第2話『結成?パチパチズ』
一応、パチパチズ5人が揃いパチパチズが結成される話です。
まぁ、これを気に少し言っておきますが...
この話はちょくちょく作者がセリフで口ばさみをする事がありますが、まぁあくまでも我流なのでそこら辺は、ご了承願いたいです。
でわ、本文へどうぞ。
→
ここは何かと凄い、エキサイティングシティ。今回もまた、変わった話が始まるのであった...。
不藤雄一「んで、暇です。何かやる事ないか?池谷。」
池谷和也「ないな。」
人形作者「そういや、五十嵐は?」
不藤雄一「さぁ?知らねぇ。」
じゃあ、五十嵐はというと...
シティ内を玉乗りで一周しようといていたところの真っ只中だった。...お前、何やってんだよ。
しかも、乗っているのは砲丸の玉の上だった。...だから、本当に何やってんだよ。
まぁ、案の定...
ゴスッ!!
五十嵐缶三郎「うぐっ!?」
ずっこけるだろうな。まぁ、それはさておき...。
その頃、雄一達はビルから出てシティをうろついていた。まぁ、何もいつもとは変わった事はなかった。そして、歩き回っていると五十嵐が倒れているのを見つけた。
不藤雄一「何やってんだよ、アイツは。」
池谷和也「砲丸に乗って遊んでたか?」
人形作者「さぁ?」
池谷よ、なぜ分かる。(近くに砲丸があったからでしょ?)
不藤雄一「まぁ、それはさておき。」
むくっ...
五十嵐缶三郎「さておくなぁー!!」
池谷和也「あー、生きてたの。」
五十嵐缶三郎「何だ?死んでほしかったのか?」
人形作者「さぁ?」
五十嵐缶三郎「さぁ?って何だよ。」
不藤雄一「まぁ、気にするな五十嵐。」
池谷和也「そうだぜ。」
五十嵐缶三郎「お前らはなぁ...」
それはさておき、ウサギ集団の方は...
五十嵐缶三郎「さておくなよ!」
バリッ...(空間が破れた音。)
作者「煩い、先に行かせてくれ。」
パタン...。(空間が元に戻った音。)
何だ!?作者が出て来なかったか?それも扉又は窓を開ける感じで空間を破って出て来て、そして同じようにして空間を元に戻して帰って行った気がするが...。まぁ、気のせいだ。それも、さておき...
ウサギ集団の方はというと...
???A「よし、通信終了っと。」
???B「どれぐらいで来るの?」
???A「もう少しだってさ。」
???C「へぇ。」
自分達のビル内で、仲間達と通信をしていたようだ。まぁ、証拠に怪しげな機械がある。
そして、まだ相変わらずの???表記である。(まだ、名前を出すタイミングがありません。)
ピピッ...
怪しげな機械が何やら音を出した。ウサギ集団は機械を見た。
???A「おー、仲間が降下してくるよ。」
落下との間違いじゃないですか?
???B「どこに降下してくるの?」
???A「え?僕らが着陸(落下!!)してきた所かな。」
???C「じゃあ、行く?」
???A「そうしよう。」
ウサギ集団は、怪しげな機械の電源を切って、自分達が降下≠落下して来たポイントへと向かって行った...
その頃、雄一達はというと...
不藤雄一「...でさ。お前は何をやっていたんだよ!」
五十嵐缶三郎「だから、砲丸に乗ってシティを一周しようとしていたのさ。」
人形作者「つったって、あれじゃないか。俺らのビルから100メートルぐらいしか離れてないぞ。」
池谷和也「いや、十分凄いがな。」
確かに、砲丸に乗ろうとする事じたいが凄いな。
五十嵐缶三郎「凄いだろー。」
人形作者「それは、おいといて...」
池谷和也「おいとかれたぁー。」
人形作者「あれ、何だろね?」
人形作者は指をさした。雄一達はそっち側を見た。すると、空に彗星のような物が見えた。
五十嵐缶三郎「ウオォッ!?彗星だぜ。」
はしゃぐ五十嵐。
不藤雄一「何か、近くに落ちそうじゃないか?」
池谷和也「...だな。」
人形作者「まぁ、様子を見ますか。」
不藤雄一「だな。」
それを無視する雄一達。
すると、数分後...
