第10話 何事!?
休み時間
桃花「…………」
柚希「あの野郎…!!」
桃花「…似合わなかったのかな??」
柚希「泣かないの!あんたはあいつを惚れさせるんだろ?」
桃花「でもぉ……」
柚希「凹まないの!!」
桃花「…?てか蓮斗は?今日話しかけてこないね。」
蓮斗「……」
桃花 (蓮斗は珍しく話しかけてこないなぁ…元気ないのかな。)
柚希「知らない。体調でも悪いんじゃねーの」
桃花「蓮斗〜今日は静かだねっ!」
蓮斗「は、話しかけてくんな…!」
柚希「あぁん?」
蓮斗「…(冷え汗)」
柚希「今日はどの男子も頼りないね。」
蓮斗「は!?何がだよ!!ただ俺は体調悪いだけだ!」
桃花「え!?珍しいね!保健室行こうよ」
蓮斗「…断るぞ!!」
桃花「一緒行こうよ!」
蓮斗「なんでお前と…!!」
桃花「ほら行くよ〜」
保健室到着
保健室の先生「熱ないよ〜平熱だね。」
桃花「どっかキツイの?」
蓮斗「いや関係ねぇから!!もう帰るぞ!!」
桃花「…行っちゃったぁ」
蓮斗は、保健室からスタスタ帰ってしまった。
桃花 (もう…今日は何となくツイてないなぁ…)
そう思いながら、私は廊下を歩く。
あと五分で授業が始まっちゃう。だから、廊下にはほぼ誰もいない。
すると
??「桃花ちゃん!」
誰?!
駿「ここで何してるの?」
桃花「しゅ、駿くん…!」
朝、あんなに興味無さそうにしてたのに…!今度こそ私が惚れさせる(??)チャンスね!!
桃花「れ、蓮斗を保健室に連れて行ってあげてただけ!まあ先に帰られちゃったんだけどね」
駿「……へぇ!」
桃花「…駿くんこそ、何してるの??」
駿「あ、僕は先生に呼ばれたから職員室まで来てただけ!来月で、終業式だから打ち合わせがあったんだ。」
桃花「そうなんだね!」
桃花 (やっぱり…褒めてくれないままか…)
しばらく無言で歩いていた。
駿「…あのさ!」
桃花「ど、どうしたの?」
かすかに期待しちゃう自分がいる。期待したら、ただ傷つくだけかもなのに。
駿「言いずらかったんだけど…もしかして髪型変えたのって、僕が昨日…」
桃花「!!?!?!」
桃花 (気づいてくれてたんだ…!!!よかった!!)
桃花「え、あ!!いや別に!た、たまたまだよ!たまたま!」
駿「そうなんだね。」
桃花 (何言ってんの私!?たまたまじゃないよ!!めちゃくちゃ気になってたのに!!また誤解させちゃうくない!?)
駿「…似合ってるね。」
桃花「…え?」
駿「そういう桃花ちゃん、中々見ないから少しびっくりしちゃったよ!」(ニコッ)
桃花「!?!?///」
心拍数が上がる。私は顔がとても熱くなった。
桃花「あ、ありがと……///(小声)」
駿「みんなの前じゃ言えなかったけどさ、(ホワイトデー)お返し楽しみに待ってて。」
桃花「う、うん…!」
本日(4月3日)20時、第11話投稿予定です。読んでくださりありがとうございます。




