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凡人+テロ=バカ

えぇ~~~

編集しました。

キーンコーンカーンコーン。

チャイムが鳴り午前の4時間はこれで終了。これから昼休み!ギャーギャーワーワー騒ごう!

フゥゥゥゥゥゥ!!


・・・・・と、思ってたんだケド、そうもいかない。

・・・ナゼならば。

はい、

僕の隣の席の奴が、元テロリスト(暁)がいるからです。


(超こえぇ。)



思わず心の中で断末魔の叫びを上げてしまった。

何でテロが学校来てるの!?普通刑務所とか何か何かでしょ?

あまりの動揺で何か二回言っちゃったしよ。

ありえねーよ、てか信じたくないよ。

あぁーなんでこんな小説の主人公になっちゃったかなー俺は!?誰かの陰謀か!?

隣をチラリと見、彼の顔をよく見る。

顔面・・・いや、体じゅうが傷だらけ、何でわかるかって?

制服からうっすら傷後が見えてるから。

あの子メチャ怖い。背後に魔のオーラが見えそうなんですけど!

いちよう色男だから最初は女の子に話しかけられてたんだけどそれもつかの間、しばらくしたら女子は話すのを止め静かになった。

俺には分かる、隣にいるから分かる。

痛いほどわかる。わかりたく無いけど。


殺気がヤバい。近ずくと血の匂いがする。


そして、窓を見るとカラスが数羽止まっていた。

暁の殺意で餌にありつけると思ってるのか?

やはりカラスは賢いって感心してる場合じゃない!

このままでは、俺の命が危ない!!

いや・・・・ガチの方で。


しかし、俺には別の考えもあった。

このままでは彼は卒業まで誰とも喋らないで終わってしまう悲しい学校生活を送ることになる。

そう!いわゆる『ぼっち』!!

そこで、なんとしても彼とは仲良くなり、楽しい学校生活を送ってもらうつもりだ。

まぁ友達になれば殺される心配も無いはずぅぅぅ?

自分の思考が信用できないっ!!


大丈夫。会話だけなら心配はいらないだろう。

多分。

いや、本当!誰か俺の命の保証してくれ!!

俺は机から立ち上がり、喉から振り絞るようにして、彼に声を掛ける。

「あの~~」

とりあえず昼飯でも誘うか。

そんな事を思いながら、

暁がこっち振り向いて。

「・・・・・(ギロ!)」

暁が俺をハ虫類のような冷たい眼で俺を見る。

そして、気づいたら天国の親戚達とご対面。




ってなったらどうしよう!

まずいよこれやべーよこれ助けてママ!!


*これは斎藤のシミレーションであり、実際の暁はうとうとして寝ようとしています。



どうしよう。このままシミレーションどうり逝けばあ、違う!行けばされる?殺されるのかこれ?



よし!覚悟は決まった!

よし!

逝け!じゃなくて行け!!斎藤!

俺なら生ける!じゃなくて行けるハズだ!

「あの~。」

「ん?」

案外声は低いのかなぁ~?と、思ってたけど、

良かった。声は怖くない。

よーし!これなら喋れるぞっ!

「良かったら一緒に昼メ「断る。」シをって即答!?」

いくらなんでもそれはないんじゃない!?

俺は今のテンションのまま、感情を言葉にした。

「イイじゃあぁぁぁん!血の匂い我慢するからぁぁぁぁぁ!」

暁が怒りマークを出しながら言い返す。

「そうゆう問題じゃねぇんだよ!」

酷い!この男は!せっかく人が友達になってあげようとしてるのに!こういう人は卒業するまで絶対に、喋らないタイプだなこれは!(さっきも言った)

暁は鞄から『バクダンの作り方』という本を取り出し(なんて物騒な)読みながらこう言った。

「誰かいると目障りなんだよ。」

俺は続けた。

「よく言うよ!そうやって寂しいんじゃないの!?さぁ寂しいなら寂しいと言え!!ヘイカモン!」

「てめー・・・殺されてぇみてぇだな。」

本を机に叩きつけ、静かな怒りを見せた。

しかし、俺は理解出来ず。

「へんだ!そんな簡単に俺がたおせるかと/@!:●@!?」


その瞬間、暁は一瞬で5本のナイフを投げ、俺の肩と足の制服にブッ刺した。これは貼り付けられた!?

はっ早い!

「キッキサマ!何をするか!」

ヨッシモの口調を真似して言うと

「だまれ!ほら見ろ!お前のせいで回りの奴が変な目で見られてんだろうがっ!!」

え?あれは、暁が怖くてもなんとなく友達になりたくても喋れないからチラチラ見てるなんか複雑な感情じゃないの!?(意味わかんねぇ)

エ?マジ?と呑気に言ってるとガチャッと言う音を出し、暁が武器を取り出す。

「おぉぉぉぉぉぉい!!なんで、えぇーとぉ、あのー。なんか出すの!?」

「akだ。(銃名)」

「どーでもいいよ!そんなこと!」

こんな時に銃の種類なんて聞いてない!

ドドドドドドドドドド!!

激しい火薬の匂いとクラスメイトの悲鳴と走馬灯が脳内を支配した。

幼稚園児、小学生、中学生、受験、勉強アレルギー。

いや、最後は違う。





あ、死んだ俺死んだ。

さようなら楽しい学校生活。さようなら青春。俺は八つ当たりで校長を呪ってやる。


・・・・・と思った。

ん?『思った』?死んでも思うことって出来んの?

目を恐る恐る開けると、肩や足のナイフが粉々になっていた。

ワオッ。

「もう俺に関わるな。」

そう言うと暁は机に座った。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

え?何があったの?え、?


んーと・・・・どうやら解放されたみたいだ。

だとすると。・・・・・いける!!!

「へぇんだ!どうせ隣なんだから隣でメシ食ってやる(ガツガツ)」

「・・・・(怒)」

「グチャグチャ!モリモリ!!(食い終わったから物真似)」

「ハァァァァァァァ・・・・・(殺気混じりのため息)」


この後、暁と俺との攻防戦が続いたのだが、

・・・・・・・それはまた別のお話(•エ•)。

次回からキャラクター質問コーナーをやります。

質問おねがいします。

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