登場人物
※初見の読了は非推奨です。一応ネタバレ対策に最低限のプロフィールや容姿などの記述のみとしていますが、まずはAct.0からお進みください※
※「こいつなんだっけ」とわからなくなった時の参考にしてくださるとうれしいです※
2016/5/24 追加「扶桑朧」
<帝國ロストヰデア 登場人物紹介>
●仄宮秋流 17歳
【概要】主人公。新宿・歌舞伎町は明石高校2-Cに籍を置く天涯孤独の女子高生。学生生活の傍ら新宿で荒事専門の請負人を営み、それ以外にも自発的に魔術師ばかりを狙って殺し回っていることから「魔術師殺し」の異名を持つ。
【性格】ある過去から「この世の人間に生きる価値はない」と考える。非常に冷めた性格で、前述の価値観により自己愛も皆無。最速かつ最適であるとみれば殺人も手段の一つとして厭わない。
【容姿】黒髪のロングストレートを流し、非常に悪い目つきを隠すため普段は赤縁の伊達メガネをかけている。視力自体は良好。身長は165cmほど。
●ベルンハルト・レヒト・シャルラハロート 20歳
【概要】ドイツ出身の吸血鬼。本国での“聖杯”を巡る騒動により極東の大日本帝国へと逃れてきた。歌舞伎町で偶然瀕死の秋流を拾い、“聖杯”を分け与えたことでなし崩し的に共同生活を送ることとなる。家事万能主夫。
【性格】変態だが紳士。基本的に色情魔だが真に惚れ込んだ秋流に対してのみ真剣な風を見せる。秋流を時に「騎士」たる己の「姫」と仰ぎ、それを守り助けるためならば殺人も躊躇いなく実行できる。
【容姿】金髪碧眼、高身長(180cm)。吸血鬼としての能力を使う際などは瞳が緋色に変わる。外出時は白いロングコートを纏っているが家事の時などは比較的ラフな格好をしている。
●七木遥 年齢不詳
【概要】新宿は歌舞伎町に居を構える茶店の主兼情報屋。請負人業の関係で秋流とは顔見知り。自身を「鵺」と称する。
【性格】温厚にして穏健。人間好きを公言するだけあり、常に実力に裏打ちされた鷹揚さでもって若人たちを助ける。
【容姿】朽葉色のロングストレートに、男女不明瞭なほど端正な顔立ちと華奢な体つきをしている。身長は165cmほど。
●神無月巡
【概要】仄宮家の隣人で、秋流いきつけの呉服屋『鮮野』の店主。
【性格】常に穏やかな笑みを絶やさず秋流を見守る心優しい女性。
【容姿】黒髪を簪で結わえ、折り目正しく着物を纏っている。典型的な大和撫子。
●水蓮 17歳
【概要】歌舞伎町自治警察“茨衆”の頭目。秋流にとっての良き仕事相手であり、九重狐呑の腹心でもある。
【性格】間延びした声と底抜けに明るい声色とは裏腹に、遊女たちに無体を働く輩に対しては非常に冷酷。
【容姿】いつも狐目で、黒髪を蓮華の髪飾りでサイドテールにまとめている。服装は華美な街に反し地味な忍服。メリハリのある体つきをしている。
●九重狐呑
【概要】歌舞伎町最高権力者の一人で、蘭玉楼の主。天涯孤独の秋流の後見人を務める。
【性格】さばさばとして後腐れのない、引き際を心得た人間。区分としてはぎりぎり一般人ながら、その「ぎりぎり」のラインを見極めるのに長ける。
【容姿】まさしく傾国の美女に相応しい、絶世の美貌を誇る。その艶やかさはこの狭いスペースでは到底語り切れない。
●飛龍伊織
【概要】明石高校数学科担当、2-C担任であり、明石機関実動員を兼ねる。
【性格】おおらかで適当、まさしく明朗闊達。生徒のためならば熱くなれる真っすぐな人間である。授業もわかりやすいと評判で、生徒にも人気が高い。
【容姿】ぼさぼさの茶髪をうなじでまとめただけの髪型で180cmと高身長。身なりには気を使わないせいでモテない。ヘビースモーカーでいつも煙草の匂いを漂わせている。
●鈴谷抹巴
【概要】明石高校化学科担当、2-B担任であり、明石機関実動員を兼ねる。熊野は嫁。
【性格】寡黙で声を荒らげることは滅多にない。相棒であり幼馴染である飛龍とは真反対である。
【容姿】赤味の無い純粋な黒の髪と黒瞳に、基本的に服装は黒一色。勤務中はその上に白衣を纏っている。女子生徒から絶大な人気を誇る。
●熊野静桐
【概要】明石高校国語科担当、2-A担任であり第二学年学年主任。鈴谷の嫁。
【性格】明るくも厳しい理想的な教師。鈴谷とのラブラブっぷりは飛龍でさえ苦い反応を返すレベル。
【容姿】赤味がかった茶髪のセミロング。勤務中は白衣。胸元にはいつも淡紫の瑪瑙の勾玉をかけている。
●扶桑朧
【概要】明石高校養護教諭であり、明石機関工作員を兼ねる。
【性格】悪戯好きだが面倒見は良い。普段から生徒や教員の様子をチェックしているため観察眼は鋭い。秋流は天敵。
【容姿】適当に切った黒髪と黒瞳に、服は勤務中も私服も黒が多い。自称黒衣の天使。