのものだ。


「それ以降、イブリス信仰は禁止されました。ですので、冗談でもイブリスを信仰しているなどとは言ってはいけませんよ。冗談だとは受け取らない人もいるのですから」

「冗談とかではなく、本当なんですよね」


 アレシアが忠告するのに、広瀬はまた困った表情でイブリスを振り返った。


「何をしているのです、守護者君。早く、やっつけるのです」


 依然としてイブリスはアレシアをやっつけろと命じている。いつまで待とうとも諦めそうにない。


「……あの、アレシアさん。この方が満足すれば帰りますので、ちょっと芝居に乗っていただけませんか?」

「芝居、ですか?」


 コソコソと広瀬がイブリスに聞こえないように囁くのに、アレシアが怪訝そうな表情を浮かべた。


「殴る振りをしますので、やられた振りをしてください。そうすれば、多分後ろの方も満足されますので。そうしたらお仕事の邪魔にならないように、速やかにここから立ち去ります」

「奇妙な話ですね……」


 いきなり殴られる振りをしてくれ、と見ず知らずの男に頼まれれば困惑するものだ。


「いいですよ。しかし、振りですよ? 本気でやらないでくださいね?」

「ええ。もちろんです。あなたのような女性を殴ったりしませんよ」


 だが、アレシアがその奇妙な申し出を受け入れ、広瀬も安堵した。


 やっつけた振りでもすれば、イブリスも納得するだろう。どうせ、この女性を倒そうと倒すまいと信仰には関係ないのだから、ここは穏便に済ませて、イブリスには別の方法を選んでもらおう。広瀬はそう考えた。


「では、いきますよ」


 広瀬は拳を軽く握り、軽く、軽く、拳を振った。


 ポフッという効果音でも鳴りそうなほどの柔らかなパンチを広瀬はアレシアの頬に送った。


 そう、ポフッだ。殴るというより撫でるようなものであった。


 だが、次の瞬間起きたのはアレシアが宙を舞うという光景だった。


 アレシアは吹き飛び、空中で5回転ほど猛烈に回転すると、部屋に置かれていた戸棚に勢いよく突っ込み、ドオンという激しい音を立てると倒れてきた戸棚の下敷きになった。


「……え?」


 アレシアは戸棚の下敷きになり、ピクピクと痙攣していた。


「アレシア様!?」


 戸棚が倒れた音がしたのに神殿の人間が慌しく部屋に駆け込んできた。


「ア、アレシア様!? 大丈夫ですか!?」

「治療師を! 大至急治療師を呼べ!」


 戸棚を取り除き、ピクピクと痙攣しているアレシアの介抱を始めた神殿の人間は大混乱だった。


「アレシア様! アレシア様!」

「ひ、酷い。誰がこんなことを……」


 アレシアは完全にノックアウトされており、神殿の人間は信仰の守護者がこのような酷い状態になってしまったのに驚愕していた。


「……イブリス様。ここは速やかに帰りま──」

「人間たちよ! 聞くがいいです! このロクデナシのベールに仕えるものを打ち倒したのはイブリス様の信仰の守護者です!」


 逃げるべきだと判断した広瀬の思惑に反して、イブリスは長い黒髪を翻し、堂々かつ高らかと犯行声明をその場で宣言した。


「イブリス様の信仰の守護者がベールの信仰の守護者を叩きのめしたのです。誰が強者かを思い知ったでしょう。イブリス様は絶対的な強者。全ての信仰はこのイブリス様に向けられるのです」


 困惑しているベールの神殿の人間たちにイブリスは堂々と宣言する。


「イブリス……? 破壊神イブリスなのか?」

「まさか復活したのか。そんな馬鹿な」


 イブリスの宣言に神殿の人間たちは一様に恐怖の感情を示した。


 アレシアは治療が専門とはいえ、神に仕える信仰の守護者だ。それを一撃でノックアウトした人物は常人ではない。


「け、警備部隊を呼んでください! 大至急です!」

「シティ・ウォッチにも連絡しろ! イブリスが帰還したぞ!」


 瞬時に警戒態勢に入った神殿の人間は自分たちではイブリスとその亜神に抗えないと判断して警備の人間を手当たり次第に呼び、半狂乱で叫んだ。


「イブリス様。大急ぎで逃げたほうがいいです。絶対に不味いことになります」

「そんなことはないです。イブリス様が帰還した事を高らかに宣言し、全ての人間にイブリス様が帰ってきた事を知らしめるのです。そう、それによって信仰が復活するのです」


 広瀬はこの場から速やか逃げ出すことを考えたが、イブリスは悠然としており、まだ宣戦布告に近い宣言を行うつもりだった。


「さあ。益のない神々の信仰を止めて、イブリス様を信仰するのです!」


 イブリスがそんな宣言を行っている間にアレシアの治療室に武装した兵士たちがなだれ込んできた。


「貴様! アレシア様に対する狼藉! ただで済むと思うなよ!」


 現れた兵士たちは一斉に広瀬に襲い掛かった。


「ちょ! そんなつもりはないんですって! 話せば分かります!」


 長剣が振るわれ、一斉に数十名の兵士が襲い掛かってくるのに、広瀬は攻撃を退けるために手を振るった。


「ブベラッ!」


 その結果起きたのは広瀬に襲い掛かった兵士が一斉に5人ほど吹き飛ばされ、アレシアと同じように宙を舞い、ズザッーと地面を──実に痛そうに──滑っていきそのまま動かなくなるという光景だった。


