『ミチ』を歩め
道を
路を
途を
未知を
微かな明朝を
眩い早朝を
陽の照る昼を
紅の夕焼けを
沸き立つ夜闇を
閉じたる深夜を
儚き過去を
幻の現在を
幼き未来を
並ぶ世界を
持って生まれたその頭
その腕
その手
その体 で
その腰
その脚
その足
例えば強すぎる光と、応ずる程に深い闇にありても
例えば自身の幸と、他人の幸を選ぶときにありても
例えば大なる命題に対し、伸るか反るか問われしも
植えられし植物がその運命に抗い、陽に自らの『ミチ』を見出すように
自らを自らと為す、自らのための自らを
歩め
なんというか自分に言い聞かせるべきものですね。
ただまぁ、歩くのをやめて流されるようにはこれから先も、なりたくないですね。