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プロローグ

 国語の成績が良くなかったのに小説を書こうという愚か者が居るらしい。


――私だ――


 基本的に思い付きで書いています。

プロット?

なにそれ?うちでは取り扱って無いよ?


 唯一つ言えることは、

タグに偽り無しということだけですね。


 ――・・・俺は・・・いったい・・・

俺は確か・・・最後に謎の光が見えた様な・・・――


 彼は回りの状況の確認を始めた。


――なんだ、この場所は?


 全く見に覚えが無い白い部屋に自身が居ることに彼は気付いた。


――訳が分からないけど、せめて此処がどんな場所なのか確認しないと・・・?なんだと!!――


 彼は近くの窓から外の様子を確認しようとすると、あるものが目に入った。


――これは俺の手・・・なのか?

なんで小さくなっているんだ!?

それに身体もうまく動かせない、

これは、まさか――


 その時、扉が開き彼の居る部屋に女性が入って来た。そして、女性が近付いたときに女性が大きく見えたことで、彼の予想が正しいことが分かった。


――俺は転生したというのか――


 女性は窓に手を伸ばしていた赤ん坊(彼)の姿を見て、彼には理解出来ない言葉を掛けながら、彼を抱き上げて窓が見える位置に移動した。


――なんだ、これは・・・――


 そこから見えたのは、彼が今だかつて見たことの無い建物が建ち並ぶ光景だった。


――なんだこの建物は、

見たことも聞いたことも無い見た目をしているし、

もしかして、俺は異世界に転生したのか――


 そう、彼は異世界へと転生していたのだった。

 まずは転生した場面からスタートします。


 次話では一気に時系列が変化します。

 だって男の羞恥プレイなんてつまらないでしょう?

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