会議
会談後、秋山はある部屋に通された。
その部屋の中には、一流の能力を持つ指揮官達だった。
「ヘンリー中佐これはいったい!!」
ヘンリー中佐は言った。
「この方々は、艦隊が保有する艦艇の指揮官の候補生です。この中から、艦艇の指揮官を秋山少将に選んでいただきます。」
私は、あっけに取られていた。
「護衛艦隊の中でも、とても有名な艦長ばかり集めたのですか?」
ヘンリー中佐はうなずいた。
「はい、そうです。秋山さんも含めて、自衛隊から一時的に出向してもらいアメリカ本土での指揮官選抜試験をおこないます。このことは、防衛省にも通達してあります。次期は今年の9月初頭に渡米し、一ヶ月間訓練をおこないます。何か質問はありますか?」
少し沈黙が続いた。最前列に座る一人の指揮官が手を上げた。
「私は、今現在護衛艦「ありあけ」の艦長として勤務しています。しかし、艦長が一ヶ月もの長い期間席を外すことはあまりよろしくないと思いますが。どうされるつもりでしょうか?」
ヘンリー中佐は、きっぱりと言った。
「今回は、当分の間は艦隊司令部から一ヶ月間のみ代理艦長を派遣してもらいます。それ以外に質問はありますか?」
だれも手を挙げなかった。
「これで、会議を終了します。」「ありがとうございました」
会議終了後、秋山は候補生になった指揮官と話をしていた。
「あなたが選ばれとは、予想外でした。」
秋山は軽く返した。
「私も、驚きが隠せませんよ!!でも、あなたと仕事ができると思うと私はとても嬉しく思うよ。」
指揮官は吐いた。
「でも、嫁さんには、どのように説明しよう?ごまかしようがほとんどないからな~」
秋山もとても悩んでいた。
「長期間の渡米訓練と私は説明するが…バレたらビンタが飛んでくるからとても恐ろしく思うよ。しょうがないよ。男は嫁に勝てないからね~」
「そろそろ。帰隊しようかな?」
秋山も賛同した。
「そうですね~ 当分は、第一護衛隊群の群司令としての任務を全うしないといけないから帰るよ!!」
「おつかれ!!また、こんどよろしく」
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