ドゴーン!!
彗星のように見えた物がシティのウサギ集団が落下してきた所に、落下した。
不藤雄一「マジで、近くに落ちやがった。」
池谷和也「どうする?」
不藤雄一「一応、見に行くか?」
人形作者「了解、了解ー。」
落下物を彼らは見に行く事にしたが、五十嵐の姿だけが無い。...おいおい、どこに行ったんだよ。
池谷和也「そういや、五十嵐は?」
辺りを見回す3人、すると五十嵐を雄一が見つけた。
不藤雄一「アイツ、1人で先に向かってるな。」
人形作者「んじゃ、俺らも行こう。」
3人は、落下物のある場所へと向かって行った...
一方、ウサギ集団はというと...
???A「ありゃりゃ、派手に降下してきたなぁ〜。」
えー、落下の方が正しい気がします。
???B「生きてる〜?」
???C「お〜い。」
木の枝でチョンチョンと落下してきたウサギ2人をつつく3人のウサギ集団。すると、2人のウサギ集団は目をさました。そして、起きあがった。
???D「ん?ここは...」
???E「どこだ?」
っていうか、また???のキャラクターが増えたなぁ...。
???A「ここは、んー...どこだっけ?」
ズルッ...(ウサギ集団の転けた効果音。)
まぁ、知らないのも無理はない。なぜなら、勝手に降ってきて勝手に居座ったのだから。知らないのは当然だ。
???D「知らないのぉー?」
???B「うん。」
???C「っていうか、名前があるかも分からない。」
???E「そうなんだ。」
???A「じゃあ、僕らが名前を作ろうよ。」
何言ってんの?あなた方は。
???B「そうだね。何にする?」
ウサギ集団の勝手に行動が始まった。...っていうか、このシティにはちゃんとした名前があるのだが、聞いているか?
???C「かっこいい名前にしよう。」
あー、駄目ですね。聞いてないな、こりゃ。
???D「どうせなら、僕らに関係した物にしようよ。」
おーい、5人組ー?
???E「だね。じゃあ、名前は...」
ウサギ集団「う−」
・・・
作者「−じゃなく、エキサイティングシティです!」
・・・
ウサギ集団「誰だ、邪魔したやつ!!」
作者ですよ。これは、邪魔せざるを得なかった。すると、そこに五十嵐がやって来た。
五十嵐缶三郎「おっ!何かいる。」
ウサギ集団「何かって言うなぁー!!」
そこに雄一達も到着した。
不藤雄一「五十嵐、何かあったのか?」
五十嵐缶三郎「あれ見ろよ。」
五十嵐はウサギ集団を指さした。雄一達はそれを見た。
人形作者「あー、お前らは...
誰だっけ?」
ズルッ!!
人形作者以外「覚えてないのかよっ!!」
人形作者「覚えてない。」
???A「僕らの事、知らないのかっ!」
人形作者「全く。」
???D「名前も知らないのか!?」
人形作者「知らん。」
不藤雄一「だとさ。諦めろ。」
しかし、ウサギ集団は「はーい。」と言って諦めようとはしなかった。まぁ、当然であろう。すると、人形作者がある事に気づいた。
人形作者「そういや、名前なんか聞いた覚えがないよ。」
確かに、聞いた覚えも無ければ、書いた覚えも無いな。すると、ウサギ集団は待ってましたみたいな感じになった。
???A「ならば、僕らの名前を聞かせてやろう。」
池谷和也「いえ、結構です。」
???E「聞けよぉー!!」
不藤雄一「あー、聞きますよ。」
語尾の後に、「聞けば良いんでしょ。」とつけたい感じに言ったなぁ。
おそらく、正直言って面倒くさいのだろう。
すると、ウサギ集団は自分達の紹介を始めた...
