第11話 噂屋の鈴子さん
時は3月になった。
そろそろクラス替えの時期でもあるけど…そんなことより私は気になっていることがあるわ!
休日
鈴子の家に来た。
鈴子は、この間教室で「腹減ったー」と言ってた人だ。
ピンポーン
鈴子「ん、どうしたー?」
桃花「ねえ…噂屋なんでしょ?噂屋の鈴子さん?」
鈴子「うん、まぁね。いらっしゃーい(棒)」
桃花「…あの!駿くんについて知ってることを教えて!!!」
鈴子「は??とりあえず、家入ろっか。」
鈴子の部屋にて
桃花「この部屋臭くない?」
鈴子「うるさいな〜さっきカメムシ入ってきたんだよ。必死に追い出したら、出ていってくれたけど匂いが充満してね。」
桃花「なんで窓開けないの?!」
鈴子「まだ窓の外についてるもん」
桃花「…!??
いや、そこじゃなくて!駿くんについてだよ!」
鈴子「あ忘れてた。何があったか話してみてよー」
桃花「この間ね…」
それは、一昨日のことだった。
クラスの陽キャ女子、優芽ちゃん
優芽「ねえねえ〜私にあだ名つけて!」
駿「えっ…?なんて呼べばいいかな?」
優芽「ゆめたんって呼んで…?」
駿「……え、良いのかい?」
優芽「だめ…?」
駿「わ、分かったよ…ゆ、ゆめたん…」←明らかに困ってる
優芽「よろしくね!」
桃花「そういうことがあったの…!!なんで優芽ちゃんは駿くんを動揺させることが出来るの?なんか彼氏経験豊富なの?!」
鈴子「あ、そこ!?嫉妬とかじゃなくて、駿くんが動揺してたのが凄いからってこと…?(困惑)」
桃花「うんうん」
鈴子「あー…たしか、優芽ちゃんに彼氏はいた。4人。」
桃花「え!?なんでそんなモテるの!」
鈴子「いや知らんがな。そのうちの1人は私。別れたけど。」
桃花「え?」
鈴子「そんなことより、駿くんは優芽ちゃんのことが好きなのか答えてあげよっかー?」(ニチャア)
桃花「え!?!教えて!!早く!!」
鈴子「…」
桃花「…」(ドキドキ)
鈴子「…」
桃花「……駿くんは優芽ちゃんのこと、
好きってことなんだね」
鈴子「!?嘘嘘!安心して。驚かせたかっただけだから!!
駿くんは優芽ちゃんに関して何も言ってないよ。」
桃花「良かったぁ……私の事は?」
鈴子「そもそも、あの人の恋愛情報って聞かないんだよね。」
桃花「そうなんだ…!てか、優芽ちゃんいいなぁ…」
桃花「積極的で、ゆめたんって呼んでもらえてて…羨ましいよ…私も優芽ちゃんみたいになればいいのかな?」
鈴子「…」
桃花「…?」
鈴子「ありのままでいいと思う。周りの真似ばっかりしてたら、面白くないよ。桃花は桃花らしくでいいさ。」
桃花「…!わかった!ありがとう!!」
鈴子「…てか!!」
桃花「!?」
鈴子「桃花、駿くんのこと好きなの!?!?」
桃花「…!?!」
桃花 (あっ!!!鈴子には何も話してなかった!!)
桃花「な、な訳ないじゃん!!!
ただの調査!!!じゃあ帰りますんで!!お邪魔しましたー!」
鈴子 (ニヤニヤ)
次回
ホワイトデー編
読んでくださりありがとうございます。
4月4日の16時、第12話「ホワイトデー」投稿予定です。




