第21話 書記デビュー!
その日の帰り道。
私は一人で帰ろうとしていたら、駿くんが
「一緒に帰らない?」と声をかけてくれた。
駿「この間は突然帰っちゃって…ごめんね。」
桃花「いや、大丈夫だよ!」
駿「…」
あ!!いいこと閃いた!駿くんに投票したってこと、伝えてみよう!
そしたらもう私に惚れちゃうわよ!!
桃花「あ、あのさ…!!」
凄く胸がドキドキして、顔が熱い。
桃花「学級委員のやつ、私はね駿くんに投票したよ。が、頑張って。」
駿「…ほんとに?ありがとう!」(ニコッ)
桃花「…(きゅん)」
い、いやいや!!私がドキドキしたらダメ!!駿くんが…駿くんがドキドキするべきでしょ!?投票したって伝えたのよ!
駿くん
顔 普通
耳 普通
全部普通
桃花「…(じーっ)」
駿「どうしたの??何か考え事してる?」
桃花「い、いやいや気のせい!」
なんやかんやあって翌朝になった。
山本先生「学級委員が決まりましたよー!!!」
桃花「!?(え、誰かしら!?!!)」
胸が少しドキドキしている。駿くん、頑張って!
山本先生「駿くん、優芽さん!このふたりが学級委員になりました。おめでとう。拍手!」
ーー
桃花「駿くん、学級委員おめでとう!!」
駿「ありがとう!」(ニコッ)
桃花 (どきっ♡)
優芽「あ、駿くんよろしくね?♡早速役割分担したいから、来てくれる?♡」
駿「あ、わかった。またね、桃花ちゃん。」(ニコッ)
桃花「…う、うん!」
あれ、なんか胸がモヤモヤする
柚希「嫉妬してるの??」
桃花「?!!柚希ちゃん、びっくりさせないでよ!」
柚希「あんた、目にハイライトが無くなってたよ。」
桃花「そんなことないよー!嫉妬してないし!私は余裕があるから(??)どうでもいいの!」
柚希「あっそう(笑)」
桃花「…書記っていつ候補できるかな?」
柚希「今日の5時間目の学活。」
桃花「立候補する!!!」
柚希「はいがんばれ」
5時間目の学活になった。
山本先生「書記…」桃花「はい!!」
山本先生「…まだ何も言ってないよ」
桃花「す、すみません……///」
恥ずかしくて顔が熱い。熱くなりすぎちゃった!
柚希(この子何やってるの…)
山本先生「まあ、桃花さんの言う通り!書記になりたい人は手を挙げて!」
優芽「あっ、先生待ってください…!」
山本先生「??」
優芽「書記なんかしなくても、私がやりますよ…!!みんな忙しいだろうから…!」
駿「…(優芽ちゃん…)」
駿「いや、いいよ優芽ちゃん。忙しくても、やりたい子は、僕達みたいに手を挙げると思うんだ」(ニコッ)
優芽「わ、わかった…」
山本先生「改めて、書記に、なりたい人ー?!」
桃花「はーい!」
シーーン………
クラスメイトの松岡(男)「もう桃花ちゃんに譲るわ、なんかめっちゃやりたそうだし。(笑)」
桃花「…っ///!あ、ありがとう。」
山本先生「なら、決定ですね!桃花さんに決まりー!」
桃花「…(やった!これで駿くんに近づけるわ!)」
駿「桃花ちゃん、よろしくね。」(ニコッ)
桃花「…う、うん!///(ドキッ)」
優芽「あ!桃花ちゃん、よろしくね!」
桃花「…うん!よろしく!」
これが駿くんにお近づきの女…!!!!(?)
許さないわ…!!(??)
いや、優芽ちゃんは何も悪くないよ!なんで私が怒ってるの!?
でも良かった、書記になれて!松岡くんが譲ってくれたし!!
私は胸が高鳴った。
ーー
放課後。私は一人で帰っていた。今日はいい1日だから楽しかったな!
??「ねえ。」
!?!びっくりした!誰!?
後ろを振り向くと
優芽「まさかだけど、駿くんと仲良くなりたいの?」(ニコニコ)
ゆ、優芽ちゃん?突然そんなこと言ってきてどうしたんだろう!?
桃花「ま、まあね…(?)」
優芽「もう、諦めた方がいいよ。」
桃花「!?え、どうして…?」
私はよく分からなかった。なんでだろう?
優芽「駿くんは私の方が多分タイプだよ。
桃花ちゃん、仲良くなりたいかもしれないけど…ごめんねぇ?」
えっ……タイプ???それ、どこ情報なの??
桃花「そ、それは誰から…聞いたのかな…?タイプってのは…」
優芽「桃花ちゃん、垢抜けさせてあげようか?なんかすごい…ねぇ…」
優芽「いや、今の発言やっぱり取り消しね!(笑)とにかく、1年間よろしくね!」
…………。何となく嫌な予感がするわ。
でも、気にするのはやめにしよう!!