ポロフ「僕の名前は、ポロフだ。」
ピロフ「僕の名前は、ピロフだ。」
ペロフ「僕の名前は、ペロフだ。」
プロフ「僕の名前は、プロフだ。」
パロフ「僕の名前は、パロフだ。」(もう、箇条書きだよ...これ。)
ウサギ5人組が名前を言い終えると、彼らはポーズをとった。
パチパチズ「5人揃って、パチパチズ。只今参上!!」
不藤雄一「・・・」
池谷和也「・・・」
五十嵐缶三郎「・・・」
人形作者「・・・」
...チーン。
不藤雄一「帰ろうか。」
パチパチズ「何でだよっ!!」
帰ろうとしている4人をパチパチズは呼び止めた。
池谷和也「何?まだ何かあるの?」
ポロフ「何もないけどさ、名前を聞いて...「帰ろうか。」は、ないでしょ!!」
ピロフ「っていうか、名前を聞いたんだから自分達も名前を言おうとかしないの?」
不藤雄一「言って欲しいの?」
ペロフ「言うべきでしょ。」
不藤雄一「はいはい。俺が不藤で右にいるこいつが池谷で、その右にいるのが五十嵐で、俺の左にいるのが人形作者だ。以上!!」
雄一はさらっと説明を終えた。すると、
パチパチズ「帰ろー。」
パチパチズは帰りだした。
池谷和也「いや、待て待て待ていっ!」
パチパチズ「ん?」
池谷和也「いや、「ん?」じゃねぇーよ。」
パチパチズ「何?」
池谷和也「いや、「何?」じゃねぇーよ。お前らも同じ事してんじゃねぇーか!!」
プロフ「だって、長かったから...」
人形作者「いや、お前らよりかは短かったぞ?」
パロフ「嘘だ、そんなわけない。」
不藤雄一「いや、同じぐらいなんじゃないか?」
どうでもいい口論が始まった。名前を言った時間でもめるなよ...。
パロフ「じゃあ、そこの黙ってるの(五十嵐)。お前は、どう思う!?」
五十嵐は、少し悩み込んだ。そして、ある結論を導きだした...
五十嵐缶三郎「...んぁ?聞いてなかった。もっかい頼む。」
五十嵐以外と作者「きっさまぁー!!」
聞いてなかっただと?いや、この場にいれば聞きたくなかっても耳には入ってくるだろうに。何だ?つー...って抜けていったのか?つー...って。
っていうか、悩む必要性は...?←ありません。
池谷和也「だから、どっちが名前を言っていた時間が長かったかを聞いているんだよ。」
五十嵐缶三郎「どっちもどっちだろ。」
不藤雄一「やっぱり。...という訳だ、もう帰って−」
パチパチズ「−言い訳ないだろ。こうなったら、戦いで全てを決めようじゃないか?」
池谷和也「あのー、訳分からん...」
完全に呆れた感じである。確かに、何故いきなりパチパチズと戦わないといけない事になったのだろうか?
それは、勝手にパチパチズが戦いを挑んできたからであるだろうがな。
パチパチズ「うるせぇー、やるぞ。覚悟しろー!!」
パチパチズは雄一達に攻撃を仕掛けてきた。
ボカスカボカスカボカスカボカスカボカスカ...
しかし、結果は...
パチパチズ「まーけーたー。」
返り討ちだった。おそらくあの効果音は一方的攻撃だったに違いない。
不藤雄一「何がしたいんだよ。」
池谷和也「訳が分からないのは、お前らだよ。」
はい、ごもっともでございます。
ポロフ「こうなったら、メカを使うぞ。」
ポロフ以外のパチパチズ「おー。」
ポロフは、どこからともなくスイッチを取り出してボタンを押した。
すると...
ヒュウゥゥゥ...
ストン...
