表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界の平和を願ってます!  作者: sunao
始動編
1/1

大きな声で泣いてます!

場所はセールーン村のとある民家。

村の中のひと際大きな建物の中で

1人の男の子が産声をあげた。


父親であろう人に抱きかかえられながら

おぎゃあと泣きじゃくる赤ん坊。


その男の子の名は「ラインハット」


近くではラインハットの母親であろう人が、

ベッドに横たわりながらも、その表情は

幸せに満ちていた。


「ダ、ダ、ダイアン!僕はどうしたらいいんだい!?

ライが全然泣き止んでくれないんだ!」


「あなた。落ち着いて。あなたが落ち着かないと

産まれたばかりのライはもっと落ち着けないわ。」


「そ、そ、そうだね!よーし。スゥ〜ハ〜スゥ〜ハ〜

少し落ち着いたよ。ほらほら〜ライ〜お父さんだよ〜♪」


「あぅ〜あぅ〜」


「ライはいい子でちゅね〜♪よ〜しよし〜♪

高い高いだぞぉ〜♪」


「ウキャ♪ウキャ♪」


「ふふっ。どっちが子供なのかしら。」



そんな微笑ましい団欒の中心にいたのは

無邪気に笑うラインハットだった。


時は黄王暦2129年。

雪の降り注ぐ満月の夜だった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