表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

1分で読める物語

ガトーショコラ

作者: ゆい

1分で読める物語

1話完結

毎週土日更新


第22話「ガトーショコラ」

僕達のきっかけスイーツ

大学の 

門を出てから歩いて5分

 

白くてまあるい砂利道と 

綺麗に並んだ新緑のブナ


その先に 

蔦でドレスアップした

洋館ひとつ カフェハウス


午後の授業がない時は

ウェイターとして

人間観察 


決まった曜日の 

決まった時間

小さな足音 黒髪さらり


うつむき加減で 店内へ

決まった座席に 

手を添える


木曜日の君

無口なお花に つけた名だ


何のひねりも

無いじゃないかと 

言う同僚に 

そうなんだよねと 

笑って返す


いつもブラック 一杯だけ

いつも夢中に 読書時間


思いきってお薦めしてみた

当店自慢の ガトーショコラ


コーヒーカップのお隣に

甘いショコラが お邪魔する


カカオの香りと生クリーム

小さく崩して 

まずはひとくち


透明だった ガラスの瞳が

虹色に染まり きらきら輝く


細い左手 口にあて

白い頰が 桜色


初めて見た顔 

華奢な肩が 小さく踊る

可愛い可愛い 可愛すぎる


ここは慌てず 距離感大事

いきなり詰めたら 

きっと逃げちゃう


ちょっと親しい 

ウェイターさん

まずはここから始めてみよう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