ストン?何か、メカにしては随分と軽い音だな。それを見て雄一達は、呆然とした。
ピロフ「どうだぁ?凄すぎて言葉も出ないだろ。」
不藤雄一「いや、そうじゃなくて...」
ペロフ「じゃあ、何で何も言わないの?」
不藤雄一「いや、まさかと思ってね...」
プロフ「まさかって?」
不藤雄一「これ...素材段ボールじゃね?」
パロフ「何故、分かった?」
不藤雄一「いや、だって見た目が段ボールだから。な?池谷。」
池谷和也「まぁ、巨大なウサギに見えない事もないけどな。」
あー、だからあんな腰の抜けたような感じの音だったのか。っていうか、段ボールでメカって...かなり脆くないか?
パチパチズ「メカ馬鹿にするなよー!」
人形作者「まだ、馬鹿にはしてないよ。」
という事は、今から馬鹿にするのだろうか?
ポロフ「そうか。とりあえずお前らは、ここでお陀仏じゃー!!」
そして、ポロフがスイッチを押そうとした直前...
池谷和也「よっ。」
ゴオオオォォォ!!
池谷がたいまつで、メカ(段ボール)を燃やした。
パチパチズ「ギャアアア、メカがぁー!!」
燃え尽きましたね...。脆いというか、なんというか...。
ちなみに、その光景を見ていた雄一達は、「嘘ぉ〜。」みたいな感じになっていた。まぁ、メカが簡単に火で燃える事なんて滅多にないですからねぇ。...うん、素材がよっぽどの物じゃない限りは。
まぁ、今回はよっぽどの物(段ボール)だったから仕方ない(?)だろう。
っていうか、メカを段ボールで作る方がどうかしている...気がする。
ペロフ「お前ら、何て事をしてくれたんだー!!」
ピロフ「絶対、許さないぞ。」
プロフ「製作費、タダだったんだぞ。」
池谷和也「でしょうね、段ボールだけだから。」
ただのオモチャじゃね?
パロフ「だったら僕がメカを呼ぶ。」
パロフは、ポロフからスイッチを奪い取った。そして、ボタンを押した。
パロフ「ハーハッハッハッ、最強のメカよ出てこい。」
ヒュウゥゥゥ...
ぐしゃ...
パチパチズ以外「は?」
何が起こったか説明しよう。メカが空から降ってきた。そのまま地面に着陸かと思いきや...地面に着陸した時の衝撃を受けきれず、潰れた。−という事である。...脆いなぁ。
雄一達は、思っていた言葉がそのまま出た。そして、さっきと全く同じような状態になっていた。いや、雄一達だけではない。パチパチズも呆然していた。...アナタら、作った張本人だろ。
プロフ「何で、崩れたの...?」
池谷和也「こっちが聞きたいよ。」
パロフ「くっそ、もう一度だ!!」
ポロフ「あー、実はそれね...」
ポチッ...
ポロフの言葉を聞こうともせず、パロフはスイッチを押した。
ヒュウゥゥゥ...
ガジャン...
今度は壊れなかった。よかったと安心した次の瞬間...
びよ〜ん。
全員(作者も。)「は?」
今度はメカの両足のネジが全てとれて、まぁマンガや小説にありそうなのだが、足がバネになって空中にジャ〜ンプという状態になった。言い忘れていたしたが、これも一応(?)ウサギ方です。
メカが、ぴょ〜んぴょ〜ん何回かジャンプすると、ペロフがある事に気がついた。
ペロフ「あ、足のネジが全部とれてる。」
ピロフ「本当だ、あちこちに散らばってる。」
ポロフ「だね。いつのまに...」
多分、さっきのあの時であろう。ガジャン...の所でネジが全て外れたと思うがな。
池谷和也「そんな事より、あれヤバくないか?」
パチパチズ「ん?」
池谷が指さしていた方を見ると、メカがぴょ〜んぴょ〜んとしていた。別に大丈夫じゃん。−と、思った次の瞬間...
ドーン!!
メカは爆発した。
・・・
チーン...
プロフ「何で、爆発したんだろ。」
人形作者「こっちが聞きたいわっ!!」
原因は、不明でございます。逆に、あれからの爆発をどう説明しろと?
