テロリストって会うと、メチャ怖い。
この小説はフィクションであり死神学園や太陽学園などは存在しません。
~死神学園~
俺こと斎藤信一郎の学校は、そう呼ばれてる。
ていうか本当の名前も『太陽学園』ていう「うわぁ~。1秒で考えた感パネェ」というまぁなんかダサい名前なんだけど、
え?死神がどこから来た理由?
それはね・・・・。本当は話しちゃ駄目なんだケドね・・・・
え~とね、それはね・・・まぁ俺の話し聞けばわかるよ。(イラついてる??)
でも別にこの裏学校名覚えなくて良いから。
何故かって?うん。だって
これから死神学園なんて名称二度と出ないから。
さて、話を戻そうか。
死神学園とか呼ばれるようになった理由。
それは・・・
『元テロリスト』が転入してきたからだ。
ひぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・?
あれ?驚かないの?
いやだってテロリストだよ?テロリスト。
あ・・・言うの忘れてた。実はそのテロリスト・・・俺の隣の席なんだよ。
ぎぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁ
・・・・。
頼むよぉぉぉぉ!驚いてくれよぉぉぉぉぉぉ!これじゃ俺が馬鹿みたいじゃんかあぁぁぁぁぁぁ!
一週間前。
太陽学園にあるデカい事件が起きる日であった。
「おーい!聞けお前ら!転校生を紹介するぞぉぉ!」
担任の吉本先生が教卓を叩きながら気ダルげにそう言った。
気だるげな顔をしていて今言う転校生の名前を言うことすらメンドクサイと言いたいぐらい気だるそいだった。
今の紹介で3回は「気ダル」言ったがまぁ気にしないでくれぇ。
ヨッシモ(吉本先生のあだ名)が言った「転校生」という言葉をきっかけにクラスがざわついた
『女か、美女か!メスか!?』
『イケメンがいいね』
『このクラスのイケメンは俺一人で十分じゃぁぁ』
と、いう感じのざわめきである。
ヴァカ共が。あ、間違った。バカ共が
そんな「イケメン」とか「美少女転校生」とかそんな都合よくいいこと起きるわけないじゃん。という俺の読者への冷静かつツッコミ型主人公を目指すぜおー!的なキャラ作りは置いといて。
ヨッシモから説明があるらしいから思考回路を遮断。
ヨッシモが、落ち着け落ち着けモブ軍団と言って(なんて失礼な)ざわめきを静めて話を続ける。
一筋縄の汗を垂れ流し、固い口調で口を開いた。
「あ~それがな・・あの・・・うん凄い子がきた・・・うん。」
緊張した様子でその一言を言った。
思考回路オン!
ピコーン!!
すごい子?もしかして。
「お金持ちの子とか?だったらお友達になってください。」
「最低だな、お前。」
最低な先生に最低って言われちった☆テヘペロ
しばらく間を開けてヨッシモが言った台詞はこうだ。
ゆっくり口を開き、息を吐くと同時に
一筋の汗を流し、目を見開き、緊張感溢れるような空気を作り出し
「もぉ良いから言えよさっさと前置き長ーんだよ!」
クラスメイトの河上という奴がツッコミを入れた。
ヨッシモは
「あ、テメ~!!何ツッコミ入れてんだよ!?こういう緊張感溢れるこの流れは小説にとってはガチで必要なんだぞ!」
「うるせーよ!!てか小説いうな!!」
「おいどーすんだよ!?テメー本当はボケ担当なんだぞ!?あーあー漫画サイトに投稿するはずが作者の都合で小説に変更したのにこれじゃグダグダじゃんかよばーか!!」
「せーよ!裏事情バラすんじゃーよ!」
「これも全部作者に画力がねーせいだよ!!」
「バラすなっての!!作者だって頑張ってんだよ!」
「おめーは作者の何を知っている!?画力もねぇ文章力も無いし」
「いつまでグダグダやってんだよ!早く転校生紹介しろよ!」
俺は流石に耐えられなくなってツッコんでしまった。
ヨッシモは「んんん!」と咳払いし、改めてこう言った。
「元テロリストの子だ。」
うぉい。
シーン・・・
先生がそう言ったらみんな黙った。
当たり前だ。本当なんて信じらんないし冗談だとしてもあまりに笑えない。ファックヨッシモ!!
だいたいテロリストが学校に転校するなんてするわけないじゃんか。
しかも今時の高校生が(いや、もしかして中二病?)。
いたとしても少年院であろう。
俺は「えーとぉ、そのぉ・・・うん。」みたいな堅苦しい空気の中、勇気を振り絞ってヨッシモに質問する。
「あの・・・ヨッシモ・・・面白くないんで・・・」
そんな話あるわけないじゃない。
と、信じたい。
「だれがヨッシモだ。(オメーダヨ)吉本先生と呼べ、いやこれはマジだ。マジで元テロだ。暁、こい。」
ガラッ
ヨッシモが言い、教室のドアを開けてその男は入って来た。
その暁って奴は傷だらけ、爬虫類のような冷たく鋭い目が特徴的で髪は白髪で後ろは束ねてる。
殺気に満ちている、うん。
クラスのどよめきを消し去るような冷たい声で
「暁 白目だ。名前が白目と言うのは聞くな。重々承知している。」
と、言った。
それを言ったとたん死に直面したような寒気がした。
なぜなら、ポケットから、護身用だと思うけど、その、オモチャとは思えない存在感を放っているピストルが見えたから。
クラスは一斉に感じた。
(((ヤバい。モノホンだ!!)))
するとヨッシモが頭を掻きながら
「じゃ、暁は、えーと、どこでもいいや。お、斎藤の隣だ。」
ヨッシモが死の呪文(ザ●キ的な)のように言った。
彼は冷たい眼で一発
ギロリ!
と俺を睨んだ
暁君に睨まれた。
怖い。
あの子超怖い!!
そう、例えるなら蛇に睨まれたカエル。
え?俺カエル?
とにかくこうして俺の地獄の学園生活が幕が開けようとしていた。
頼むよぉぉぉぉぉ!!開けないでぇぇぇぇ!
(却下by作者)
うえっきー244です!前書いた小説は失敗したので、今回ちゃんと書きました。
第2話もよろしくお願いします!