「そ、そんな! 隊長!」

「何をしたんだ!? 何が起きたんだ!?」


 現れた兵士たちはありえない光景に大混乱に陥った。


「お、応戦だ! 戦え! 前に出ろ!」

「シティ・ウォッチはまだ来ないのか!?」


 兵士たちは恐怖して後退するものや、怒りに突撃して来るものまでてんでバラバラの行動に出始めた。大混乱だ。


「フフン。これはイブリス様の信仰の守護者です。イブリス様の祝福を受けた人間です。イブリス様を崇めない雑兵がいくら集まっても無意味です」

「いや! イブリス様! これってヤバイですよね!?」


 次から次へと襲い掛かってくる兵士たちが広瀬によって──彼としては正当防衛として──次から次に吹き飛ばされるのに、イブリスは自信満々に凹凸のない胸を張って見せた。


 兵士たちは抵抗するも、広瀬が軽く握っただけで剣は折れ、身を庇っただけで弓矢は弾かれ、適当に拳を振るうと吹き飛ばされるのだからできることはない。


「て、撤退! 撤退しろ!」

「ダメだ! イブリスの亜神に勝てるはずがない!」


 とうとう戦闘可能な残りの兵士が5名にもならなくなると、兵士たちは武器を捨てて逃げ出した。


「逃げましょう、イブリス様。迅速にここから逃げましょう」

「何を言っているのです、守護者君。もっともっとイブリス様の帰還を知らしめるのです」


 広瀬はイブリスを脇に抱えて、犯行現場となったベールの神殿から脱出するために走り、イブリスは広瀬の手の中でバタバタしていた。


「ひいいっ! イブリスの亜神が来たぞ!」

「殺されるぞ! 逃げろ!」


 神殿の人間は大混乱で広瀬とイブリスの姿を見るや逃げて行った。


 もはや鬼か殺人鬼でも目にしたような怯え方で、救いを求めてベールの神殿にやって来ていた病人と怪我人も物陰に隠れてガタガタと震えるか、その場で失神してしまっていた。


「……何かもう、信仰得るの無理じゃないですか……」

「そんなことはないです。人間たちはイブリス様を恐れ、崇めるでしょう。そうでないなら、守護者君が更に力を示せばいいのです」


 崇めないと暴力を振るうとか、日本でいうなら禍津神である。


「もういいです。この場は逃げるの一択──」


 誰もが怯えて逃げ出したので広瀬の進路を塞ぐものはなく、彼と彼に抱えられたイブリスはベールの神殿の正面入口に到着した。


 そして、広瀬は硬直した。


「神々の名において、止まれ! シティ・ウォッチだ!」


 外には1000名あまりの大部隊が展開していた。


 髭のカッコいいダンディな軍人に率いられた部隊で、神殿の警護を行っていた兵士よりも重武装であり、紋章の入ったプレートアーマーで身を完全に覆い、鋭いハルバードの刃と番えた弓矢を広瀬に向けていた。


 なにより完全に殺気立っている。今にも広瀬を殺しに来そうだ。冗談でなく。


「ハハ、ハハハ……」

「信仰を阻むものは蹴散らすのです、守護者君。やってやりなさい」


 もう乾いた笑い声を上げるリアクションしか取れない広瀬に、イブリスが目の前に展開するシティ・ウォッチの大部隊を悠然と指さした。


 で、結局どうなったのかといえば、ベールの神殿に派遣された1000名のシティ・ウォッチは30分間の一方的な戦闘の末に壊滅した。


「グエッー!」

「ギャー!」


 広瀬は自棄になって手を振り回し、シティ・ウォッチの兵士たちは空を飛び、地面にビタンと叩きつけられ、ボーリングのピンのように纏めて薙ぎ払われた。完全な広瀬無双状態であった。


「こ、攻撃が効かない!?」

「化け物だ!」


 シティ・ウォッチの隊員たちが悲鳴を上げる。


 なんかこういうゲームあったなあ、と広瀬は現実逃避しながら、シティ・ウォッチの部隊を千切っては投げ、千切っては投げと蹴散らし、なんとベールの神殿から逃げ出した。


 残されたのは吹っ飛ばされて意識不明のアレシア、恐怖で大混乱のベールの神殿、1000名あまりの戦闘不能になって気を失ったシティ・ウォッチの大部隊だけであった。


……………………

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