パロフ「じゃあ、次のメカを!!」
すると、パロフはすかさずボタンを押そうとした。
ポロフ「あー、それ以上押しちゃダメ。」
ポチッ...
それを聞かずにパロフはボタンを押した。しかし、何も出てくる気配がない。
パロフ「あれ?故障かな。」
ポチッ...ポチッ...ポチッ...ポチッ...ポチッ...
プロフ「それ以上やったら、爆発しちゃうよぉ。」
パロフ「煩い!!プロフは黙ってろ。」
プロフ「はい...」
プロフを押し退けると、パロフは再びボタンに手をかけた。
−っていうか、パロフは凄い偉そうだなぁ...。そして、プロフはすぐに引いたなぁ...。
パロフ「今度こそ、史上最強のメカの登場だぁー。」
パチパチズ以外「へぇ〜...。」
この4人、もう期待などしていなかった。...さぁ。ボタンを押すと、どうなるか?
今まで通り、メカが出落ちぎみに壊れるのか壊れないのか。それ以外なのか。
ポチッ...
パロフはボタンを押した。すると...
チュドーン!!
パロフ「ぎゃあああぁぁぁーーー!!!」
持っていたスイッチが大爆発した。
パロフ「なん...で、爆発...した...の?」
プロフ「だから、言ったじゃん。」
パロフ「ゲホッ...」
パロフは口から黒い煙を出した。まぁ、よくアニメであるような感じである。
ドサッ...
パロフはその場に倒れた。まぁ、爆発をまともに受けたためか体からは煙が出ている状態で気絶した。まぁ、自業自得とでも言っておこうか。
不藤雄一「帰っていいかな?」
完全に飽きてきている雄一達である。
パチパチズ(パロフ以外)「あかんわぁー!!」
池谷和也「まだ、何かあるの?」
すると、ポロフはまたもどこからともなくスイッチを取り出した。
ポロフ「まだ、メカを見てないだろ。」
人形作者「見たよ、いくつか...壊れたのを。」
五十嵐缶三郎「また壊れるってオチだろ?」
ポロフ「そんな事はない。このスイッチは完全に完成したメカが出てくるんだ。さっきまでの試作機とは違ってな。」
不藤雄一「じゃあ、最初から出せよっ!!」
ポロフ「まぁまぁ。」
ポチッ...
ポロフはボタン押した。すると、パチパチズの前辺りの地面が開いた。すると、中からウサギ型のメカが姿を現した...
ポロフ「これぞ切り札のメカだ。」
不藤雄一「最初っから、これを出せばよかったのに。」
ピロフ「煩い、これでお前達をボロボロにしてやる。」
ペロフ「よし、みんな乗り込むんだ。」
ポロフ・ピロフ・ペロフが乗り込もうとしている中、プロフだけは乗り込もうとしなかった。
プロフ「ねぇねぇ、パロフはどうするの?」
パチパチズ「...あ、忘れてた。」
おい、メンバーなのに忘れてやるなよ。
ポロフ「んー、運ぼうか。」
ポロフは、どこからともなくハンモックみたいな物を取り出した。パチパチズは、それにパロフを乗せると耳で角の4つある棒を1人で1つずつ掴んでそれを持ち上げた。
...言い忘れていましたが、パチパチズは手がありません。あるのは目と口と鼻(あるけど、付いているようには見えない。)と耳と足のみです。なので、手の変わりに耳が物を掴んだり声などを聞いたりといった2つの役割をしています。
体型は、例えると...バスケットボール又は、ドッチボールのボール見たいに胴体は丸っこく、身長は足と胴体と耳を全て合わせて、1メートルぐらいで体を10で言うと、足が2で胴体が4で耳が4ぐらいです。(まぁ、あいまいですがね。)
上空から降ってきたって書きましたが、宇宙から降ってきた可能性もある。しかし、宇宙にもそんな生物はいない気がする。まぁ、パチパチズに関しては宇宙外生命体だと思っておいて下さい。
えー、断言しますが地球上の生物な訳がないです!!(まぁ、似たような形の生物はいくらでもいるでしょうが...。)
そんな事は、おいといて...
話を戻します。
パロフを乗せたハンモックみたいな物を持ってパチパチズがメカの前まで運んでいった。
池谷和也「運んだのは、良いけどさ。それ、どこから中に入れるわけ?」
確かにそうだ。どこにも侵入口みたいなものがない。すると、ポロフはこうした。
ポロフ「ここから。」
ポイッ...
メカの口の中にパロフを放り込んだのだ。まさか、そこが侵入口なのよ。そんな感じに雄一達はなっていた。...っていうか、ポイッって。
そして、その後パチパチズ残りのメンバーも、そこからメカの中に入って行った...
全員、搭乗すると...
キラーン!!
メカが起動した。−と、同時にパロフも目を覚ました。一瞬、「ここ、どこ?」みたいになったがすぐにメカの中だと気づいた。ポロフはマイクのスイッチを入れた。
ポロフ「ワーハッハッハー、これが僕らの切り札。メカ01だぁー!!」
五十嵐缶三郎「何だとっ!?」
五十嵐はかなり驚いた感じだが雄一達は、「ふ〜ん。」ぐらいな表情だった。
ピロフ「どうでもいい。見たいな感じで見るなぁー。」
ペロフ「こうなったら、メカの力を見せてやる。」
プロフ「う、受けてみろ。」
パロフ「これが、僕らのメカの...」
パチパチズ「必殺技、サンダー!!」
バリバリバリバリバリバリィィィィィ...
マンガでよくありそうな、電気がメカの両耳から雄一達をめがけて発射された。
五十嵐缶三郎「うおぉっ!?マジか、どこの話の世界だよ!!」
...ここの話の世界だよ。
五十嵐は、思い切り逃げようとしたが雄一達は動く気配がなかった。
五十嵐缶三郎「お前ら、何で逃げねぇーんだよ!」
人形作者「いや、あの動き的に...」
池谷和也「あのサンダーは...」
スッ...(雄一が自分の左下辺りを指さした音。)
不藤雄一「そこらに落ちるから。」
ズドーン!!
予言、的中。サンダーは見事、雄一が指さした辺りに落ちた。それも、雄一がセリフを言い終えるのとほぼ同時に。
ポロフ「あれ?...外れた?」
ピロフ「ゴメンゴメン、照準がややずれてた。」
ペロフ「みたいだね、修正完了。」
パロフ「よっしゃあー。大量に撃ち放ってやる!!」
流れ的に、またサンダーがくるのかと思いきや。
プロフ「無理みたい。チャージまで少し待たないと。」
パロフ「そんなのどうでもいいよ。発射!!」
ポチッ...
パロフはまだチャージがしきれていないのにサンダーを勝手に発射した。
バリバリバリバリバリバリィィィィィ...
再びサンダーが雄一達をめがけてくるが...
パシュンッ!!
途中で消えた。どうやら、エネルギーがたまりきってなかったのに発射したから消えたようだった。
パロフ「何で消えるんだよっ!!後、少しで勝てたのに。」
プロフ「さっき言ったじゃん、チャージまで少し待たないといけないって。」
パロフ「煩い!!プロフは黙ってろ!!」
プロフ「はい...。」
相変わらず、引き際が早いなぁ。なんか、チームワークが悪すぎじゃないか?
その後もメカ内でパチパチズは激しい口論(つまらない喧嘩)をしている。雄一達は、だんだんそれに飽きてきた。
不藤雄一「あれ、壊そうか。」
池谷和也「だな。」
五十嵐缶三郎「どうやって?」
人形作者「こうやるんだよ!!」
《サンダー・スクリュー》(技名は、このかっこを使います。)
ゴオオオオオッ!!
人形作者が両手を前に出すと、そこから太い青色の光線みたいなものが、メカに向かって発射された。(電気なのに、なぜ青色なのかは気にしないで下さい。)
パチパチズは喧嘩していてそれに全く気づいていない。
それがメカの前辺りまでくると、パチパチズはようやくそれに気づいた。
パチパチズ「え?」
しかし、遅かった。
ズドーン!!
パチパチズ「ぎゃあああぁぁぁーーー!!!」
メカにサンダー・スクリューが直撃した。まぁ、気がついたのがほぼゼロ距離だから回避は無理だったのだろう。
チュドーン!!
まぁ、爆発するよな。直撃だからな。
そして、その後。
パチパチズ「わあぁぁぁー...ぁー...ぁ...ー...」
キラーン。
アニメでよくありそうな、吹っ飛び方をして天空の彼方に飛んでいった...
不藤雄一「帰るか。」
池谷和也「だな。」
その後、雄一達はすぐさま自分達のビルに帰って行った...
ビルに帰宅後...
不藤雄一「何か、今日は無駄に疲れた気がする。」
池谷和也「まぁ、あれが原因だろうな。」
あれとは、おそらくパチパチズとの戦闘擬きの事であろう。
五十嵐缶三郎「なあなあ、寝ようぜ。」
お前は、寝る事か食べる事しか考えられないのか。
人形作者「そんな事より、これ見てみ?」
人形作者は例のモニターを雄一達に見るように進めた。雄一達はモニターを見た。まぁ、もちろんパチパチズの姿が見えた。
しかし、少し様子がおかしい。何やら言い合っているようだった...
ここからは、パチパチズのビル内での会話です...
ポロフ「たくっ、パロフのせいで作戦失敗だよ!」
ピロフ「そうだよ、反省してよ。」
ペロフ「まぁ、そんなにメカは修理費かからないから良かったけどさ。」
ポロフ「そうだよ。それに...」
プロフ「どうするの?僕がケガしちゃたんだよ。」
あらあら全てをひっくるめると、色々と大変な事になっていますね。
パロフは、メンバー全員から言われている事を静かに聞いていた。流石に自分が悪かったと反省していると思っていると。
パロフ「そんなの知らないよ。それにケガしたなんて、どんくさい自分が悪いでしょ。それに、多数で1人せめるのは卑怯だよ!」
何て奴だ。自分が少しでも悪いと認めずに被害者に向かって、「悪いのはお前だ。」みたいに責任転換をするとは...。
パロフ以外のパチパチズ「むぅー、調子の良い事ばっか言ってー。」
パロフ「本当に知らないもん。だいたい偉そすぎなんだよ、明日から僕に逆らったら出ていってもらうからな!!」
お前自身が言える事ではないだろうに。
プロフ「それは、酷いよ。」
今にも泣き出しそうなプロフ。
パロフ「煩い!!泣くなら泣け、この弱虫。」
プロフ「酷いよ、うわ〜ん。」
ついにプロフは泣き出してしまった。
パロフ「ふんっ、この弱虫が!いいか、お前らも明日から僕に逆らったらただじゃおかないからな!!」
パロフは言いたい事だけを言うと、奥の部屋に入って行った。プロフは今もなお泣いている。他のパチパチズは、3人共しゅんとなっている状態になっていた。
ここからは、雄一たちのビル内の話になります。
不藤雄一「何か、凄い事になってるな。」
池谷和也「仲間割れに、近い状態だよな...あれ。」
人形作者「どうなるんだろうな。」
五十嵐缶三郎「まぁ、考えても仕方ないだろ。」
それは、そうである。すると、雄一はモニターの電源を切った。
不藤雄一「そうだな。まぁ、寝るか。」
池谷和也「だな。」
そして、こちら側のビルの4人は寝るのであった...
さてさて、これからどうなる事やら...
えー、作者何回か出てきましたね。
空間引き裂くとか、ありえねぇーよ。
っていうか、パチパチズ...仲間割れしちゃいましたね。
この仲間割れが、今後どのようにひびいてくるのでしょうか。(多分、関係ない...。←オイッ!!)
まぁ、次回もお楽しみに。
でわでわ...。